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スポーツ医学を指導現場で活用するために

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さて、本日のテーマは、

スポーツ医学を指導現場で活用するために

ちょっとテーマが壮大なので、自身の前職で取り上げていただいた記事を読み返しながら、本日の記事内容を考えています▼

アスレティックトレーナーの育成現場で5年間働かせていただきました。
組織の中間管理職として、また学びを提供する側として、あたらせていただきましたが、育成を担当する側の立場の自分の方がとても多くの学びを得ることができたと思います。

スポーツ現場にもっとスポーツ医学的観点を浸透させたいし、活用していただきたいとさらに強い想いをもった経験でもあります。

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●そもそもスポーツ医学とは

ざっくりとスポーツ医学ってなんだろう、と考えると▼のように表現できると思います。

スポーツ科学 × 医科学

自身が大学院で取得した学位が、「博士(スポーツ医学)」なのでよく質問していただけるのですが、『スポーツ医学』を一言でいうとこのようになります。

スポーツに関連する病気やケガなどの診断・治療・予防ならびにリハビリテーションやトレーニングについて研究し実践する学問

つまり、扱う領域としてはとても広い分野となります。
言い換えれば、「スポーツ」と「医学」に関わる科学全てを取り扱う、応用科学領域、複合領域分野とも言われます。

人に関すること、そして「スポーツ×医学」なので、多岐にわたる知見を活用し、スポーツ現場から基礎領域まで関わってきます。

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●スポーツの医学と医学のスポーツ

スポーツ医学分野では、大きく分けて「スポーツのための医学」「スポーツによる医学」「基礎領域」を取り扱います。

中でも、スポーツの現場では競技者向けに「スポーツのための医学」「スポーツ(運動)による医学」を取り扱う場合が多いです。

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▲授業のスポーツ医学概論部分資料を一部抜粋

スポーツ医学の基礎領域は、コーチングや指導方法論の根幹となる共通の学問部分なので、厳密にはとても密接には関わってきます。
しかしながら、基礎部分なのでその知識や知見が主になった応用がスポーツ〇〇学として活用されることが多いですね。

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●スポーツ医学は「パフォーマンス向上」と「コンディショニング」に影響を及ぼす

まず、パフォーマンス向上に関しては、大きく影響を及ぼす領域としては、「コーチング分野」だと思います。
各競技の指導方法論が主だったところになりますね。選手のパフォーマンスのプラス(+)方向へのベクトルをいかに伸ばすかが問われます。

逆に、パフォーマンス向上で見落とされがちなのですが、マイナス(-)方向へのベクトルをいかに伸ばさないようにするかはコーチング・指導現場でとても重要だと思っています。

その役割を担うのが、スポーツ医学であると感じています。

言い換えれば、「ケガをしないで競技や練習を行い続けることができる」ことに大きく貢献するのが現場でのスポーツ医学の活用方法なのだと思います。

具体的には、上述の図にあるような項目があります。

・「メディカルチェック」で選手それぞれの傷害の先天的・後天的リスクを抽出すること
・「コンディショニング」で日々の食事/体調管理、リカバリーなどを調整したりすること
・「運動プログラム」の中でリスクの高い動きの動作評価や修正を行うあるいはリスク低減のためのウォーミングアップやクーリングダウンを適切に行う
・「予防トレーニング」として、基礎トレーニングの実践(インナーマッスルトレーニングや相対的に低い筋力部位の補強トレーニングなど)や爆発的筋力発揮やSSC活用トレーニング前の筋刺激を入れるトレーニングなど

※上図には載せませんでしたが、「アスレティックリハビリテーション」としてケガからのリハビリの中でよりパフォーマンス向上に役立つ部分を補填していくことも

選手自身がこのようなスポーツ医学を活用できる環境にしたいという気持ちはもちろん。
コーチ・指導者の方々が現在の指導をさらに良いものにする、いちツールとしてスポーツ医学からもヒントを見出していただければいいなと思っています。

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今日はここまで。

お読みいただき、ありがとうございました!

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●藁科 侑希(わらしな ゆうき)
 大学教員として、教育・研究現場で活動中。また、スポーツ現場でもトレーナーやコーチとして活動。選手や学びたい人にとって、最良のアドバイザーであることをモットーに、肩書きにとらわれない現場目線のサポートを模索中。
#西野亮廣 さん #けんすう さん #堀江貴文 さん #落合陽一 さんによく影響を受けています。
 #西野亮廣エンタメ研究所 #タムココサロン #アル開発室 サロンメンバー

【現在の大学担当授業】東京経済大学・千葉大学・日本女子体育大学

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【保有資格】

博士(スポーツ医学 筑波大学)
日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ3
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツコーチ
日本障がい者スポーツ協会公認中級障がい者スポーツ指導員
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツトレーナー
NSCA認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト
NSCA認定パーソナルトレーナー
高等学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
中学校教諭専修免許(保健体育科 茨城県)
赤十字救急法救急員

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