【3分で読む大人のエッセイ】　「ポジティブ。で、何？」　【1700文字】

いつだってポジティブでいたい。
明るく、前向きに生きていきたい。

私たちが落ち込んでいて励まされる時、かけられる言葉は決まって

「元気出していこうぜ」だ。

聞きすぎて鬱陶しいとすら思っている訳だが、

今回はポジティブでいるとどんないいことがあるかを具体的に整理し、
なんとなくうざったいと思っていた「ポジティブ教」を論理的に解明して「ふーん、いいとこあるんだね」ぐらい思って帰っていただこうと思う。

①ポジティブ思考はレジリエンスの向上させる。

レジリエンス（resilience）とは、困難をしなやかに乗り越え回復する力のことで、「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」などと訳される。精神的回復力というやつだ。

人生には挑戦がつきものだが、ポジティブな考え方を持ち続けることで、前向きに未来を見据えることができる。

自己肯定感を高めるためにもポジティブ思考は大切であり、
自分を肯定し、自分の強みや長所を認識することで、自信を持って自己表現や挑戦ができるようになる。

自己肯定感の高い人は自分の価値を認識しており、他者とのコミュニケーションにもポジティブな影響を与えることができる。

②ポジティブ思考は創造性と問題解決力を向上させる。

問題に対して前向きな姿勢を持つことで、新しいアイデアを生み出す力が高まるのだ。

また、困難な状況においてもポジティブなアプローチをすれば、問題を解決する力が養われる。
より良い人間関係を築くためにもポジティブ思考は不可欠だ。

例えば、ポジティブな姿勢を持つ人は周囲とのコミュニケーションが円滑で、共感を生み出すことができる。

したがって、相手に対して前向きなエネルギーを送ることで、より良い関係性を築くことができるだろう。

目標達成を促進するためにもポジティブ思考は重要だ。
前向きな考え方は目標に向かって努力し、進歩を維持するためのモチベーションを高める要因となる。

ポジティブなエネルギーは目標達成へのエンジンとなり、途中で諦めることなく目標に向かって突き進む力となるのだ。

③ポジティブ思考はストレスの軽減にも効果的である。

ネガティブな考えはストレスを増大させる一方で、ポジティブな考えはストレスを和らげる効果がある。

悩みがなくなるわけではないが、悩む時の精神状態が良いか悪いかで出てくるアイデアも、解決するまでの時間も大きく変わるだろう。

ストレスをコントロールすることで、心身の健康を保ち、より積極的に人生を歩んでいくことができるのだ。

④ポジティブ思考は幸福な感情をもたらす。
幸せな気持ちは、健康や人間関係、仕事などの生活全般に好影響を及ぼすことは言うまでもない。

幸せな気持ちを持つことで、日常の小さな喜びを感じることができるようになり、人生全体の幸福度が向上する。

⑤ポジティブ思考は社会的影響力を向上させる。

ポジティブな人は周囲にポジティブな影響を与えることができる。
居心地がいい場所やパワースポットに人が引き寄せられるように、勢いや活気を分けてくれる人間のもとに人は集まる。

エネルギーの中心にいる人間は頼られ、尊敬され、
その結果、社会的な影響力が向上し、より良い社会を築く一助になるのだ。

⑥ポジティブ思考は人生において希望を持ち、自らの可能性を信じることができるようになる。

私たちの人生の主人公は私たち自身である。
そう言う意味で、最も重要な能力は他人を動かすことでもお金を稼ぐことでもない。

自分自身の可能性を信じられることだ。

困難に直面しても、ポジティブな考えを持てることは希望の光となり、前向きな行動を促す力となるだろう。

人生には様々な試練があるかもしれないが、希望に満ちた未来を歩もう。
ポジティブな思考と行動が、あなたの人生に輝きと成長をもたらすから。

明日は、ポジティブ思考で居続ける方法について書こう。

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