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省エネしているので、ウツにならないのです

サバイバルスクールでは、生死を賭けた状況でとるべき行動を、四つの単語で教えるインストラクターもいる(中略)このスキルがあれば、そうした極限状態を回避することができるだろう。計画を立てると同時に、それに代わるバックアッププラン、代案を用意することが特に重要である。無謀な行動に出る前に、あらゆる事態に備えて代案を用意しなければならない(中略)サバイバルとは適応、順応である。適応、順応とは変化である(中略)不慮の災難に巻き込まれないですむ人は、周囲の状況をはっきり見つめ、その変化を捉え、それに順応して行動を変える人である。サバイバルスクールのインストラクターのマーク・モレーが話してくれたが、「都会の人たちは、ものごとは変化しないと思い込んでいる。しかし変化しないものなんてない。それに気づかないと、殺される。遅かれ早かれね」

情報分析官

合理と非合理を組み合わせることで、色気が生まれる(中略)色気は、自分と違うゾーンにいる人

情報分析官

「科学的」とは「合理的」ということです。

情報分析官

意外なことに、天気が悪いときには記憶力が高まる

情報分析官

文化によって(一般論だが)現実世界の見え方(パースペクティブ)がどれだけ違うかということがはっきりと現れている。

情報分析官

「アイスホッケーの神様」と称えられるウェイン・グレッキー(中略)グレッキーには、エネルギーをムダづかいするということがなかった。彼は、正しい時に正しい場所にいる能力を培っていた(中略)グレッキーは小さいころから、父親に「パックがあった場所じゃなくて、パックが向かう場所に滑っていくんだ」と教えられていた。

情報分析官

省エネしているので、ウツにならないのです。

情報分析官

サイコパスは何か報酬があれば、くだらないことに惑わされずにやるべきことをやり遂げるのに長けている。そして物事を個人的な屈辱として受け止めたり、気にしすぎたりして、惑わされることはない。

情報分析官

本当に必要なのは、私たちが子どもの頃から教えられてきた神話を見抜けるようになること。これに尽きる。その神話を吹き込んだのは医師・両親・教師

私たちは誰かに先入観を植えつけられると、まだ会ってもいない人を好意的に、あるいは否定的に見てしまいがちだ(中略)覚えておいてほしい。いったん「こいつは信用ならない」と思い込み、その人物と再会するのをやめてしまったら、自分の先入観が間違っていたことを知る機会はなくなってしまう(中略)行動科学の用語で「初頭効果」

たとえば親から〝あの人には欠点がある〟と教え込まれると、成長してもこの悪意のあるアプリケーションをアンインストールできなくなる。

情報分析官

中国の禅師僧璨は、次のように書いてる。完全な道は、それを選ぼうとする者にとってのみ険しい。好き嫌いをしなければ、すべてが明らかになるだろう。

誤った思い込みは、大人になってからよりも幼いうちに取り払ったほうがいい(中略)学ぶための最善の方法は教えること

学ぶための最善の方法は教えること

ストレスが健康に悪影響を及ぼしていると考えている人たちの死亡率は41%も高かいことがわかった。いっぽう、強いストレスを感じてはいるものの、そのせいで健康に悪影響が及んでいるとは思っていない人たちの死亡率はとくに高くなかった(中略)どのように考え、どのように対応するかで、ストレスという経験そのものが変わってくる(中略)人間は心配をすると「安全策」をとるようになる。すると生き延びる確率が高くなる(中略)つまりは心配する人のほうがより深く思考する(中略)ほかの研究では、心配性と長生きに関連性があることが報告されている(中略)心配するからこそ、僕たちは考える。心理学教授のカニンガム博士は僕にこう言う。「心配は、一種の問題解決のかたちなんだ。君はその問題を頭のなかで何度も何度も考え、効率よくコントロールできないものか、なにか先手を打てないものかと思案するのだから」

愛想が悪いとみなした相手が、本当に愛想が悪いのかどうかを見極める機会はほとんどないだろう。相手の愛想が悪いといったん決めてしまったら、その相手に近づく必要はなくなる。楽しく話しかけられる人は、ほかにたくさんいるのだから。さらに、特定の状況にいる人物の行動は正しく予測できても、その人物について完全に思い違いをしてしまう、ということもありうる。十代のマコールが経験した戸惑いの理由の一部も、そこにあった。試合で攻撃的なところを見せていたホッケー選手は、リンクの外ではナイスガイだったのだ。

情報分析官

ストレス(外的な要求や脅威)が増大すると、脳の覚醒レベルが上がり、それによって、パフォーマンスも上がる(中略)ダイノルフィン───いわば、不快を生じさせる麻薬だ。神経系に広く散財し、さまざまな衝動や情動を人に抱かせる。人生同様、脳にも人を動かす必要悪が存在する。不快感、嫌悪感、反感、そういったものはすべて、人が幸せになるために欠かせない。ダイノルフィンによって警戒心が生まれ、それによって人は脅威にさらされていることに気づける。

危機的状況においては、不安の強い人たちのほとんどが、なすべきことにぴたりと照準を合わせて、まっすぐに突き進んでいった。何を頼まれても断り、親切心もかなぐり捨てて、危険を知らせて警告し、ただちに救援を得ることができた。危機的状況では、不安感の少ないハッピーな参加者よりも、不安の強い人たちの方がずっと有能だった(中略)不安には次のような意外な事実がある。状況によっては、不安感の強い人が望ましい。チームに1人は不安感の強い人間が必要だ。不安がなければ、小さな問題があっという間に大惨事に発展する(中略)不安感の強い人は、炭鉱内のカナリヤのような、あるいは歩哨のような役割を果たす。誰よりも早く危険の兆候に気づいて反応することで人々を助ける。

人生とは、オープニングシーンがとっくに終わってしまった後から見始めた映画のようなものであろう。そして、私たちは物語の大半を残して、結末へと至るずっと前に席を外さなければならない。実際に見た、複雑なほんの数分を理解するためには、たくさんのことを知らなければならないということを、私たちは敏感に感じ取っている。もちろん、何を知らないかを正確にはわからないので、うまく質問を組み立てることができない。

知らずにいることを選んだとき、人は自らを無力化している。そしてあえて現実を直視することを選んだときは、自らに希望を与えている。見て見ぬふりは自分の意思で行われるものであり、経験と知識と思考と神経繊維と神経症がたっぷりと混ぜ合わされてできているものであるという事実

福島原発事故までの数十年間、放射性物質について学ぶ機会がなかったのであれば、回覧板を回さない者が周囲にいたと考えるのが普通です。したがって、回覧板を回さない者たちと一緒にいることが問題であり、それが病気などの原因になっているのだと思います。電話のない時代であっても、手紙は数人の人を介して人々に届いていたことを理解すべきである。私自身、個別にお返事する時間がないのですが、「マインドウィスパリング スペース 調べたいワード」でnote内検索していただければ、詳しく検証した記事が見つかると思います。

関連リンク↓

https://note.com/wandering_1234/n/n5cc29e27bedd

https://note.com/wandering_1234/n/n76f60c7da729


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