潰瘍性の疾患は、ストレスとの関係が指摘されていますが、これはストレスが顆粒球増加を促すというメカニズムで発症(中略)悪者と化した顆粒球が最初に反応するのが粘膜の常在菌です。増えすぎた顆粒球は普段ならほとんど攻撃しない粘膜の常在菌を過剰に攻撃して炎症を引き起こします。最も深刻なのが粘膜への直接攻撃です。常在菌が少ないときでも、顆粒球は自らが出す活性酸素で粘膜組織を破壊する(中略)こうして体のあちらこちらで化膿性の炎症が起き始めます(中略)さらに悪いことに、顆粒球が増えると、粘膜上で顆粒球が役目を終える際に発生する活性酸素の量も増えてきます(中略)さらに、体のあちこちの粘膜で組織破壊が起き始めます。レベル5になると、がん、胃潰瘍、潰瘍性大腸炎、十二指腸潰瘍、白内障、糖尿病、通風、甲状腺機能障害、クローン病などが出てきます───安保徹医博(著書名失念)