AI時代の履歴書添削?in Canada
日本の職安みたいなWorkBCで履歴書の無料アシストがあったので受けてみました。
履歴書アシストの予約を入れたときに言われたのは2つ。
・事前に自分で履歴書を作成しておくこと
・可能なら自分のラップトップを持参すること
誰でもできそうなボランティアのための履歴書だったし、パートやボランティア程度でそんなに真剣に履歴書みるの?と正直思います。
なのでいろいろ書くよりも見やすさ重視で作ってみました。
”AI”が読みやすい履歴書?
履歴書作成はワードのサンプルのテンプレート(下のサンプル)を利用し、シンプルにまとめました。
テンプレートに合わせて記入したので楽に作れたし、見た目も悪くないでしょう、ぐらいに思って、1対1の添削ミーティングに臨んだところ、
担当者が私の作成した履歴書を見て、開口一番言ったのが↓
「フォントとスタイルを変えようね。AIが認識しにくいから」
えっ、AI?
そして私の履歴書のフォントはAIが読み取りやすいらしいVardanaに
変えられ、担当者は2分割したPC画面に
横書きの定番フォーマットの履歴書をコピー&ペーストしながら、
サクサクと新規作成していきました。
まず誰にとって読みやすい履歴書を作るべきかのその答えが、
AIだったとは・・・・驚きです。なんで?
”AI”におまかせ
次は職歴の部分の修正です。
上のワードのテンプレートに合わせて、
職歴ごとに業務内容を詳しく書かなかったんですが、職歴については
次の様に具体的に書いてアピールするように指導されました。
どんな業務をしたのか、
何ができるのか、
どんな能力が必要だったのか、など
と言ってもアルバイト程度の仕事しかしていないので、
職種を見たら大体何をやってるか、何ができるか、なんて
言わなくてもわかるでしょう、というぐらいの内容なんですが、
ちゃんと書きます。
ここでAIの登場!
担当者は音声入力でチャットGTPに
「履歴書に書くための○○の職種の業務内容の詳細と必要な能力を書いて」
と質問します。
するとチャットGTPはいともたやすくスラスラと履歴書の職歴の業務内容や能力を箇条書きにして書き出してきました。
それをまたコピー&ペイストして新規作成履歴書に加えていきます。
さらに私が書いた志望動機や意欲、自己PRについても
そのポイントやキーワードをチャットGPTに伝え、それらを再編集するようにリクエストしました。
するとこちらもチャットGPTによって、あっという間に洗練された意欲的な文章に生まれ変わってでてきました。
そしてコピー&ペイスト。
そうこうするうちにデザインを整え、あっという間にAIフレンドリーで有能そうな意識高い系の履歴書が出来上がりました。
私の履歴書の指導担当者は、私に仕事で何をやってきたかを聞き取りするのではなく、チャットGPTへの質問で履歴書を作成していったのです。
ちょっと本人が無視された気分もしますが、こうしてAIを利用することで本人が見落としていることに気づくこともあります。
AIで作成したから終わりではなく、自分なりの修正は可能なわけですから、
あくまでも主導権は自分にあると考えればいいですよね。
”AI”利用で時短
それにしてもです。
私が履歴書に費やした何倍もの時間と労力は一体何だったんでしょう?
初めからAIでやってたら苦労せずもっと早くできたでしょう。
AIをいかにうまく活用できるか、今時はベーシックな能力に
なってきているのかもしれませんね。
これがAI格差なんでしょうか?
上手くAIを取り入れることで時短かつ質の向上もできちゃうですから。
はっきり言えない気分の悪さも残りますが、利用できることは
した方がいいんでしょうね。
私が使っているのは無料版のチャットGPTなので、回答やできることの限界があるように感じますが、有料版になるとすごく違うんでしょうか?
知合いの30代も会社の資料作成のためのデータを分析に有料版のAI機能を使っているそうです。おかげで時短ができているし、今となってはないと困るものになっているようです。
道具として使うAI、皆さんはどんなチャットGPTをはじめ、どんなAIを使って、どんなことに役立てていますか?
よかったら教えてくださいね。
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