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#note映画部
「Sex Positive Magazine」について
こんにちは。
映画ジャーナリスト、セクシュアリティジャーナリストの此花わかです。
私はNYのファッション工科大学(FIT)を卒業後、シャネルや資生堂アメリカのマーケティング部門で働いていましたが、2007年に夫の転勤で日本に帰国し出産・育児をきっかけに、ファッション、カルチャー、ジェンダーや映画をテーマに女子SPA!、日刊SPA!、BizSPA!、FRaU、VOGUE GIRL、Pen、シネマ
映画『17歳の瞳に映る世界』米・少女を取り巻く「無自覚な性暴力」と「中絶論争」に切り込んだロードムービー
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7月16日(金)に公開される『#17歳の瞳に映る世界』は17歳で妊娠してしまったオータムが、いとこのスカイラーと一緒に地元ペンシルベニアから、保護者の許可なしに中絶できるニューヨークへ、長距離バスで向かうロードムービーだ。ざらざらとしたフィルムの質感、少ないセリフ、オータムを演じたシドニー・フラニガンとスカイラーを演じたタリア・ライダーの繊
映画『シンプルな情熱』にみるセクシュアリティの本質。「性の神話」を打ち破り、フランスの男と女で評価が分かれた原作
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1992年のフランスで「シンプルな情熱」という私小説が生まれた。著者は当時52歳だったアニー・エルノー。彼女は、10歳余り年下の既婚者男性との1年にわたる性愛を小説にしたのだった。本書は出版されるや否や、国内でベストセラーになったが、文壇の男性たちからはその文体がシンプルすぎると厳しく批評された。一方、フランスの女性の書評家たちか
ターバンから読み解く、『クルエラ』に潜む「性の権利」~日本文化の影響もあった?~
スウィンギング・ロンドン、ジャパニーズ・アヴァンギャルド、そして、ターバン
★クルエラと「スウィンギング・ロンドン」
エマ・ストーン演じるクルエラがヴィヴィアン・ウエストウッド調のドレスをまとい、エマ・トンプソン演じる敵役バロネスに闘いを挑む。男爵夫人のバロネスと孤児でスリのクルエラの闘いは、「英国の体制v.s.若者文化」がぶつかりあった、「スウィンギング・ロンドン」を描いていることは明らかだ