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【わかばルームのすきま教材・構音】文のれんしゅう「じゃじじゅじょ」

どうも、わかばルームです!ご閲覧、ありがとうございます!

「じゃじじゅじょ」に「じぇ」がないのは、「しゃししゅしょ」の時にご説明したのと同じ事情で、簡単に申しますと、日本語の「じぇ」のつく言葉は外来語ばかりで、子どもの構音の練習として採用しにくかったからです。思いつくものと言えば「ジェット機」とか、その他に人名・地名ならありますが、どうもちょっと文に含めるのが難しかったので、「じゃじじゅじょ」が言えれば、将来、外来語も日常で当たり前に使うようになる頃には「じぇ」も言えるようになっているだろうという憶測をいたしました。

なぜか「じゃじじゅじょ」の文には、バイオレンス風味の文が増えてしまいましたが、そもそもが「じこ」「じけん」「じしん」「かじ」「かいじゅう」といった単語のラインナップからして元々バイオレンスな音なのでしょうか。いやいや、それは思い込みで、他の音でも同じくらいそうなのかもしれませんけれども。

あまりにバイオレンス過ぎるものは考えものですが、でも、意外に子どもはちょっぴりこういう感じを怖がるどころか面白がって、退屈しないものです。特に⓻が好きな子は多いです。ところがです、なぜかバイオレンスな香りはしない⑩の「かんじ」「すうじ」をちょっと言い淀んだり、それどころか言いたくない!と渋ったりするお子さんに出会うことがしばしばあって、考えさせられます。想像してみるに、「かんじ」「すうじ」が苦手というか嫌いなのですね。「じょうずになるように」と考えるとますます苦しくなるのでしょう。他でも触れましたが、やはり、「文のれんしゅう」で子どもが反応するところを追いかけていくと、子どもの内面が浮かび上がってくるのです。「文のれんしゅう」だけでなく、時折、単語のポインティングや呼称や復唱などでも、そのお子さんの内面をより深く理解する手掛かりになる反応が見られます。

「かんじ」「すうじ」を言いたくない!となったら、私の場合、「ああ、漢字や数字でひどい目に遭っているからなぁ。言いたくないんだねぇ、そうかそうか。いやだねぇ、漢字と数字」といった具合によくよく共感して、想像を膨らませてその子の気持ちを言語化してあげてから、「でも言ってみよう」と促すと、しぶしぶでも言ってくれるようになりやすいので、その方向で対処します。それでこれまで言ってくれなかったお子さんはいないですね。それで、それからというもの、この⑩になる度、そのお子さんは言いながら「かんじ」「すうじ」についての文句を語ってくれるようになったりします。「かんじとすうじがじょうずにならないように」とか、「おじぎしない」とか、勝手に変えて読んだりします。そういうのも、同様に共感と言語化でおつきあいします。そういうのは、内に秘めていた思いを安全な場所で表現できるようになっているわけで、こういうオープンになったところから「かんじ」「すうじ」にどう前向きに付き合っていくかが始まるのではないかと思うのです。だから時間が許す限り、いろんなものが湧き出てくればくるほど前進する材料がどんどんそろってくるものだとばかりに、おつきあいします。その上で「文のれんしゅう」をちゃんと課題としてはやり遂げてもらうようにすれば、子どもにとって多層に自己肯定感のある体験となるはずです。

さて、話は変わりますが、もうひとつ面白いことがあって、⑤の「だいじょうぶでしたか」や⑥の「じゃまをしないでね」の「か」「ね」のような終助詞を付けた文を用意すると、気持ちを込めてかわいらしく言ってくれる子がしばしば現れて、練習が楽しくなります。実のところ、あの子がこんな言い方していたなあと、何年たってもその声の調子まで思い出せるのです。「文のれんしゅう」でたくさん子どもたちと思い出を作ってきているのですね。

●「じゃじじゅじょ」の音を、文レベルで楽しくたくさん練習できるように…と考えました。
●幼児~小1児童が読んで練習できるように、全て平仮名と片仮名で表記しました。
●それぞれの文の「じゃじじゅじょ」の数をポイント(P)で表記しました。
●4~9Pまで全10文です。
●構音の練習用に作成しましたが、他の用途でもどうぞお使い下さい。
●規約の範囲内であれば、個人、法人、公的機関、商用、非商用問わず、ご利用いただけます。
●【ご利用案内と規約】はこちら➞https://note.com/wakabaroom/n/n5d5614f9f0e7
●PDFファイル、A4用紙1枚です。

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