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我が子が不登校になった時の親のメンタルの整え方について【不登校への対応】

現在中1の娘が不登校を始めて8ヶ月。
先日、ここまでの経過を振り返りがてら
ブログにしました。

娘が不登校をスタートさせた時
私は会う人ごとに

「娘が不登校になっちゃって!」

と言って回っていたのですが、
私の知り合いはほぼ全員

「いいんじゃないの?
もう学校に行くのが必須という
時代ではないよね」

「うちの子も不登校ではなかったけど
学校には馴染めてなかったよ〜」

と、
私の住む世界には不登校という
問題は存在しないようで

「娘が不登校になってしまった
可哀想なお母さん」

を演じることも
誰かに甘やかしてもらうこともできず
それはそれで残念に思ったものです。


けれどもママ友や、
同じ年頃のお子さんを持つ保護者の方と
鑑定などでお話しする機会があると

「我が子が不登校になったら、きっと不安で
そんなに落ち着いていられないと思う」

とか

「あなたの家の子だから”ああそうなんだ”
”学校行かなくてもいいかもね”って言えるけど、

他の家の子だったら
”〇〇さんの育て方が悪いから”とか
”ちゃんと学校に来させなよ!”って
思うと思う」

と言われ
(褒められてはいない・・・・よね?)

不登校が問題ではない世界線は
まだまだ一般的ではないんだろうな、とも
感じるのです。


そこで今回は、

我が子が不登校になった時、
多くの人はこんなところに
不安を感じるんだろうな、

それについて、私はこう考えて
こう対応しているよ、
ということを書いてみようと思います。

誰かの何かのお役に立てば。


そもそも私は自分を「お母さん」と思っていない

こどもに何かあったときに
不安とか不満を大きく感じるお母さんは、おそらく

「私がこの子を守らなきゃいけない!
なぜなら私はお母さんだから!」

と必要以上に自分の守備範囲を
広げてしまっているんだと思います。


確かに私は娘の生物学上の母親だし
法律的にも母であるし
まだ仕事もできない13才の娘の生存は
私たち親が握っていると言って
過言ではないのだけれど

それでも「お母さん」というのは
単なる役割の名前であって

私は私
娘は娘

娘の人生の責任を私が負うことは
できないのだと感じています。


私にとって夫やこども達は
この世の中を進んでいく家族という船の
チームメイト。


保護者として与えられる役割は
粛々とこなすけれど

私はあくまでも「私」であって
「お母さん」ではないし

私がいなくなった後のあなたの人生について
責任をとることはできないからね、
自分で頑張るんだよ、

そう思っているし
実際、そう伝えています。


そんなの冷たい!って思うかも知れないけれど
こどもの頃、
親の不安や期待って重荷じゃなかったですか?

こどものことを少し離れた場所から見てみたら
気持ちが楽になるかも知れません。


もしも不登校や反抗期のお子さんの
お世話でいっぱいいっぱいになっているなら
2〜3日「お母さん」をお休みして
一人で旅行にでも行ってくださいね。


↓「お母さん」という名の呪縛についてはこちらもどうぞ


我が子が不登校になったときに感じる3つの不安

我が子が不登校になってしまったときに
親が感じる不安は大きく3つに分けられると考えます。

1つ目は
「この子、大丈夫かな?」
というこども自身に対する漠然とした不安

2つ目は
「将来どうしよう?」
という将来設計への不安

そして3つ目が
「普通ではなくなってしまったこと」
に対する不安です。


以前「漠然とした悩みを解消する方法」を
記事にしたのですが

不安も同じように、
自分が何について不安なのかをはっきりさせれば
解消することができます。


それでは1つずつ
不安に向き合ってみましょう。


「この子、大丈夫かな?」という不安に向き合う

うちの娘は不登校ですが
私も夫も
娘そのもの(と言うのかな?)については
全く心配していません。

遊んでばっかりだし
家族以外とのコミュニケーションは
今はまだ難しいようだけど

自分の要求はしっかり伝えられるし
自分の意見もあるし
絵も描けるし発言も面白い。

本人が「仕方ない、やるか」と決めれば
生きていくのはどうにかなる、どうにかできる
そう思っています。


そしてそれはつまり、
私たち自身が
「ここまでどうにかしてきた」ことに
自信があるからなんだと思うんです。

そしてその自信は
「自分で考えて、自分で決めてきた」
という自負なんじゃないかと思います。


ほとんどのお母さん・お父さんは
ご自身も「どうにかしてきた」はずなんです。

そうじゃなきゃ、結婚してこどもをもってって
なかなかできないことだから。

なのにその「どうにかしてきた」ことに
自信をもてないのってどうしてなのでしょうか?


これまでどうにかしてきた自分
今、どうにかなってる自分を再発見して
自信をもちましょう。

その上で
「自分で決めてこなかったな」「流されてたな」と
思うのであれば、これからはもう少し
自分で決めたら良いですよね。


自分で決めると幸せになれますしね。


将来設計についての不安と向き合う

この子、将来ちゃんと仕事して
生きていかれるのかな??
という将来への道筋に対する不安は

「将来どうしよう〜〜??」

と、何も考えずに悩むフリして
ぼんやり思っているだけだから
不安なんです。


不安を解消したいなら、
頭を使わないといけません。

話し合ってリサーチして
今できることをやっていくしか
不安は解消できません。

だからお子さんがどうしたいか
ゆるりと話し合ってみてください。


話し合った上で、
じゃぁそれを達成するには
具体的には何をやればいいか?

そのあたりのことはネットで調べれば
たいてい出てきますよね。
そして今できることをやったらいいんです。

でも一度決めたことに拘らない。


やってみたけどちょっと違った!
だから目標を変えたい、と思ったら
軽やかに方向転換すればいい。

将来について
自分の頭で「考えて」
「調べて」「行動して」「改善する」

それだけやっていれば
生きていく力は必ずつきます。

常識に捉われず、自分で考えて、決める。
親はその後押しだけしてあげましょう。



もしも
「今はまだ将来のことは考えたくない」と
言うのであれば
その気持ちを受け止めてあげたら良いと思います。
きっとしばらく休む時間が必要なのでしょう。


そんな時は、お母さんが
この子、こどもの頃はこんなことが好きだったな〜
と好きをベースにできることはないか調べるとか

不登校から社会人になった人を探して
ブログなどを読んでみるとか

そうやって
お母さん自身の「考え方の可能性」を広げていく時間に
当てていけばいいのかなと思います。


決して自分の不安や焦りを
こどもに向けないように。


親も子も、
自分の不安や焦りは自分自身でしか解消できません。

もしもあなたが
「こどもが元気に学校に行ってくれたら
この不安は解消するのに!」
と思っていたらそれは大間違い。

たとえ
学校に行けない不安は解消しても
お友達ができない不安や
勉強ができない不安など
次から次へと不安は出てきます。


どんな時も、結局は自分次第。
自分の不安は自分でしか解消できないことを
肝に銘じましょう。

不安の8割は起こらないと言うデータもあります。
だからあまり心配しないで。


「普通ではなくなってしまった」不安と向き合う

こどもが不登校になれば
親も学校に足を向けなくなるし
そういう保護者と知り合う機会って
あまりないから

我が子が初めて出会う不登校児

になって
こどもが学校に行かなくなってしまったことも
ストレスに感じるし

自分が不登校児の親になったことで
疎外感のようなものを感じるかも知れません。

実際には、
PTAの活動で関わった経験からすると
中学校ではクラスに1人くらい
不登校の子がいるようなんですけどね。


「普通」「みんなと一緒」って安心です。
特に女性性は「みんなと一緒」が好きな質なので
みんなから外れることは苦手だったりします。

普通が安心なのって
何も考えなくても「みんな」に乗っかってれば
いい感じに進んでいく「はず」だからです。

だから不登校は
「普通でいれば普通に生きていかれた」
「考えなくても流れに乗ってれば良かった」
ルートから外れてしまったことへの
不安です。


でも今は変化の時代です。
こども達の65%は今はまだない職業に
就くとも言われています。

だから不登校になったこと
普通じゃなくなったことは

むしろチャンス!!

自分がどんな
「常識」
「これが普通」という思い込み
「〇〇すべき」という考えを
持っているのか

その常識にこれからも縛られる必要があるのか
それをこどもにも押し付けていくのか?


そんなことも含めてぜひ
一旦立ち止まって
常識に捉われずに
本当の自分の価値観について考える、

「みんなと一緒」じゃない
オンリーワンの自分を取り戻す

親も子も
不登校をそのきっかけにすれば
いいのかなと私は思っています。

自信がない、普通じゃない不安、常識はセット

込み入った話になるので
説明は省きますが、

「これまでの自分の人生に自信がもてない」

「普通から外れてしまう不安」

「常識」

の3つは
セットになっていて
あなたの行動や考えを
ガッチリと制限しています。

なので、少し難しいかも知れないのですが
自分が「当たり前」だと考えていることを
ちょっと疑って

常識だと思っていたけど
この考えは捨てたらいいかも知れない!
と思ったことはどんどん手放して

ぜひ、ラクになってください。


人によって縛られている常識は違うので
個別の話については触れていませんが
ざっくりと、常識を疑うについて書きました↓


もっと人に甘えていい

ここまで書いてきて
またまた長い記事になってしまって
そろそろ終わりにしたいのですが

「もっと人に甘えていい」

という言葉が脳内から消えないので
書いておきます。


もっと人に甘えていいし
もっと人に頼って大丈夫です
自分をさらけ出してOKです。

今までいっぱい頑張りました。
もうがんばらなくて大丈夫です。

自分の中にある感情や不安を
解放し、受け止め、許容してください。

鎧を纏ったあなたではなく
裸のままのあなたを世界は愛しています。


今日はここまで♬


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