疾病予防施設での情報の記録
医療法第42条の第一項第四号に関する告示では
ニ 会員等の施設の継続的な利用者に対して健康記録カードを作成し、これを適切に保存、管理すること。
とあります。
健康に関する何かしらの成果を得たく、施設に継続的に通われている方の経過や履歴を残すことが必要です。
健康記録カードというと、よく小学校などで学校と家庭の間でやりとりするための冊子みたいなものがありましたが、多いのは体温や熱、咳、体調などを書くところがあるものでしょうか。
これは何らかの健康状態を図るパラメーターを日常的に記載できる項目になっていることが運用しやすいのではないかと思います。
大事なことは体調、健康の管理ですから、運動量を事細かに測り記録することではないと個人的には思っています。
運動は健康のための一要因でしかありません。
もう少し網羅的、普遍的、全体的な指標の把握と記録に努めるべきです。
こういうことからも「最新のトレーニングマシンで履歴もばっちり」的なものの効果や必要性というところに対して私はとても懐疑的に見ています。
正直、オーバースペックで価格と成果が見合わない・・・。
スタッフがいる意味すらも軽視しているような気がしています。
ちょっと外れました。
大事なことは健康状態の把握ですから、血圧と体重、このコロナ禍であれば体温、体調、およその睡眠時間などが必要なのではないでしょうか。
「チェストプレスを○○㎏で○○回、○○セットやった」は要らない情報ということがお分かりいただけるのではないかと思います。
その人に合った重量の設定が・・・というのであれば運動メニューのところに書けるようになっていればいいだけです。
増量したら書き直せば良いと思います。
その人が健康を実現するために必要なことは何か。
それを見つけ把握し、共有できる健康記録カードであることが大切です。
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