メディカルフィットネスの事業収益の基本7項目
こんにちは!和風会メディカルフィットネス事業部の神谷です。
メディカルフィットネスの事業収益を構成する基本的なものを確認してみます。
1,顧客数
まず、施設、サービスをご利用して下さる方の人数です。
これがまずは何よりも大切ですね。
顧客数は純粋に買ってくれる顧客の数を表しています。
2,顧客単価
利用者さんお一人当たりの単価です。
高ければ高い方が良いとは思いませんが、一定の単価はあって良いと思っています。
少なくとも月1万円くらいはあって良いはずです。
顧客単価は商品単価×商品数によって上下します。
3,継続期間、購入回数
利用者さんがどのくらい継続してご利用してくださるかについてです。
続けていただける期間が長くなるように、サービスを設計することが必要です。
また、単回販売商品であれば、何回リピート購入していただけるかです。
4,サービス(商品)数
商品というと商売臭さがありますが、例えば会員制の場合には会員種別が3種類あればそれも商品数と言って良いと思います。
また付帯収入としてのサービスも入れて良いと思います。
5、サービス(商品)単価
提供する、または取り扱うサービス(商品)の単価です。
扱う商品や対象とする方によって上下しますが、安いことが良いことではないと言うことは確実に言えます。
6,受託収入
例えば公的機関からの指導受託、提携機関での指導等がこれに当たります。
いわゆるtoBですね。
7,保険点数関連
直接的にメディカルフィットネスでの収入になるわけではありません。
附置している診療所との連携によって、診療所で算定できる点数が高くなることもありますので、医事課さんとの連携が欠かせません。
大事なことは公式を覚えることももちろんですが、自分の事業にきちんと置き換えが出来るかどうかがまず大事です。
その上で理想値、目標値を決めること。
同時にコスト、つまり経費をよく考えなくてなりません。
特に固定費が大きくなると、最低限稼がなくてはいけない規模が決まってくきます。
これが大きくなると、それだけ多くの顧客に高い単価のモノを何度も売らないといけなくなるのでより多くの集客が必要になります。
自社にてやりたい事業の規模が、どの程度の顧客数を相手に出来るのかによって、概ねの売り上げは見えてきます。
これが合致しているかどうかで、自分のビジネスがあっているかどうかが見えます。
反対にこれが見えていないのにやみくもに始めてしまうと「思ったより儲からない」となってしまう可能性が高くなります。
そもそも思っていたのはいくらだったのかっていうことがはっきりしていないのにその言い分はあり得ません。
机上の空論かもしれないが、ある程度のことを決めておくこと、見据えておくことが必要です。
事業を進めていくと売り上げは上下に振れます。
良くもなるし悪くもなります。
良くなっているときには悪くなった時に備えることが大切です。
悪い時には悪い時になりにしのぐことが出来るように、また浮上していけるように絶えず取り組んでいかなければなりません。
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