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タクハチって?@ゴ

「才能ありますか?」

俳優活動中、この質問がとぶ場面をよく見かけました。僕も自問自答したことがあります。

そもそも才能って何を指すのか、未だによく分かりません。でも、「左利きのエレン」という漫画の作中に面白い考え方を見つけました。

”才能とは、集中力の質である”

この場合、”集中力の質”というのは「早い遅い」「深い浅い」「長い短い」を指します。

これは僕の解釈ですが、この話で大切なことは、その”集中力の質”は「特徴」であり「優劣」ではないということです。

俳優としても同じだと思います。俳優の才能ってものに答えがあるとして、それを持つ人ばかりが集まっても面白くありません。いろいろな人たちが集まってこそ表現は広がると思うのです。

「wact co.」にも、上手いとか下手とかじゃなく多種多様な人たちが集まってくれてこそ、可能性が広がると考えています。だから、お気軽に。

今日は、俳優業が少し形になって、そこから少し時間が経ったあとのお話です。

episode5 ~シンロ~

僕は四年制大学に通っていたので、4年生にもなると合図でもしたかのようにある言葉が飛び交うようになりました。

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「シュウカツドウスル」

俳優として仕事はいただけていましたが、現実をみれば、それだけで生活することができる状態ではありませんでした。頭が爆発して髪の毛がクルクルになるほど悩みました。元々天パですけど。

真剣に悩んで、悩んで、結果としては、社会人になってみることにしました。

でも、俳優は続けようと決めました。

現実的な部分はもちろんあります。でもそれだけじゃつまらないのでこんなことを考えてました。

「社会人になって資本主義の知見を深めることで好きなことを続ける、俳優というモノに関わり続けるためのヒントを掴もう」

「この期間で俳優関係の繋がりを広げよう」

「空いてる時間でワークショップに行って芝居を学びまくろう、あわよくば出演もしちゃおう」

こうして、でき得る形で俳優というモノに携わりながら、社会人として活動する日々が始まりました。

そして、大事なことを知りました。


To be continued...

次回「パン屋の朝ごはんが白米」(嘘)


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