wact co.のレシピ×カイチョウ
どうやって「wact co.」が誕生したか。
今日は「wact co.」ができるまでの”レシピ”と、ある1人の欠かせない人物”カイチョウ”についてのお話です。
wact co.のレシピ×カイチョウ
今になって考えると、俳優を志した最初の最初。そうです。「俳優になるための教科書はない」と知ったあの頃から、小さな想いの芽はあったのかもしれません。
2012年から始まった俳優人生で、いろいろなことを経験して、知って、見てきました。
誤解を招くような言い方だと思いますが、あえて率直に言います。この業界「すごく閉鎖的」だと感じていました。
始めて間もない頃に感じた「俳優を志すって何をしたらいいんだ?」という疑問。答えもヒントも時間をかけて探るしかありませんでした。
芝居を学ぶための場所、仲間と出会うための場所だって最初は何も分かりませんでした。
どんなビジョンを目標に定めるか、その選択肢もよく分からない。どんなルートがあるのか、自分には何が合ってるのか、それもよく分からない。
オーディションや仕事を貰うようになっても業界の中の情報は、決して外に出るようなものではないと感じました。
よく言えば「つながりの世界」です。
でも、アナログすぎる業界では、ある程度の場所まで辿り着くために時間と労力が掛かりすぎるんじゃないかと思います。
そのために離れていく仲間たちを何人も、何人も見てきました。もちろん、これから目指し始める仲間にも不安が付きまとうと思います。
大好きな場所だからこそ、それを変えたいと心のどこかで考えていたんでしょう。
「俳優を目指す全ての人たち」のために居場所をつくりたいと思うようになっていました。
自分自身、俳優を志したばかりのあの頃、本当に何も分からなくて不安だったから。
必要なことを知るためには時間がかかるから。
時間ばかりが過ぎて俳優という夢から離れていく人たちを見るのは苦しいから。
ひとりには限界があって、リアルな接点が必要だから。
同じ夢を目指す仲間が集まれば、なによりも強い支えになるはずだから。
これから目指す・駆け出したばかりの仲間たちが持つ抱える不安が痛いほど分かるから。
それが僕の夢になりました。
そんな想いを、夢を、いつも親身に聞いてくれている人が「力になる」と言ってくれました。
その名も「カイチョウ」です。
最初に話しておくと、彼は俳優ではありません。その経験もありません。それどころか、大企業で旅に関わる仕事をしています。
でも僕の夢に賛同してくれて、力になると言ってくれました。僕は、俳優じゃない彼だから、また違った視点で、忌憚ない意見、新鮮なアイディアをくれると思っています。
「閉鎖的な世界」に新しい風を吹かせてくれると信じています。
何より彼は、かなり面白い。
今後のコンテンツにも登場してくれるので、ぜひ楽しみにしておいて下さい。
余談ですが、以前の「タクハチって?@イチ」で記載した経歴にあった”バンド”や”お笑い”活動は彼と一緒にやっていました。
想いもハッキリした。カイチョウもいる。
”前進するための秘訣は始めることだ”
「トム・ソーヤーの冒険」著者もこう言ってる。
「さぁ、始めよう」
こうして「wact co.」はできました。
次回は「wact co.」でしたいことのお話です!
To be continued...
次回「雲間からSHELLY」(嘘)
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