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【自分みたいになるな!】しくじり大学生にならないために

1年生は入学してから早くも1か月が経過しましたが、「今、何をするべき?」と悩んでいる方はいませんか? あるいは、「もっと大学生活を充実したものにしたい!」と思っている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回、そんなみなさんをお助けするため、過去を振り返って思う「1年生のうちにやっておくべきこと」をテーマに、先輩たちのナマの声を集めてみました!

「“もし”あの頃にもう一度戻れたなら……」そんな心残りを抱えている先輩たちからのアドバイスはこれからの大学生活に役立つこと間違いなし、必見です!


積極的なキャンパスライフで友達を作ろう!

ペンネーム:ブルーキュラソー(大学3年生)

1年生のみなさんの中には、これからキャンパスで経験する新たな友達との出会いに胸を高鳴らせている人もいるでしょう。しかし、大学生になったからといっても、何もないところからいきなり友達が現れるわけではありません。みなさんの先輩方には、たくさんの友達を持った大学生もいれば、友達がなかなか作れない大学生だっているのです。
では、大学で友達を作るにあたって大切な心構えは、いったい何なのでしょうか。

そもそも大学における友達作りは、高校までのそれとまったく性質が異なります。高校までのクラスや部活といったコミュニティは、良くも悪くも閉鎖的なものです。登校すれば嫌でも顔を合わせることになるので、わりに受動的な人でもさまざまな相手とふれ合う機会を得られますが、一方で馬の合わない相手との関係性に苦労する場面も多いでしょう。

対して大学生活では、とにかく自分から「行動」しないと何も始まりません。学校側が予め用意してくれるコミュニティといえばせいぜい必修科目くらいのもので、あとはすべてが自らの積極性に懸かっています。サークルで澄まし顔をしている物静かな先輩であっても、入会に至るまでに多少なりとも「行動」をしたからそこにいるわけです。

友達作りのきっかけは何だって構いません。サークルやバイトが主たる例ですが、授業中のグループワークやSNSでの繋がりなど、思わぬ所にチャンスは転がっているかもしれないのです。勇気を持って話しかけてみれば(そしてマナーさえ弁えていれば)、相手も案外快く反応してくれることでしょう。近年はコロナ禍で誰しも人肌恋しくなっているからなおさらです。話が上手く続かないケースもしばしばありますが、それも良い経験。合わなかったら早々に距離を置くことができるのも、大学生活の特徴といえます。

ちなみにこれは筆者の個人的な考えですが、大学の場合は「地方から出てきて友達がいない」とか「人見知りだから話しかけるのが苦手」と悩む1年生よりも、「去る者は追わず、来る者は拒まず」という妙なプライドを持った1年生の方が、のちのち苦労しているように感じます。相手がうまく距離感を掴めず、文字どおり去られてしまう羽目に陥りがちだからです。もしあなたがそのタイプに当てはまるのなら、大学ではもう少しアクティブな姿勢を意識した方がいいかもしれません。

アルバイトは人生を豊かにしてくれる

ペンネーム:ぺいぺい(大学2年生)

大学生活における大きなピースの一つであるアルバイト。中学・高校時代は校則で禁止されていた人も多いのではないでしょうか。そんな人達に向けて、アルバイトをオススメする理由を述べたいと思います。

1つ目は、社会勉強の場として適していることが挙げられます。「お金を稼ぐとはどういうことなのか」や「社会人はどのように働いているのか」などと言った、実際に働いてみないとわからない、社会の構造について知ることができるからです。

2つ目は、自分の視野を広げてくれることが挙げられます。先ほど述べた社会についての知識が増えることはもちろん、稼いだお金で好きなものを買ったり、友達と遊びに行ったりなど、自分で稼いだお金でさまざまな行動を取ることができます。そうすることで、交友関係が広がったり興味が湧く分野を見つけたりできるかもしれません。

アルバイトをしたことがない人にとって、未知の世界に飛び込むというのは勇気がいるかもしれません。しかし、アルバイトは大学生活を有意義なものにしてくれるので、ぜひやってみてほしいです。ただし、アルバイトに力を入れすぎて学業がおろそかになり、留年をするといったことがないようにお気をつけを!

暫定でもいいから将来設計を

ペンネーム:親王(大学3年生)

僕が大学1年生のときにしておけばよかったと思うことは、たくさんあります。資格、留学、インターン等々……枚挙にいとまがありません。ただ、これらを大学1年生のうちにできなかった理由は、たった1つしかないと思っています。それは将来設計を怠ったことです。

大学1年生のうちに、自分の将来を具体的に考えてみてください。「まだ気が早いんじゃない?」と思うかもしれませんが、将来設計が固まっていれば、資格取得や留学のチャンスを逃さずに済みます。最初は尻込みするかもしれませんが、活動的であればあるほど将来への道は開けていくものです。将来設計に沿って、具体的な行動をしてみてください。

また将来やりたいことが定まらないという人も、途中で変更があってもいいので将来設計をして、具体的な行動に移してみるべきです。たとえ途中で方向性が変わっても、その経験は必ず活きます。

就活が近づいてきて、将来やりたいことを具体的に考えてみると、すべきだったことがたくさん出てきます。これを読んでくれている1年生のみなさんには、僕と同じ轍は踏んでほしくないのです。

俺たちの戦いはこれからだ! ~英語編~

ペンネーム:トモリン(大学3年生)

「マーちゃん、俺たち、入試で英語終わりなのかな?」「バカヤロー、まだ始まっちゃいねえよ」

英検1級取得を目指す! 大学生が教える、大学生の英語勉強法

これを読んでいる大学1年生で、「自分は英語の勉強をまじめにやっている」と思う者は正直に手を挙げなさい。……迷いなく手を挙げられた人は少ないかもしれませんね。

英語の勉強は大学でも続きます。ほとんどの大学は英語の授業が必修ですし、留学に行こうと考えているならTOEFLなどのスコアの提出が求められます。就活や大学院進学など、将来を見据えても英語の勉強は必須なのです……!

そして、語学の勉強は毎日の努力が欠かせません。時間がたっぷりある1年生のときから、英語の勉強を始めると絶対楽です。私も1年生の今頃からちゃんとやればよかったなと後悔しています。

でも人間、切羽詰まらないとやらないんですよね。私もそうです。そんな私は、「英語を勉強しないといけない状況」に自分を置いていました。例えば、
・試験日までの期間を短めに取る
・検定料を全額自腹で出す
・英語で講義を行う授業を多く取る
(特に検定料自腹は効果ありました。お金がかかると人間は頑張れます)

 その後自分でやった勉強は
・英会話教室に通う
・海外の友人を作り、英語で定期的におしゃべりする
・電車の中では英単語帳かPodcast(インターネット上でラジオ番組を聞けるサービス)
・英語の番組を字幕無しで見る
・英語の資格試験の対策をする

でした。入試を終えて数ヶ月、英語力はまだまだ高いはずです。今が英語力をさらに高めるチャンスですよ!!

楽単をねらえ!

ペンネーム:サカモト(大学3年生)

大学生は1年生のうちから、「楽単」を取る習慣を身につけるべきでしょう。
楽単とは「楽に取れる単位」の略であり、単位取得が簡単な授業のこと。楽単を取ることで授業の負担を軽減し、必修科目の勉強やアルバイト、サークルなどに時間を割くことができます。ここでは、1年生から知っておくべき楽単の判別方法をお伝えします。

楽単か判断するポイントは何でしょうか。それは「授業内容」と「成績評価」です。
授業内容から楽単の判別をするのは難しくありません。例えば、入門科目や高校の勉強の復習などは、内容が簡単で単位が取りやすい傾向にあります。また、授業によっては映像・資料を見るだけ、ゲストの話を聞くだけのものもあります。これらの授業はレビューシートの提出のみで単位が取れることが多く、油断しなければ簡単にA評価をもらえるでしょう。

そして、シラバスに記載される「成績評価」の方法は楽単を判別する上で最重要となります。出席点が高い授業は、楽単が多い傾向にあります。試験の代わりにレポートが課される授業も比較的単位を取りやすいと言えるでしょう。試験の場合、資料を読み過去問を解く手間がある一方、レポートは完成度の低い出来でも提出すれば単位が取れるからです。ただし、教授によっては過去問と全く同じ問題を出す教授もいます。そのような授業を見つけるためには、先輩や同級生と情報共有しておきましょう。

以上が楽単を見分けるポイントになります。この知識を活かして1年生のうちから単位を稼ぎ、3・4年で楽できる大学生活を目指しましょう!