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日本国が「目指したもの」4~わが国を『どのように守るか?』を考える~(前編)ー日本人のための『和の国・日本国』講座62ー

こんばんは。高杉です。

日本人に「和の心」を取り戻すというスローガンのもと
『和だちプロジェクト』の代表として活動しています。

いよいよ、
祝日が全くない長いなが~い6月が終わろうとしていますね。

個人的な話ですが、
6月は、運動会がやっと終わったかと思ったら、
修学旅行でバタバタとし、
その後も、周年記念行事や水泳教室、体力テストと
本当に目まぐるしい日々を過ごしていました。。。
そのため、気持ち的には、
先ほど話したこととは、矛盾していますが、
ものすごい勢いで6月を終えた気がしています。

皆さんは、いかがお過ごしでしたでしょうか。


さて、本日からは、
ウクライナでの戦争や中国国内の不安定な情勢など
昨今、気になる世界情勢を鑑みて、
『国防』の視点で
我が国が世界の中でどのような役割を果たしていけばよいか。
私たちの国を。
大切な家族を。
大切な美しい風景を。
守り抜くためには、どうすればいいのかを
僕なりの考えを述べていきたいと思います。

お付き合いいただければ、ありがたいです。

よろしくお願いいたします。








0)昨今の世界情勢を切り口にして…


令和時代を迎えてから、
今年で早5年目を迎えますが、
本当に様々な出来事がありました。

コロナ禍というのも日本に大きな影響を与えましたし、
ウクライナでの戦争も始まりました。
これは、本当に世界をかき回すことになりましたね。

そして、僕が思うに一番ショックだったのは、
安倍晋三さんが亡くなったことです。

これは、
本当に日本にとって、
そして世界にとって大きな痛手となったのではないかと思います。

これまで、
教育に携わる者として、
教育基本法の改正や道徳の教科化など、影響は大きく感じてはいたものの
いざ失ってみて、私が思っていた以上に安倍さんの存在というのは、
大きかったなと未だにひしひしと感じています。



1)安倍さんは「何を」為した人なのか?




「安倍さんは何をした人なのか?」


というように問われたときに、
いろいろな功績はありますが、

最大の功績は、

『世界の多くの国々の国家戦略を書き換えたこと』


だと、僕は思っています。

安倍さんが、総理大臣になりまして、長期政権になりました。

ここ数十年の日本の歴史でもこれほどの長期政権に近い人はいなかったですよね。

もう毎年毎年、サミットのたびに総理大臣が代わっているというのが、日本の定番でした。

ですから、
サミットに参加する各国の首脳からも大変信頼されて、
世界の政治のリーダーとして、
日本の首相が見られるということは、これまでなかったことです。



そして、安倍さんが世界で最も世界に影響を与えたのが、
やはりトランプ大統領を巻き込んだことだと思うんです。

トランプさんは1期で終わって、バイデン政権になりましたけれど、
バイデンさんってトランプさんのことが大嫌いですから、
トランプさんがやったことをことごとく変えていったわけです。

しかし、
その中で、唯一ではないですが、
トランプ政権の方針をそのまま引き継いだのが『外交方針』なんです。

これは、トランプ政権時代に、安倍さんが植え付けたものなんです。

これは、
どういうことかというと、
少し歴史をさかのぼってみていきたいと思いますが、
要は中国なんです。


2)アメリカの外交戦略を書き換えた安倍さんの外交力とは?




これまで、
アメリカの国家戦略『対中戦略』あるいは、
『対アジア戦略』というのは、こういうものだったんです。

「中国は人口が多い。でも、貧しい。
 しかし、いずれは発展していってやがては経済大国になるだろう。
 だからこそ、アメリカは積極的に中国の経済成長を支援して促す。」

というものだったんです。

アメリカが積極的に中国のものを買う。
これによって中国経済を伸ばしていく。

かつての中国は、
貧しい国で貿易のルールとか商標権とかもほとんどなく、
コピー商品ばかりが街中で販売されていたりと
ルールもないようなはちゃめちゃな国でしたが、
経済成長していく過程で、徐々にまともな国になるはずだ。

そして、
世界の冠たる経済大国になるから、
そのようになったら、中国も国際社会の一員としてみんなでルールを守る。

アメリカとしてもよきパートナーとなる。

このように考えていました。

だから、
アメリカが関与せずに中国が成長するよりも、
アメリカが積極的に関与して経済成長をさせれば、
「アメリカのおかげで中国は成長することができました」と感謝されると
考えていました。

アメリカにとって日本は、
中国が大国になるまでは、日本を軸に対アジア戦略を構築するけれども、
あくまでも、中国が経済成長するまでの期限付きのパートナーとして
考えられていました。

中国が大国にのし上がれば、
アメリカにとってもアジアにおける最大で最高のパートナーとなり、
アメリカと中国が並ぶくらいの二極になった時に、
アメリカが中国をしっかりと従えておけばアメリカの対アジア戦略は
完璧になる。と信じていました。

これが数十年来のアメリカの『対アジア戦略』だったのです。



しかし、この戦略には大きな誤算がありました。
中国は経済大国になりましたが、
これっぽっちもまともな国になりませんでした。
モンスターが育ってしまったのです。

これは、アメリカにとって大きな計算違いでした。

アメリカもこの誤算にいずれは気が付いたかもしれませんが、
かなり早い段階でアメリカに気づかせてしまったのが、
安倍さんだったのです。

日本は、
尖閣諸島で中国に好き放題領土侵犯をされ、
中国は相当国際ルールを無視し、
そして、
人権状況もチベット、南モンゴル、ウイグルなど各地での人権侵害も
隣国ですから、肌で感じていたわけです。

そして、トランプさんが選挙に勝ちました。

この当時、
トランプさんが勝つなんて世界のほとんどの人が考えていませんでした。

そして、
世界の国が呆然としている中で、
いの一番に挨拶に行ったのが、安倍さんでしたよね。

まだ、選挙に勝って就任する前でした。
世界が「えええ~!」となっているときに
安倍さんが一番最初に言って、
トランプさんの心をわしづかみにしてしまいました。



安倍さんは、
トランプさんに日本のこと、世界のこと、中国のことを
こうこうと伝えていきました。

そして、
中国のことを伝えたときに、トランプさんはびっくりしました。

「中国はそんな状況になっているのか!」と。

そして、安倍さんはさらに重要なことを伝えていきます。

「これからは、『自由で開かれたインド・太平洋構想』だ。こういうものを先進国が共有していかなくてはならないのだ。」

ということを懇々と語っていきました。



3)安倍さんが描いた『自由で開かれたインド・太平洋構想』とは?




『自由で開かれたインド・太平洋』

これは、世界の首脳がよく語る言葉になりました。

この言葉を最初に口にしたのが、安倍さんなんです。

かつて、
麻生政権の時の『真珠の首飾り』など似たような考えはありました。
中国の横行を食い止めるためには、日本、欧州が一体となることが大切だというものでしたが、当時は世界の関心の対象にはなりませんでした。

ところが、安倍さんの外交戦略というのは、
『自由で開かれたインド・太平洋構想』です。

 



インド洋と太平洋です。
インド洋というのは、インドを中心とした海洋ですが、
インド洋の東は東南アジアであり、真ん中にインド、スリランカがあり、そして、西はアフリカの東海岸です。

このインド洋・太平洋と見たときに、
東は、アメリカの西海岸、そしてハワイ、ニュージーランド、オーストラリア、そして日本を含む東アジア、東南アジア、
南アジア、そして中東、そしてアフリカの東海岸。

これが、インド洋・太平洋です。

このインド洋と太平洋が自由で開かれている。
つまり、
平和で秩序が保たれていて、皆がルールに基づいて資源を活用できる。

そのような安定したインド・太平洋を守ろう!
ということを安倍さんが言ったわけです。

単刀直入に言えば、

『各国が連携することで、中国に変なことをさせない。』

ということです。

尖閣や南沙もそうです。
中国が第一列島線、第二列島線とか言って「ここは中国の島だ!」と
軍事的なことを我が物顔でするようなことをしたり、
スリランカにお金を貸して、返すことができないからといって軍港を取り上げるというような横行をこれ以上させないために
中国が軍事覇権を握り、各国が権益を失い、不安定となり、秩序が失われていく。
そのようなことにならないようにするための『
インド・太平洋構想』なのです。

安倍さんの言葉を借りると、
かつて先の大戦で『ABCD包囲網』というものがありましたよね。
日本軍が南部仏印に進駐した時にアメリカは対日経済制裁を発令しました。
そして、ABCDの国がJをおさえることになったおわけです。
Aはアメリカ。Bはイギリス。Cは中国。Dはオランダ(インドネシア)。
Jは日本です。

そして、安倍さんはおっしゃいました。

今は、「CがJになった」と言うんですよ。

つまり、
ABJDでCを抑え込む。CとJが入れ替わったいうことです。

アメリカをはじめ、オーストラリア、イギリスをはじめとするヨーロッパ、そして、日本。
そのような国々が連携して、中国が変に暴れないようにするために、悪いことができないように、連携していく。
これが『自由で開かれたインド・太平洋戦略』なのです。


そして、
このことを安倍さんがトランプさんに懇々と説教するわけです。

そしたら、
トランプさんなんて言ったか膝を叩いて「晋三、俺乗ったわ!」って
言ったんですよ。

アメリカはそれに乗ると言ったのです。

だいたいアメリカの大統領がいろいろなこと言って日本政府が方針を変えることは過去に何度もありました。

日本の国家戦略がアメリカの影響によって書き換えられることは戦後山ほどあったわけです。

ところが、
日本の総理大臣が大統領に説教をして、
アメリカの国家戦略が根本的に書き換えられたんですよ。

こんなこと、戦後、戦前も含めてなかったでしょう。

『自由で開かれたインド・太平洋』。
これは、アメリカにとっても利になるといって、

トランプさんは
日本に駐留している米軍の名称が「太平洋軍」だったのですが、
「インド・太平洋軍」に書き換えました。

これまでのアメリカは太平洋が安定していて、
大西洋が安定していたらOKかなということだったんですが、いや違う。
大西洋は、今は問題になることはない。
問題になるのは、インド・太平洋なんですよ。
だから、「インド・太平洋軍」と名前を変えました
安倍さんの考えた世界戦略に、アメリカがどっぷりと乗っかったのです。


そして、歴史的なアメリカの副大統領の演説がありましたね。

「アメリカはこれまで中国の経済発展を支えてきた。
 中国が発展したらまともな国になると思っていた。
 だからだ。ところが、そうはならなかった。
 まさにモンスターを生んでしまった。中国は人権問題が起こり、
 外交では、多くの国が迷惑をこうむり、苦しんでいる人がいる。
 これはアメリカにその責任の一端がある。アメリカとしてはこの責任を
 もって中国経済が衰退するように仕向けなくてはならない。」


このような趣旨のことを言ったわけです。

これは、安倍さんのせいなんです。
安倍さんがトランプさんに懇々と中国の話して、
トランプさんが本気になったのです。

だから、180度アメリカの対中戦略が変わったのです。

これまでは、
中国の物を買って経済発展を促すことを何十年もやってきたのです。

それが、
もうアメリカが戦略的に中国を衰退させる。まさに180度転換した。

そして、具体的な手法として何をするかというと、
半導体の輸出制限などいろいろありますが、
その中でも柱になる政策がまさに
『自由で開かれたインド・太平洋構想』なのです。



4)安倍さんの意志は世界のリーダーを本気にさせた!?



それだけではありません。
いろんな国が乗っかってきました。

オーストラリアが乗ってきましたね。

これまで、オーストラリアといれば、中国とズブズブの関係だったんです。
しかし、
中国と付き合っていくうちに少し違和感を覚え始めていたところに、
安倍さんが『自由で開かれたインド・太平洋戦略』を示し、
それにアメリカが乗っかった。

これに反応して、オーストラリアが態度を変えたら、
中国は、ワインや石炭の輸入制限をかけることでオーストラリアを困らせようとしました。
この時、日本が積極的にオーストラリアの物を買い支えたわけです。

このような経緯があって、
オーストラリアは「これからの信頼できるパートナーは日本だ!」
というように見方を変えてきました。




そして、『クアッド』です。

インドを取り込んだのです。

インドのモディ首相と安倍首相。
非常に懇意な関係を築いて、お互いに信頼できる関係になりました。
なんといっても、
安倍さんが亡くなり、モディ首相は大変悲しみました。
国葬にも参列しました。

皆さん、ご存じでしょうか。
安倍さんが亡くなった日に、モディ首相はあることを宣言したんですよ。

「安倍さんが亡くなった。
 これはインドにとっても大変大きな損失だ。こんなに悲しいことはない。
 明日一日は、全インド人で喪に服そう。」

と。。。


日本なんか、そんなことはありませんでした。
一日国で喪に服すなんてしませんでしたよね。

ところがインドでは、14億人がですよ。

安倍さんが亡くなった翌日1日は、国を挙げて喪に服したんですよ。
すごいですよね。

安倍さんって日本の首相だけじゃなくて、
世界に大きな影響を与えちゃったわけですから。
アメリカの国家戦略を変えるだけじゃない。
オーストラリアもそうです。
そして、そこにインドですよ。

この『自由で開かれたインド・太平洋構想』は、
インドが乗ってこなかったら、絵に描いた餅です。絶対に成功はしません。

すでにインドの人口は中国を抜いたと言われています。
そして、人口はまだまだ増え続ける。
インドの経済成長はむこう30年間ずっと続くだろうと言われている。
だから、
インドがこの戦略に乗ってくるかどうかというのが、
本当に大事な局面だったのです。



しかし、
安倍さんはモディさんとしっかり対話をして、
4カ国戦略会談『QUAD』を立ち上げたのです。

日本、アメリカ、オーストラリア、インド。
『自由で開かれたインド・太平洋構想』
これを支える主要4カ国の会談を実現させたのです。

これは、本当に難しいことだったのです。

なぜなら、
インドという国は、中国、ロシアとめちゃくちゃ仲がいいんです。インド軍の装備はほとんどロシア製です。資源もロシアから買っています。

インドというのは、特別どこかと同盟を組んだりということはせず、
八方美人的な外交方針をとっていたのです。

とりわけ、中国、ロシアと仲が良かったので、
アメリカとつながりを持つことは難しかったと思いますが、
それでも、『QUAD』を安倍さんが立ち上げて、
そして、今は岸田さんがやっていますが、インドを引きずり込んだのです。
あくまでも軍事的な戦略ではなく、経済的な戦略なのですから、
インドも乗ることができました。


それだけではありません。
さらに、イギリス、フランス、ドイツも乗ってきたのです。

イギリスはアジアに艦隊を派遣し、
フランスも派遣しました。

そして、
ついに3月にイギリスとフランスの首相が会談をして、
引き続きアジアに艦隊を派遣し続けるということを申し合わせました。

ドイツもアジアに艦隊を派遣しています。
これまで、
ヨーロッパの国にとってアジアにわざわざ艦隊を派遣するという発想は
あまりありませんでした。

戦略的にあまり重要ではなかったからです。
中国の脅威を私たち日本人は、隣国なので日々ひしひしと感じています。

しかし、
ヨーロッパの人たちは、中国のことを脅威だとは思っていません。
なにせ、地理的にもかなり離れていますから。中国がいきなりイギリスに攻めてくるなんてないだろうと思っています。
実際にさすがにヨーロッパにいきなり戦争を仕掛けることは中国も考えてはいないでしょう。

だから、
中国は、お金を持っている。市場をもっている。何なら投資をしてくれる。いい金づるだと思っているのです。

日本の経済界も中国を金づるだと思っていますが、
日本は外交上の様々なリスクを抱えながらのお付き合いですから重みは違いますが。
ヨーロッパは、中国の危険性をこれまでは感じていませんでした。

 

しかし、
安倍さんがG7のたびに、
中国の香港やウイグルでの人権侵害、
尖閣での国際法の軽視などの情報発信を継続して行うことで
ヨーロッパの主要国も同じ問題意識を共有するようになりました。

世界の主要なほとんどの国や東南アジアの各国にとっても、
アフリカの東海岸の国々にとってもいいことだ!
という認識に立つようになりました。

日本の首相が世界の主要国の国際戦略を書き換えたということなのです。

本当に安倍さんの功績を挙げればきりがないのですが、
その1点だけでもすごいことをしたと
僕は思うんです。

だからこそ、
安倍さんが亡くなったことによって世界中が悲しんだ。

そして、
安倍さんが亡くなったことによって一番高笑いをしているのは、
中国なのです。



5)安倍さんの遺志をどのように引き継げばよいのか?



そして、
安倍さんは、総理大臣としての役割は終えましたが、
ここからが安倍さんの本当の仕事ができる時だったんです。

「総理大臣」となるとできること、できないことたくさんあります。

各省庁に目配せしないといけない。
自分の本当にやりたいことをやるために各省庁のやりたいことの
1つや2つ引き受けて、ようやく本当にやりたことが1つか2つできる。
安倍内閣の施策の中で本当にやりたかったことは1つか2つでしょう。

よく批判されますが、
安倍さんは消費増税なんかしたくなかったんですから。

政治家として、
やりたいことだけをやるというわけにいはいかなかったんです。

でも、「総理大臣」を辞してからは別です。
安倍さんが率いていた『清和会』は自民党の最大派閥です。
新しい総理大臣がこれから続いていくときに、
安倍さんも基本的にはその時の総理を尊重して支える姿勢を示したことでしょうが、
「本当にダメなこと」は止める力を持っていたのです。

『憲法改正』の話も総理大臣をやめたからことできることなんです。

「総理大臣」は政府の役職です。
一方で『憲法改正』は国会・党の仕事です。
だから、
総理大臣として憲法改正の話をしてしまうと「国会軽視」と
言われてしまうんです。
しかし、
総理大臣をやめて一議員となり、最大派閥を率いるリーダーですから、
ここからが安倍さんの第3章
(1章は、第一次安倍内閣、第2章は第二次安倍内閣)、
本当の力を発揮できるときだったんです。


先日、LGBT理解増進法が採決されてしまいましたが、
安倍さんがご存命だったら、こんなもの出てくるわけがないんです。

LGBT法が通ってしまった今、
皇位継承を狙われてしまう可能性があるのです。

「女性が天皇になることができない」なんておかしくないですか?
今の『皇室典範』の規定はLGBT法の精神に反するのではないですか?
男性皇族は結婚後も皇室に残ることができるのに、女性皇族は離脱しないといけないのはおかしくないですか?

などのようなことをこれから指摘する人が必ず現れてしまうのです。

売国奴にとっての本丸は、「皇室打倒」なのです。

そのために、LGBTとか人権とか言っているのです。

LGBT法はその入り口を開けてしまうことになってしまうのです。

だからこそ、安倍さんがいなくなってしまったことは、

日本の今これだけ厳しい状況の中で、
テキパキと進めないといけないことがたくさんあるのに、
わが国にとって弊害となることばかりが議論されるようになってしまっている。

安倍無き自民、
安倍無き日本、
安倍無き世界はどのようになってしまうのか。



これまでは、
多くの国会議員も、
多くの国民も安倍さんに任せきってしまっていた。

安倍さんがいるから安心しきっていた人が多かったとも思います。

でも、もう安倍さんはいません。

私たち一人ひとり国民が何ができるか、
何を為すべきかを真剣に考えなくてはいけない。

安倍さんがいるから安心しきっていた時代はもう終わった。

一人一人が日本の未来に責任を持つということが大切なのです。


このように、
安倍さんが遺した
『自由で開かれたインド・太平洋構想』によって
中国包囲網が作られました。


次回は、
コロナ前からの世界の情勢を振り返り、
世界での我が国の立ち位置を考えていきたいと思います。


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自分や自分の家族の幸せだけを願っていた僕が、この日本国に生まれ、日本人として生きることができ、本当に幸せだな。誇りに思うことができるようになりました。


だから、あなたにも知ってほしいのです。


私たちが生まれた日本国が本当に目指していたものを。日本国が本当に素敵な国だということを。


そして、今日まで、私たちが豊かな暮らしを営むことができるこのすてきな国が続いているのは、日本国を、私たちを命がけで守ってくださった先人たちのおかげであるということを。


先人たちが大切にしてきた精神性。

僕たちの心の中に眠っている精神性。

『和の精神』を呼び覚まし、再び日本を皆がよろこびあふれる豊かな国にしたい。

自分を、自分の国を堂々と語り、誇りに思ってほしい。

子どもたちが希望を感じ、いきいきと輝くことができる国にしたい。


それが今、我が国に生きる僕たち大人の役割だと思うのです。


一緒に、日本を学びませんか?


最後まで、お読みいただきありがとうございました。





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