見出し画像

#98 意識の集中

無の空間

みなさんは、意識を集中させる時、自分をどのような空間に置きますか?

きっと、静かな、できるだけ”無の空間”だと思います。私はすごく無の空間を作るのにこだわりと言うと大袈裟になりますが、意識して作るようにしています。基本、記事を書くときも、ひとり籠って音がしない状況を作ります。どうしても外の生活音が気になるときは耳栓をして、執筆するときもあります。

それだけ、無の空間が大事だからです。

ただ、人間どうしても、近くに誘惑があると、そちらの方に流れて行ってしまう気がしています。

テレビを付けっぱなしにしている。ゲームが近くにある。スマホがある。これが少しでも気になりだすと、いつの間にか、自分がしていた作業を止めてしまい、テレビを見たり、ゲームをしたりしていることがことがあるのではないでしょうか?

無の空間を意識して作るのも大事です。

・・・

無の空間がもたらす効果は3つあると思います。

・集中力
・発想力
・想像力

この3つが、私の記事の源にもなっていますし、日常生活においても基礎になっている部分です。ひとつずつ解説していきます。


まずは、”集中力”です。
物事に集中することはとても大事なことだと思います。集中力がなければ、注意散漫になり、その時に何をしていたのか記憶から飛んでしまいます。

そのため、集中はとても大切だと思います。しかし、人間はなかなか集中することができない動物です。カップラーメンができる時間も集中していられません。何か、ひとつのことが気になりだしたら集中力は途切れてしまいます。noteを書いている時に他のことをしたくなることもあると思います。それと同じですね。

心理学的に言えば、”セルフハンディキャッピング”と言って、簡単に言えば「現実逃避」です。そのことに集中しているのがつらくなったので、現実逃避をして、自分の気持ちを楽にしている行動であると思います。

気持ちを休めるのも大事ですが、そればかりしていると、本当に何もやらなくなってしまいます。そのことだけは避けないといけません。

集中は、”瞑想”によって力強くすることができると私は思っています。

1日10分くらい、心を落ち着けて、目を瞑り、ゆっくり深呼吸するだけでも、毎日続けるだけで変わってくると思います。


次に、”発想力”です。
簡単に言えば”ひらめき”です。いろんなモノをインプットした後に、自分の気持ちを落ち着かせることができる無の空間に自分を置くことによって、その感覚が研ぎ澄まされると思います。

私の場合、イスにだらーっと座ったり、ソファーに深く座って天を見上げて、ぼーっとしていることが多いです。姿勢を悪くしないでくださいね(笑)

ぼーっとすることで、思考が無理なく働いてくれる感じがします。そして、過去に自分が描いた妄想とつながったときに新しいひらめきとして、アイデアが生まれてきます。記事のネタや構成が浮かんできます。

それを忘れずに、箇条書きでもいいので、まずはメモしています。私は紙のノートに深堀りしていくのですが、最初の段階はスマホのメモ機能とか、Evernoteでもいいと思います。

最後は、それをどう具現化することですね。


最後に、”想像力”です。
頭をすっきりさせて、集中すると新しい想像が組み上がってきます。ただ、頭だけで考えても、そのカタチは、はっきりしてこないと思います。なんでも見えるなら見えた方が人間、イメージがつきやすいモノです。

そのため、落書きみたいでもいいので、「書き出すこと」と「理由づけ」をしています。

上記でも書いた通り、私は自分が思いついたひらめきに対して、紙のノートに書いていく作業をしていますが、その紙のノートに書いた後、例えば、記事にするとき、より具現化を意識して、さらに深掘りするために”ホワイトボード”を使ってカタチを決めることがあります。

紙のノートが骨格なら、ホワイトボードは肉付けのイメージです。

「これは、こういうこと」
「だから、結局、何?」
「これがあるから、こう言うことができる」

などとひとりで言いながら、ホワイトボードに書いています。なので、ホワイトボードは最終的にはぐちゃぐちゃになります。

でも、それが”カタチ”なのかなとも思っています。


集中は1つのみ

これは、意外にもあまり意識しないかも知れませんが、集中するときは”1つのみ”に絞ることがいいです。よく、デュアルタスクとか言ったりしますが、いろんなことを同時にやっても生産性は上がりません。しかも、男性には不向きです。やるなら、女性に限ります。これは脳の構造の問題です。

例えば、女性は音楽、テレビを聴きながら、料理を作れますが、男性は音楽かテレビのどちらかが聞き取れません。なんなら、料理もうまく作れないかも知れません。

それだけ、複数のことを同時にやることに向いていないのです。それをうまくやっている人は、”そう見せている”だけで、実際には自分が決めた「優先順位」がはっきりしているからです。

そのため、しっかりと集中することができるのです。


向き合う力

私たちは、何かを生み出すとき、意識と向き合わないといけません。そのときに大切なのが、「優先順位」と「捨てること」です。この2つを合わせることがいいと思います。

優先順位を決めるためには、”点数”をつけたりして決めるとすぐに決めやすいと思います。この点数を下回るモノはすべて捨てる。または、そのとき決めることができないモノを「すべて捨てる」と決めておくのも方法だと思います。

このような、決断は闇雲にやるのではなく、落ち着いた心、落ちついた環境で行うことが大切です。


そのため、”無の空間”と言うモノは、特別な空間なのです。



この記事が参加している募集

#noteのつづけ方

38,497件

#習慣にしていること

130,825件

サポートすると、それがnoteユーザーのためになります✨ サポートよろしくお願いします🔥