超一流の思考|【1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書】
どーも!
わーさんです!
日曜日ですので、「2022年に読んだ本の紹介」をしていきます。
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『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』
藤尾秀昭
監修者
藤尾秀昭 (ふじお・ひであき)
昭和53年の創刊以来、月刊誌『致知』の編集に携わる。54年に編集長に就任。平成4年に致知出版社代表取締役社長に就任。現在、代表取締役社長兼主任。『致知』は「人間学」をテーマに一貫した編集方針を貫いてきた雑誌で、平成30年、創刊40年を迎えた。定期購読者数は11万人を数える。有名無名を問わず、「一隅を照らす人々」に照準をあてた編集は、オンリーワンの雑誌として注目を集めている。
引用元:Amazon
本書の概要
・超一流の考え方を知ることができる。
・仕事にも人生にも役に立つ名言集。
今回は私が読んでタメになった部分を3つ紹介します。
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■知識の蔵をひらく 稲盛 和夫
この宇宙のどこかに、「知識の蔵(真理の蔵)」ともいうべき場所があって、私は自分でも気がつかないうちに、その蔵に蓄えられた「叡智」を、新しい発想やひらめきとして、そのつど引き出してきた。p.28
新しい発想やひらめきというのは、突如、舞い降りて来るイメージがありますが、実際は「過去の経験の蓄積」によって、生み出されている。
自分の経験や体験したことが、知識の蔵に蓄えられ、何か新しいことをしようとした時に、その蔵がエネルギーを与えてくれる。
私はそのように感じました。
つまり、自分自身を成長させ、より遠くまで行くためには「過去」というものの積み重ねが大事になってくるということになります。
過去がなければ、新しい発想やひらめきを連想することができない。その経験があったからこそ、少し見方を変えてみることができる。
何よりも経験が大切になってくるのです。
きっと、今は何者でもないと感じている人でも、これから先、毎日少しずつでも小さな経験を積み重ねていけば、いずれその効果を実感する時がくると思います。
私自身も日々の積み重ねを大切にしていきたいと改めて感じました。
■現場には仕事と無駄の二つしかないと思え 張 富士夫
無駄にもいろいろありますが、トヨタでは手待ち、二度(三度)手間、やり直し、不良、運搬、つくり過ぎの無駄を徹底して削減してまいりました。p.77
実際に仕事をしているように見えることでも、そこには無駄な工程や作業が隠れているかもしれない。その無駄なことを取り除くことができれば、より良い循環で、短時間で作業をすることができる。
そのため、無駄な部分がないかを探し、仕事をすることに努めることが大切になってくると、私は読んで感じました。
自分自身は仕事をしている気になっていることでも、その作業をする必要がないことも考えられます。いわゆる、雑務だったり、今する作業ではないことの取捨選択にも、無駄を見つける意識は役に立ってくるのではないかと感じています。
あなた自身も、今やっている作業が本当の仕事になっているのか?
無駄な部分はないかを考えながら、効率を上げることができる方法を見つけてみてください。
■本当に大事なことは二十年かかる 中村 桂子
二十年って生まれた赤ちゃんが大人になる時間でしょう。そこで、本質的なことをきちんとやりたかったら、二十年は要るんだなと思いました。p.288
中村さん自身が生命の歴史をまとめ、その思いを伝えようとしたときに、自分がやってきたことに納得できたのが二十年。
二十年かけて見つけた答えのようなもの。つまり、何か本質的なモノを掴むにはそれくらいの年月がかかるのです。
今の時代は、より高速な世界になってきていて、短い年数で結果を出すことが求められているため、時間をかけることがタブーになってきている風潮があります。
しかし、短い時間で本当の答えというものに辿り着くことができるかといわれるとそうではない。自分自身が納得できるかと言われるとそうではない。
やはり、じっくりと時間をかける必要がある。私は読んでそう感じました。
私は今年で27歳になりますが、まだ20年を一度経験しただけです。それも幼少期を多く過ごしていますので、自分の人生を本質的に納得することができるのは、40歳になった時なのかなと思っています。
その時まで、日々の歩みを大切にしていきたいです。
まとめ
今回は『365人の仕事の教科書』を紹介しました。
有名人・著名人の365通りの生き方、仕事や人生における考え方を知ることができる一冊になっています。
1日1ページで読めるような形式になっていますので、とても読みやすいと思います。是非とも、超一流の思考に触れてみてください。
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