繊細な人を理解し、分かり合えるためには?|【「繊細さん」の本】
どーも!
わーさんです!
日曜日ですので、#2021年に読んだ本の紹介 をしていきます。
2月ももう終わりですね!
先週は、手をケガしてしまって
記事を作ることができずにすみませんでした。
タイミングを見て、
より多くの本紹介記事を投稿していきます。
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『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』
武田 友紀
著者
武田 友紀(たけだ ゆき)
・日本で数少ないHSP専門カウンセラー。自身もHSPである。
・HSPの心の仕組みを大切にしたカウンセリングとHSP向けの適職診断が評判を呼び、日本全国から相談者が訪れている。
本書の概要
・HSPとは?また、その特徴。どんな人がHSPなのか。
・「繊細さんである自分」との付き合い方。
・「非・繊細さん」との関係
今回は「繊細さんの生き方3選」と「非・繊細さんへの想い」をまとめてみました。
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◉繊細さんの生き方3選
私なりに読んだ中で、このように生きればいいのかなと思ったものを3つ取り上げてみました。
・自分自身を認めてあげる
・自分の中でルールを作る
・心身を大切にする
■自分自身を認めてあげる
繊細さんは、外部の環境に合わせてしまうため、何かあった時に「自分が悪いのでは?」という気持ちになってしまいます。
それによって、自分を追い詰めてしまいます。
そのため、外部に影響されずに、
「私はこういう人間だから」という割り切りも大切になってきます。
そして、仕事など自分に合わない環境にずっといるのではなく、自分にあった環境を探すことが大切です。
ある意味「自分中心」に動いていいのです。
別に外部に合わせる必要はないのです。
このことを意識するだけでも、
気持ちが楽になります。
今まででしたら、何かミスをしたり、時間がかかってしまうことがあった時に「なんで私はこんなに作業が遅いのか」や「自分はダメな人間だ」と思いがちですが、そんなことを考える必要もないのです。
それはあくまでも環境が悪いだけ。
あなたに合っていない環境ということだけです。
あまり考えすぎず、
まずは自分自身を認めてあげましょう。
・・・
■自分の中でルールを作る
繊細さんはいろんなことに対して
敏感なため、気疲れしてしまうことがあります。
気疲れを減らすために「自分の中でルール」を作るのが大切です。
例えば、本書の中では、
電話コールを「3回に2回は無視する」といったことが書かれています。
これは、毎回電話が鳴るたびに反応していると気疲れしてしまうことを防いでくれます。
このような小さなルールでも、
気持ち的に楽になってくるのです。
プラスして私の気持ちを書いておくと、「電話コールを無視したら怒られる」という環境であれば、いますぐにでもやめた方がいいです。
そんな環境はいるだけで、
メンタルがやられてしまいます。
あなたに合っていない環境であるなら、
すぐにでも他の環境を探した方がいいです。
・・・
■心身を大切にする
繊細さんは自分自身のことよりも、
周りのことを優先して考えてしまうことがあります。
そのため気疲れしてしまい、気がついた時には
精神的に参ってしまっていることも考えられます。
そのため、苦しい時は逃げてもいいのです。
自身の心身より大切なものはありません。
まずは、自分の気持ちを一番に考えることが大切です。
そのため仕事をやめたくなったら、
逃げるようにやめてもいいのです。
私も前職は逃げるようにやめました。
ただ、それでよかったと思っています。
最後は自分の気持ちを大切にしてください。
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◉非・繊細さんへの想い
非・繊細さん(繊細ではない人)に対して、繊細さんの悩みとしては「繊細である自分の気持ちをなかなかわかってもらえない」ということが悩みとしてあります。
・嬉しい、悲しいと言った気持ちの表出。
・人より疲れやすかったりする。(主に人が多い場所。視覚、聴覚からの情報など)
・怒っていないのに、「怒っている」と思われる。
そのため、繊細さんは非・繊細さん対して「やって欲しいこと」をお願いします。
それに対して理解してあげることが大切です。
例えば、何かのタイミングで繊細さんが「疲れたから、次に部屋から出てくるまで、声をかけないでね」と言ったとすれば、何もしなくていいのです。
その言葉を理解してくれるだけで助かるのです。
別に繊細さんは怒っているわけではないです。
「ひとりになる時間が欲しいタイミング」なのです。
「HSPの人=根暗な人」みたいなイメージもありますが、すごく外交的な人もいます。おしゃべり好きな人もいます。
ただ、いろいろと繊細なので、
疲れやすいということだけです。
その気持ちだけでも理解してもらえるとありがたいのです。
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まとめ
今回は繊細さんと言われる「HSP」についての本を紹介しました。
私自身もHSPの気質がありそうだなと思い、
実際に読んで見ると私も該当していました。
それによって「救われた気持ち」になりました。
本の内容が私が悩んでいたことを具現化してくれていたので、とても救われた気持ちになったのです。
そして、自分の気持ちをどのようにコントロールしていけばいいのかもわかりやすく書いてある一冊です。
あなた自身が「HSPかな?」と思っている方にも読んでいただきたいですが、それよりもHSPの方を理解するために、非・繊細さんに読んで欲しいと思う一冊でした。
それでは!
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