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#48 時代を制するのは「人格」 Part2

昨日の続きです。
昨日の記事はこちら!


見てない人は先にこちらをみてから
戻ってきてもらえると嬉しいです!

紹介している本はこちらです!
スティーブン・R.コヴィー著『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』です。



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第1の習慣 主体的である

ここで一番大事だと思うのが、下の図にあるように、「関心の輪/影響の輪」だと思います。これによって主体的な人間かどうかがわかります。

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関心の輪は例えば、毎日の政治や芸能人のニュースや職場の問題などのことだとイメージがつきやすいのかなと思います。

関心の輪の内容に対して反応してしまっている人は、大切な時間をムダにしてしまっています。その理由は自分では変えられないことだからです。芸能人のスキャンダルに対して反応しても、あなたが変えられるわけではないでし、それに対する対価があれば別に好き勝手、話していいと思いますが、お金も発生しないのであれば、反応しているだけの時間がもったいないです。

大切なのは、影響の輪であります。自分でも変えられることを探し、その輪を大きくすることによって自分の周りの人も変えることができれば、それだけ充実した時間を過ごすことができると思います。

なので、まずは自分が変えられることから探し、影響の輪を大きくする意識を持つことが大切です。

主体的な人の変化のパラダイムは、「インサイド・アウト(内から外へ)」である。自分自身が変わる、自分の内面にあるものを変えることで、外にあるものを良くしていくという考え方だ。主体的な人はもっと才能豊かになれる、もっと勤勉になれる、もっとクリエイティブになれる、もっと人に対して協力的になれる、という考え方になる。 p.106

周りに反応せず、しっかりと自分を持つことが「習慣」を築いていく上でも大切なことになってくると思います。


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第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

ある(愛する人の)葬式に参列する場面を心の中に思い描いてみよう。(中略)あなたは会場の前方に進んで行き、棺の中を見る。驚いたことに、そこにいたのはあなた自身だった。これは、今日から三年後に行われるあなたの葬式だ。ここにいる人々は、生前のあなたに対する敬意、愛、感謝の気持ちを表しにいているのである。 p.116

第2の習慣で大切ことは「脚本を書き直す」ということだと思います。その例として、葬式の状況を想像させ、大切な人が弔辞を読み上げるところを想像します。その弔辞を読み上げる人の想いにはあなたと過ごした時間の中で築き上げたものが込められているに違いないと思います。

では、「弔辞の時に、どのように言ってもらいたいですか?」

それがここで考える一番重要なことです。
結構難しいと思います。
なにしろあまり考えたことがないと思いますから。
私も読んで初めてそんなことを思いました。

だからそこ、自分の死に際を想像し、自分がどんな人間だったのかを判断してもらうにはとてもいい方法だと思い、すごく納得しました。


例えばの話になりますが、
印象のいい人なら「いつも優しくしてくれました」とかになると思います。

しかし、印象の悪い人なら「いつも文句しか言わず怒っていましたね」とか「お金に執着する人でした」とか「自分のこと以外は関心のない人でした」とかが弔辞の時の読まれるかも知れません。

そんなのどうですか? そんなことでいいですか?

私なら嫌です。絶対に読まれたくありません。
なら、今から「自分の理想と想うこと」を読んでもらえるように生活していくのです。今ならまだ大丈夫です。生きている限り自分のことを変えることはできます。

終わりを思い描くことから始める習慣を身につけるには、個人のミッション・ステートメントを書くのが最も効果的だ。ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表明したものである。個人のミッション・ステートメントには、どのような人間になりたいのか(人格)、何をしたいのか(貢献、功績)、そしてそれらの土台となる価値観と原則を書く。 p.131

簡単に言えば、「自分憲法を創る」ということです。
しっかりとした信念を持って、「弔辞でこう言われる人間になりたい」という気持ちを持ち、それを書き出し、見えるところに貼り、実行する。何度も書き直しても大丈夫です。心から納得するまで時間をかけて作って見てください。


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第3の習慣 最優先事項を優先する

時間管理の本質を一言で言うなら「優先順位をつけ、それを実行する」に尽きると思う。 p.196

第3の習慣では、人生と時間管理がメインになってきます。

時間管理の中心となりますのが下記の表です。

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私たちの活動を決めているのは、「緊急度」「重要度」であります。

このマトリックスで一番重要なのが第2領域の「緊急ではないが重要」のところになります。一番大事なことは重要性です。重要じゃないことは私たちに与えてくれるモノは少ないです。第4領域はもってのほかです。


ひと目見た時に、第1領域が一番大切かと思いますが、想像して見てください。毎日忙しい仕事に追われる日々を過ごしていることは、この第1領域に当たると思いますが、それをしてあなたに何が残りますか?

きっと「拒絶感」だと思います。受け入れたくない気持ちがどんどん強くなっていきます。そのような人は第1領域に支配されてしまい、支配されてしまった人は第4領域に逃げ込み、現実逃避をするのです。

これでは時間を何に使っているのかわかりません。

第3領域に関して言えば「優先順位を間違っている人」「周囲に振り回されている人」がこの領域に時間を使ってしまっているのです。

そのことは自分のためになっていますか?
なっていないのであれば、優先順位を変えるか、モノゴトを捨てましょう。

理由は単純です。重要ではないからです。それだけのことです。
重要なことをしましょう。しかし、時間に追われてはいけません。


なので、第2領域が大切なのです。
ただ、自己投資と言っても自分自身のことだけではなく「周囲にかける投資」も必要だと思います。例えば、チームやグループで動いているならそのメンバーのことを知るために時間を費やすなど最終的に自分のためになる活動をすることが大切です。

本書では、1週間単位で「優先すべき」ことからスケジュールを埋めていくことをオススメしています。

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私的成功

ここまでが「私的成功」に関して解説してきました。自分自身を変化させる習慣についてのモノでした。自分自身が変われば周りも変化していくと思います。いろんな気づきがあったのではないでしょうか?


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今日はここまで
続きは明日の投稿で!

明日もみてください!




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