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衆院選予測2024【東日本編】

衆議院が今年中に解散され、衆院選があると囁かれています。
そこで、現時点で衆院選が行われた場合の結果を予想します。
本記事では東日本(北海道・東北・北関東・東京・南関東ブロック)の小選挙区と比例代表について予測します。
また、それぞれの選挙区の特徴や候補者事情など、詳細な情報を交えて解説していきます。
なお、情勢が変化した際には本記事を更新してまいりますので、本記事を購入すれば常に最新の予測をご覧いただけます。

予測で使用する記号の凡例は以下のとおりです。
◎・・・極めて優勢
○・・・優勢
△・・・接戦(やや優勢)
▲・・・接戦(やや劣勢)

北海道ブロック

北海道は立憲が強いことで有名。自民に逆風が吹く中、勢力はどのように変化するのだろうか。

北海道

1区
【札幌市中央区・南区・西区 (4区に属しない地域)・北区 (鉄西連合町内会管内)】
前回まで出馬していた自民の船橋利実氏は2022年の参院選で北海道選挙区で当選。自民は道議の加藤氏を擁立する。参政が構図に割り込む。自民への逆風の中、当選を重ねる道下氏が極めて優勢。
立憲 道下 大樹 現 ◎
自民 加藤 貴弘 新
維新 小林  悟 新
参政 田中 義人 新

2区
【札幌市北区 (1区に属しない地域)・東区】
2021年には吉川貴盛氏の辞職による補選が行われ、自民は候補者を擁立せず、立憲の松木氏が当選した。前回は祖父が札幌市長の高橋氏を自民が擁立したが及ばず。今回も前回と同じ構図となるため、現職・松木氏が極めて優勢と考えられる。
立憲 松木 謙公 現 ◎
自民 高橋 祐介 新
維新 山崎  泉 新

3区
【札幌市白石区 (5区に属しない地域)・豊平区、清田区】
前回の選挙では荒井聰氏が引退し、優氏が後継に。接戦となったが、高木氏が当選した。維新は小和田氏から鳥越氏に候補を差し替えている。加えて共産が伊藤氏を擁立する。そのため、いわゆる「野党共闘」は成立していないが、自民への逆風と立憲の地盤を考慮すれば荒井氏がやや優勢と予測する。
自民 高木  宏寿 現  ▲
立憲 荒井   優 比現 △
維新 鳥越  良孝 新
共産 伊藤 理智子 新
無所 増田  健治 新

4区
【札幌市西区 (発寒・発寒北・八軒・八軒中央の各連合町内会管内)・手稲区、小樽市、石狩市、後志総合振興局管内】
前回に引き続き自民・立憲の同じ候補者による一騎打ち。前回は1000票以下の差で中村氏が制した。有力な野党候補のいる接戦区であり、北海道であることを考慮すれば、大築氏が優勢だ。
自民 中村 裕之 現
立憲 大築 紅葉 比現 ○

5区
【札幌市白石区 (札幌市白石区北東白石連合町内会の地域)、札幌市厚別区、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩振興局管内】
立憲の池田氏は2023年の北海道知事選に出馬し、現職の鈴木直道氏に敗れた。前回は共産の候補が出馬していたが、今回は一騎打ちの見通し。4区同様、北海道において有力な野党候補がいる場合は、今回は野党に軍配が上がるであろう。
自民 和田 義明 現
立憲 池田 真紀 元 ○

6区
【旭川市、士別市、名寄市、富良野市、上川総合振興局管内】
立憲の佐々木隆博氏の地盤を旭川市長だった西川氏が前回引き継いだが、道議だった東氏に敗れた。西川氏の辞職による旭川市長選においても立憲は敗れている。今回は共産も候補者を擁立する。前回の結果や今回の構図を考えれば、東氏が優勢だ。
自民 東  国幹 現 ○
立憲 西川 将人 新
共産 荻生 和敏 新

7区
【釧路市、根室市、釧路総合振興局管内、根室振興局管内】
前回は自民の伊藤良孝氏と鈴木氏が公認候補を争ったが、伊東市で決着。今回は鈴木氏が公認候補となる。鈴木氏は昨年維新を離党した鈴木宗男氏の娘。立憲の篠田氏は前回に引き続き出馬する。一騎打ちの構図ではあるが、この選挙区は自民が強い。鈴木氏がやや優勢だ。
自民 鈴木  貴子 比現 △
立憲 篠田 奈保子 新  ▲

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