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あなたが「やめるべきこと」を続けている理由


こんばんは、ひまわりです🌻


今回の記事では、

あなたの「何かをやめること」に対する考え方変化し、「やめられない」の原因が判明し、「思い込み」を払拭する。


あなたは、

仕事
スポーツ
学問
恋愛
ボランティア

など

何かに夢中になり、精を出してきた。


今となっては思い出せないほど、長く取り組んできた。
でも本当はうまくいっていないことが、自分にはよくわかっている。
それなのに、なぜやめていないのか。


やめることをためらわせる3つの力

①やめるのが失敗を認めることと、散々聞かされてきたこと。

継続は力なりという言葉があるように、続けていくことが美学と考えられている。
スポーツ選手や発明家等の努力がメディアで語られ、「諦めなかったから、今の自分があります」と涙を流しながら話す姿に、人は皆感動を覚える。
続けていくことは、非常に大切なことのように思えてしまうと同時に、やめることは失敗だと無意識下で認知している。


②サンクコスト(埋没費用)

サンクコストとは、取り返しのつかないコストという意味。これまで費やしてきた時間やお金や労力のことをいう。
何かに投資すればするほど、いまさらやめるのがもったいないという心理が働きやすくなる。
これをサンクコストの誤謬という。

サンクコストの罠

無駄に費やされる資源は、お金だけじゃない。時間から、知力、社会的、政治的資本まで次々と費やされる。
イギリス政府とフランス政府は、共同開発していた超音波旅客機コンコルドが経済的に成り立たないと薄々疑っていたが、莫大な投資をしていたため、諦められず、開発を続けてしまった。


③目に見えるコストに囚われて、機会費用(逸失利益)のことまで頭が回らなくなること。

機会費用とは、何か1ドルやら1時間を費やすたびに、同じ資源を他に費やす機会を放棄しているという考え方。
具体的なコストは簡単に計算できるが、機会費用はそうじゃない。
あなたが競技ランナーとして長年活躍して、それが今もあなたのという存在の大きな部分を占めているとする。
でも毎週20時間もの間、地面に足を叩きつけていなかったら、他になにを成し遂げれただろうか。
自分や他人の人生を、もっと充実した刺激的なものできたかもしれない。


それは「失敗」ではない

ここではっきりさせるべきことは、今やっていることを全てやめたらいいと言っているわけではない。
しかし、うまく行っていない仕事や恋愛や思考に行き詰まって、機会費用が大きいと感じたなら、撤退を実行することを検討してもよい。


撤退を実行する方法

やめる=失敗と思われているから、だれも失敗したくないし、失敗した人と思われたくない。
しかし、失敗とはひどいことだろうか。
資源なんて無尽蔵にあるわけではない。今日の失敗を打ち切りにしなければ、明日の問題は解決できない。
失敗からも貴重なフィードバックはある。


疑問

機会費用とサンクコストの誤謬は理解したが、やめたほうがいい結果になるという、具体的な証拠はあるのか。


結論

圧倒的な証拠はない。

コンコーディア大学の心理学教授カーステン・ロッシュの研究

「達成不可能」な目標を諦めた人に何が起こるか調べるため、研究を行った。
※目標が達成不可能かどうかを判断することが一番むずかしい。踏ん張るべきなのか、やめるべきなのか。それが葛藤の9割である。


達成不可能な目標を断念した人たち

身体的、精神的によい状態(うつの症状やネガティブな感情が少ない)にあった。
また、コルチゾール値が低く、全身性炎症が起きにくいなどの免疫機能が高く、身体的健康を長期的に害することも少なかった

と結論づけている。



結論

理屈はどうあれ。

明日からやることは明確だ。

ちょっとした決断でいいから、「やめるのは絶対タブーだ」という思い込みを捨てることができればいい。


医学でも科学でも、何かの道を歩いていってそれが袋小路だとわかるだけで、ものすごい貢献だ。その道を二度と行かずにすむじゃないか マイケル・ブルームバーグ元ニューヨーク市長



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本日は、

0ベース思考 スティーヴン・レヴィット スティーヴン・ダブナー 櫻井祐子訳

を参考にしました。

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