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中途半端なまま終える筋書きにはしたくない

ちょっと時間足りへんなぁ…と昨日感じていた。
いきなり重たいが、人生の残り時間の話である。

昨日は立春、暦の上では新年最初の日。
これからの時間の使い方をあれこれ考えたのだ。
そんなことこれまで改まって考えたことないのになぜ?と思ったが、体調不良の無職が立春を迎えるときっと考えたくなるのだろう。

あれこれやりたいことがたくさんある。
続けていきたいもの、新しく始めたいもの。
目標に向かって今実際に勉強に打ち込んでいるものもある。

noteでの活動だってそのうちの一つ。
ただ書くだけでは飽き足らず、メンバーシップをスタートし、note友達と実際に会おうというオフ会まで今月末に開く予定だ。
noteを始めた当初と比べ、取り組みが大きく拡大している。

それらに共通して必要なのは、時間である。
もちろん他にも健康や気力、資金など大切な要素はいろいろあるが、それらは自分の計らい次第である程度コントロールできるものばかりだ。
健康や気力は自分を気遣うことで養えるし、ダメージも回復可能。
資金にいたっては、まったく使わず行える活動もあるし、一攫千金のチャンスもどこかには転がっている。
しかし時間だけは自分がどうあれ、まさに刻一刻と過ぎて取り返せず、人生が有限であることを思えば、否応なく1秒ずつ目減りするものだ。
時間は最重要ファクターといってよい。

僕は学生を終えて社会に出てから―いや、学生時代もそうかもしれない―、自分の心の赴くままに過ごしてきた。
悪くいえば、流されてきたともいえる。
しかし、誰かにそそのかされて流されるのと違い、自分の心の声にしたがって漂流する冒険は、若い時分にはむしろ必要なことと思う。
成功体験も失敗体験もすべて、自分が書いたドラマの中のことだから。
そうして自分の可能性はどんどん開かれていく。

しかしいつまでもそうしてばかりはいられない。
可能性は開く一方ではいけないのだ。
人生最大の後悔は、やり残しのあるまま最期を迎えることだという。
やりたいこと、やるべきことをやり遂げ、その日を迎えねばならない。

この人生が自分で書くドラマなら、なおさら全部が中途半端なまま終える筋書きにはしたくない。
残り時間をどう配分しながら使うのがハッピーエンドになるのか、そろそろ考えないといけない時期に来ているようだ。

(2023/2/5記)

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