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戦争と平和の哲学小説の完成

1 挨拶

 皆さんこんにちは。お久しぶりです。
 ここ一週間以上、外勤の医療関係アルバイトに勤めつつ、数多くの激しいストレスを克服しつつ、哲学小説の執筆と諸々の情報収集と今後の研究活動の下準備を行っておりました。
 先程、戦争と平和の哲学小説である拙作にして二次創作小説である『根性 戦争から平和への道』の物語を完結させ、午後から後書きと本文の校閲作業に入り、そして表紙作成と出版手続きの下準備を完了させた後、夜に原作のユーチューバーの方への連絡作業を行います。
 では、以下の通り、ご紹介させて頂きます。

2 拙作『根性 戦争から平和への道』

 拙作は、あるユーチューバーさんのアフレコ動画シリーズを原作とした二次創作小説であり、そして戦争と平和の哲学小説の完成です。拙作の物語は取り分け『墨子』と『孫子』を現代的・発展的・独創的に参考にしつつ作りました。

周末戦国期に活躍した墨翟とその門人の思想を伝えるもの。
現存の『墨子』五十三篇は、周末戦国期に活動した墨翟(ぼくてき)、およびその門下たちの思想を伝えるものである。論旨の要点は、天意に基づく平等博愛の高唱、侵略戦争の否定、倹約と勤労の実践、人材登用における門戸の解放等であり、いずれも当代の社会の盲点を衝き、庶民の生活感情に立った主張が濃厚である。漢の武帝による儒教の国教化以来、墨学は異端視され、長く顧みられなかった。しかし『墨子』は西洋思想が流入した清代末期に、西洋の近代思想や科学との類似から再び注目が集まり、再評価されるに至っている。

兵戦・軍略を説くのみならず、外交策・経世策としても非凡な見解を示し、処世のための格言至訓に富む。
『孫子』一巻13篇の撰者については、通説では、呉の将軍・孫武(そんぶ)といわれる。その説く内容は、広く知られる兵戦・軍略にとどまらず、外交策・経世策としても、非凡な見解を示した。後世、武将・経世家の間に、兵哲学の書として広く読まれた。今日でも政治・経済などの諸問題に対処するうえでの古典として、多くの格言や示唆に富む。『呉子』は一巻6篇、呉起(ごき)の自撰といわれる。兵書の代表的要典で、『孫子』とともに武経七書のひとつ。兵略を説くにとどまらず、君主や将軍のあるべき姿を力説する。

 拙作の創作とその著述の志を、解題の一部を抜粋してご紹介いたします。

 ところで、「2022年ロシアのウクライナ侵攻」は既に周知の事実として知られており、実に残念ながら、未だに継続中であり、その終戦の目途は今現在でもほとんど見当たらないものである。もちろん、ウクライナ侵攻だけではなく、文明が高度化して以後の世界史並びに人類史において、戦争が存在しない時などは存在して来なかったし、これからもそうであり続けるのだ。

 こよなく愛するここ我が第二の祖国日本は、不幸中の幸い、終戦後から既に77年以上が経とうとしているが、戦争を起こしてもいなければ、戦争に巻き込まれてもいない、という平和な国であり続けている。また、こよなく愛する我が祖国ベトナムもまた、長年に及んだ辛辣で過酷な三度に亘るインドシナ戦争が完全に終結して独立を遂に勝ち取り、その後、様々な数多の苦難や罪過等を経て、今現在は、大きな成長や発展を遂げ続けている。

 しかし、先哲の警句に「汝平和を欲さば、戦への備えをせよ。」とあり、また『孫子』(計篇)にも「兵は国の大事なり。死生の地、存亡の道、察せざる可べからざるなり。」とあるように、戦争という人災は、いつか必ず再び発生や到来するものであり、絶対不可避のものである。だからこそ最善を尽くしてそれを回避に抑止や阻止し、それでも駄目であれば、止むを得ずに戦争に臨み、そして、義勇を以て勝利しては、迅速かつ抜本的に戦争を終結させて、平和・和解・兼愛の道を新たに歩み進んで行くべきではないだろうか?このような軍事学的・防衛学的・平和学的な愛国心とその大志を込めて著述したのが、今回の拙作にして二次創作小説『根性戦争から平和への道』である。

 また、拙作の小説は、兵法の技術的かつ哲学的な解説や力説を物語風に述べ、そして戦争の暴力に過酷さ・残虐ぶり・悲惨な惨禍を刻銘しつつ、人間の愚かさ・醜さ・悪さと同時に、人間の良心・良識・進歩とその矛盾や葛藤等をも同時に刻銘しており、物語は、人々の全滅と故郷の消滅という悲惨な結末を迎えますが、それには、平和の熱誠な希求と軍事学の市民学的な勉強の大切さを込めて著述しました。

この1冊で世界がわかる!戦争が伝わる!平和が見える!過去から現在までの“紛争・平和・安全保障”だけでなく、“人権・環境・原子力・平和思想・平和運動”にいたるまで広範な領域を網羅。

【日本平和学会設立50周年記念出版】平和学とは、何が平和を脅かすのか、そして何が平和の基礎となるのかを究明する学問です。「戦争の不在」を実現するために誕生した平和学は、ガルトゥングによる平和の再定義を契機として「暴力の不在」として再定義されました。そこには、個人・集団の実力や国家の武力などに代表される直接的な暴力だけではなく、人間にとって自発的に同意しがたい社会的不正義としての構造的な暴力も含まれます。本書は、直接的暴力論を事典前半に、構造的暴力論を事典後半に配置する構成をとっているため、平和学(研究)の歴史的経緯を理解できる構成となっています。日本平和学会を編集母体として、計276項目を立項した日本の平和学の総力を結集した初めての学問事典です。

4000年に及ぶ人類の戦争を約2000項目で詳しく解説した基礎データ事典。アラブの春、ウクライナ政変などを追加収録。

世界初!日独の叡知を結集した画期的大著。視点は公平・中立、記述は明解、参考文献も満載。歴史書の面白さを加味した読む事典。

軍事・戦争に関する基礎的な概念、その根底にある思想を明晰に考えるための一冊。

太古の弓矢の時代から近代兵器を操る現代にいたるまで、地域を限らず軍事組織は戦いの専門家集団に支えられてきた。本書はギリシア・ローマの時代から、現代の米軍まで、どのような軍事的な伝統がこれらの軍事・戦士集団を支えてきたか、思想・制度・武器などの歴史を詳細に追う。美しい写真とイラストを惜しげもなく使用したオールカラーの大型図鑑。

英国王立武器博物館の協力と戦争史の最高権威のもとで監修された、
旧石器時代からイラク戦争までの世界各地の武器・防具を網羅した壮大なビジュアル図鑑。ヨーロッパをはじめアジア、アフリカ、オセアニア、
アメリカ大陸、日本に関する武器・防具を収録。オールカラー約1200点の美しく精巧な写真によって読者はその時代の戦争の実態を至近距離で感じることができる。世界21カ国で累計35万部発行のベストセラーの邦訳版。

究極の理想である「核兵器のない世界」実現への道筋はまったく見えてこない。現実に存在する核の脅威をどのように認識し、どう対処すべきなのか? 本書は、そうした疑問を持つ多くの日本人に応えるため、「核」問題に詳しい研究者らにより、身近な事典として集大成したものである。
核兵器の原理や仕組み、核兵器の開発・発達の経緯、地球上に拡散した核兵器の実態、主要国の核政策・戦略や核をめぐる国際的な取り組み、そして日本への核脅威の実態と日本が取り得る核抑止のための選択肢など、幅広い内容をわかりやすく展開。

“第一 用兵は一の術にして、科学を基礎とする、自由にして、かつ創造的なる行為なり。人格は用兵上至高の要件とす”
秘中の秘とされた「電撃戦」の運用指針であり、ソ連を破滅の淵に追い込み、勝者アメリカも学んだ、現代における「孫子の兵法」。
現代用兵思想の原基となった、勝利のドクトリン。【原書図版全収録】
『軍隊指揮』は、第一次世界大戦後に、ドイツ陸軍がその経験と英知を結集して作成した教範(ドクトリン)である。第二次大戦時ドイツ国防軍は、名将や兵器だけにたよったわけでなく、実際に、この教範をもとに行なわれた“電撃戦”によってフランスを降し、ソ連を破滅の淵にまで追い込んだ。戦争に勝ったアメリカも作戦・戦術レベルでは圧倒された。
本書は、その旧陸軍訳を、旧字旧カナを新字新カナに直すなど、現代人に読みやすくするよう処理をほどこし、解説を付した。ドイツ兵学理解を示す貴重な文書になると同時に、ドイツ国防軍において、現代世界の作戦・戦術の形は、一つの頂点に達したことを示す軍事研究上、不可欠の文献である。
なお、ここで示された指揮の要諦や組織の運用は、第二次大戦の戦訓を学んだアメリカが取り入れ、その用兵ドクトリンに反映させている。
本書に書き記された軍事思想と指揮の哲学は、それほどに卓越しており、今日の軍事思想家たちに「現代の孫子」として高く評価されている。

3 今年中に出版する二つの拙作

 明日から新たな研究活動を開始し、以下の二つの拙作の完成と出版を、今年の初夏と初秋に実現します。

『レイマリ 抒情的・美学的・哲学的な恋愛詩集』

 こちらの拙作の執筆活動のための研究活動を明日より開始します。

『徳九層倍 実事求是・経世済民・利用厚生』

 こちらの拙作の完成を以て、いよいよ悲願の五つの自伝シリーズの執筆を開始します。

4 結語

 今からMKレストランに行って、拙作『根性』の完成を一人祝いをし、そして帰宅後、少し休んだ後、前述した取り組みを行います。

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。