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経営と労働の協調

子、子産を謂う。君子の道、四つ有り。其の己を行うや恭。其の上に事うるや敬。其の民を養うや恵。其の民を使うや義。【論語 公冶長 5:15】

 「お前、何やってんの?」という日々を送っている。仕事で、まさか、ここまで、自分が無知で無能、不誠実で無責任、嘘吐きで空っぽな人間だったなんて…自己嫌悪と疲労困憊を送る日々である。

 しかし同時に、自分の人生の意義と目的、そして幸福は、「哲学」であることを、日々、再認識している。そして、上の方々をはじめ、技能実習生や留学生から、様々なことを学ばせて頂く日々である。

 仕事をして、お金を稼ぎ、そして、学問に投資する。これが、自分の生き方だ。先哲の素晴らしい遺業や遺産を、学び受け継ぎ、行い成して、死ぬまでに、独自の業を成し遂げて、後世に遺すのだ。

 実習生には、意外にも、多くの人々が、起業や独立を志す方々が多い。しかし、経済的・学問的に、非常に不利である。それでも、少なくとも、3年間稼いで、祖国に帰国して、挑戦するのだ。

 自分は、古代の政治家にして哲学者の「子産」の遺徳を学び受け継いで、経営と労働の哲学を創設したい。そして、経営や労働の意味を、「金儲け」や「生計」としての意味だけではなく、もっと広く深くしていきたい。

01_哲財論(表紙)-1

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 そして、自分は、既に、生涯の哲学を「前期」「中期」「後期」に分けて、計画を立てた。願わくば、95歳になっても、心身ともに健康でいて、哲学を学び知り、書き出し、行い活かし、そして、最期に、哲学と共に幸せに死にたい。

 今から、ご飯を食べて、少し、著述し、夜は運動した後、父に話す!

ありがとうございます。心より感謝を申し上げます。