![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61415193/rectangle_large_type_2_974eb578a66d69f11aa715c519df25e5.jpg?width=800)
はじめての松本とYAYOIちゃん展
3年前の一人旅の写真を見返してみたら、旅の空気自体がなんだか懐かしくて、しみじみしてしまったのでアップしてみます。
毎年5月に開かれ、いろいろな作家さんがお店を出される、長野県松本のクラフトフェア。松本は雑貨やさんが多くて、雑貨やら器やらが好きな私は一度訪ねてみたいと思っていました。
通算で8年ほど務めた職場の期限が満了になり、再雇用の応募はしないことに決めて、4月末でフリーに。ちょうど母の納骨もすんだ直後、いろいろなことが終わって、なんだか頼りないくらい自由になった時でした。
国内旅行といえば京都奈良が多いので、八王子から特急に乗るのは新鮮でした。
松本到着後は、なにはともあれクラフトフェア会場へ。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61416047/picture_pc_06f3fc43cf632310fedfc0f29ef7d628.jpg?width=800)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61416123/picture_pc_6b86205279a60c1fa12477004a761aca.jpg?width=800)
お天気が良くて、山が近くて、空が広くて気持ちがいい。日頃の行いがいいんだなぁと思ったことです。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61416575/picture_pc_1bf28c3cecdee6d839ab68d4f334d966.jpg?width=800)
何かを買う目的で行った訳でもなくて、買ったのはなぜか陶器の作家さんの家のオブジェ2つ。それぞれ違う作家さんのです。
昔から「家」というモチーフが好きで、きっと心理的に何かあるんでしょうね。
写真はまた違う作家さんの家のオブジェ。
家というモチーフを作っている方はけっこう多いです。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61416790/picture_pc_6e69409c4b471eca05cf0c4834e0e818.jpg?width=800)
屋内でも展示販売されていましたが、とにかく建物が素敵。
クラフトフェア以外の観光についてはあまり考えていなくて、松本城に行こうかな、雑貨のお店を見ようかな、という程度。
松本市美術館でちょうど草間彌生さんの個展が開かれていて、特に好きな作家さんではなかったけれど、せっかくなので入ってみることに。
これが意外と(といったら失礼か)楽しめたのでした。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61417034/picture_pc_aa77116ed54360efd1630e66cfa741b2.jpg?width=800)
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61417058/picture_pc_4183d7c57ea60a26579d38328694b634.jpg?width=800)
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61417118/picture_pc_ce839414db301f6aa4bc8d72151f30f9.jpg?width=800)
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61417134/picture_pc_ffe08f1d21dd1f3481ec4c4acf6477f3.jpg?width=800)
瀬戸内の直島の海の前にあるカボチャがここでも見られて嬉しい。
(直島のかぼちゃは最近台風で海に流されてしまったのですね)
美術館に行くとミュージアムショップを見るのが楽しみなのですが、この時はこれに目が釘付け。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61424939/picture_pc_57769a8c39f4fd8c4becf4fc97a92094.jpg?width=800)
YAYOIちゃん・・・かわいい。欲しいかも・・・。
しかし、こんなの(失礼)買って家に持って帰っても、そのうち邪魔になるだけだよな・・・でも・・と、けっこう悩んで、結局買いませんでした。
でも後から、買っておけばよかった、と。
今見てもシュールでかわいい。
これで「ぬい撮り」したら楽しかったんじゃないだろうか。
(ぬい撮りとは、ぬいぐるみを旅に持っていって写真を撮ること。YAYOIちゃんに旅のレポートさせてみたかった・・・)
写真をよく見たら、向かい側の男の人も掴んで見てる。買ったのかしら、この人は・・・。
美術館のあとは、、順番は覚えてないけれど松本城に行ったのだったかしら。。。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61425567/picture_pc_2d07c3638f57a28246e1541a762efdd9.jpg?width=800)
日本のお城はそれほど興味があるわけではないのですが、美しいお城ですよね。
中にも入ってみましたが、階段がものすごく急で、YAYOIちゃん展とは別のインパクトがありました。(足がガクガクになった)
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61425718/picture_pc_8542cd998812690f3574446cb4c58f52.jpg?width=800)
もちろん喫茶店に入ることも忘れません。有名な「まるも」です。
ふだんは紅茶のほうが多いのですが、ここは珈琲とチーズケーキという王道の選択。
本当は民芸館や旧開智学校なども行きたかったのですが、あっというまに時間がすぎて、お店の多い中町通りに行けたのはもう夕暮れに近い時間でした。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61425854/picture_pc_028b7171aa76418c123ea59493134c97.jpg?width=800)
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61425880/picture_pc_0059052809ad680bb04679d3138495a5.jpg?width=800)
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61426129/picture_pc_0da2417e9427ec68ba3d5f5173ad9293.jpg?width=800)
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61426153/picture_pc_cb5c8dd7715b50768ec0c292825905b8.jpg?width=800)
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61426166/picture_pc_efc15ff4416234e3496d608116ee9e7b.jpg?width=800)
古い建物、いいですね。よく見たら昔のポストがある。
写真がないのだけど、とても素敵で好みな雑貨屋さんがあり、そこで小さなガラスの器をひとつ買いました。といっても高いものではなく、実は都内でも売ってるものだったのですが、そのお店で買えたのは満足でした。
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61426408/picture_pc_3bcc7f8e997ffe4e88a70c3eb793839f.jpg?width=800)
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61427166/picture_pc_2956b011df88b432919b6e302be26795.jpg?width=800)
松本駅前のホテルに泊まって翌日は安曇野のほうにある、ラカスタという化粧品を作っているメーカーのナチュラルヒーリングガーデンと、以前から一度は行きたいと思っていた碌山美術館へ行きました。その時のことはまた機会がありましたら。
旅行中、家に電話しようとふと思ってしまう自分がいて、電話すると母がいつものように出るような感覚がしていました。
お土産を見ていても、これは好きだろうなと思ったり、職場に買う必要はないのか、、と思って寂しくなったり。
こういう切り替えの時の旅というのは、過去に片足をつっこんでいる感じで、ほんのりと胸に寂しさが漂っているのですが、振り返ってもそれは決して嫌な感じではなく、味わいのようにも思えるのでした。
書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。