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海外での思い出いろいろ

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海外での思い出深い話をまとめています。
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2023年8月の記事一覧

ソウル親子留学2003年⑦クセ強め便利屋さん社長

ソウル親子留学2003年⑦クセ強め便利屋さん社長

語学留学のため(子連れ)ソウルでアパートを借りた。家財道具を調達しなきゃいけない。

が、節約もしなきゃなので、知り合った人からタダであげると言われたものは、なんでもありがたく頂戴した。

そのうちのひとつ、洗濯機が動かなくなった。完璧につぶれたようだ。(壊れた)

仕方ない。また楽々に頼もう。

『楽々サービス』は、日本人駐在員御用達の便利屋さんだ。たいていのことは引き受けてくれ、なかでも、帰国

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ソウル親子留学2003年⑥福笑いとちびまる子ちゃん

ソウル親子留学2003年⑥福笑いとちびまる子ちゃん

2003年。私はソウルで新年を迎えた。

しかし韓国のお正月は、旧暦の2月なので町はいたって普通通り。

メロン(4歳)だけご機嫌さんだ。なぜなら明日メロン父がソウルへ来るから。お父さんと会うのは、約ひと月ぶりで嬉しいのか、早朝から何度もつぶやく。

「早く明日にならないかな〜」

そして

「お父さん、忘れないで持ってくるよね?」

メロンのお楽しみはもうひとつ。

1週間ほど前

メロン父がお

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ソウル親子留学2002年⑤ロッテワールド

ソウル親子留学2002年⑤ロッテワールド

寒波がソウルを襲う。東京の比じゃない、なぜこうも寒いのか。(ただの寒がり説あるけど)緯度は東北と同じくらいだが、シベリアからの強い寒気団が流れ込むらしく、そう言われるとなるほど納得。ここは大陸だ。

寒過ぎて4歳のメロンが、近所の公園で遊ぶことが出来ないので、ロッテワールド遊園地へ行ってみることにした。

ディズニーと同じで、夕方からのチケット代が安かった。【夕方チケットは、今現在あるか否かは分か

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ソウル親子留学2002年④棚からぼた餅物件現る

ソウル親子留学2002年④棚からぼた餅物件現る

部屋探しが難航するなか、結婚前に働いていた会社のソウル支社へ挨拶しに出掛けた。

韓国留学を考えたきっかけのひとつ。

夫と知り合ったのもこの会社で(以前書いたのは↓忙し過ぎ夫と子供の話)

ここはエンタメ系の会社で、辞める前に関わったのが、Kポップ歌手を日本で売り出すプロジェクトだった。

だが、当時はまだ日本の受け入れ態勢整っていなくて、結果、彼らが日本でヒットすることはなかった。ちょっと早過

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ソウル親子留学2002年③暗雲漂うアパート探し

若いころから引っ越し魔で〈お前はアドレス帳汚し〉とよく苦情をいただいた。
【住所及び電話番号などアドレス帳へ手書きメモ時代。友達はそのつど書き直しが必要で、はた迷惑極まりないのでした。ヤングへの解説】

そんな引っ越し魔でも、部屋探しは不動産屋へ2、3回出向き、いくつか妥協すればすぐ見つかったものだが

ここソウルでは、なぜか円滑にはかどってくれない。

そもそも2DKというリクエストをしているの

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ソウル親子留学2002年②翌日移動と感謝の出会い

ソウル親子留学2002年②翌日移動と感謝の出会い

翌日コンドミニアムに戻ると、アリはさらに増えていた。

部屋を替えて貰おうかとも思ったが、廊下にもいたので(季節的な繁殖か)これは建物全体にいる気配が濃厚だと判断。

出よう。

少し高くなるが、検討していたもうひとつの江南側コンドミニアムへ移ることに。

宿のおじさんは外出中で、対応はその息子さんがしてくれた。キャンセル料なく一泊分のみを支払う。ホッ。

しかし昨日の下り坂は今日の上り坂。
大荷

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ソウル親子留学2002年①はちゃめちゃ始まり

ソウル親子留学2002年①はちゃめちゃ始まり

幼稚園児の娘を連れて、約10ヶ月ソウルへ語学留学したときの話です。そのころ日本の親戚や友達に非公開で(生存確認用に)書いてたブログをnote用に加筆修正しました。

ファッションもスイーツも化粧品も、まだまだ発展途上だった2002年頃の韓国ソウルで、行き当たりばったりの親子留学思い出。

いつの日か、娘や孫にも読んでもらえるように備忘録としてここに残します。

当時のソウルの様子なども出てきます。

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