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20代の部下は宇宙人

こんにちは。タブリスです。

さて、記事の見出しにある20代の部下は宇宙人ですが、

現在、企業に勤めており部下をお持ちの30代半ば以上の方は一度は思った事はあるのではないでしょうか?

言っても動いてくれない

やる気を出してもらえない

話をしてもちゃんと聞いてもらえない

成長させたいけど成長のさせ方がわからない

上昇志向を持ってもらえないなど

勿論、この他にも山の様にあるでしょう。

しかし、安心してください。それが普通です。そして、そんな部下をたくさんお持ちのアナタ!!どうすればいいか?どうアプローチすればいいか?悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。そんな悩みを解決する為に記事を書いていきます。

さあ・・・ここで簡単なチェックをしてみましょう。

1、部下の前で昔の話をよくする

2、部下の前で自分はこれで上手くいった等の成功話をする

3、昔の成功事例から、今の事例に当てはめてアドバイスする

4、職位を上げる事が目指すべき目標だと思っている

5、インセンティブがあれば人はやる気になると思っている

6、ティーチングやコーチングが教育の手法だと思っている

7、仕事を覚える事が何よりも優先だと思っている

さて、皆さんは何こチェックが付きましたか?では、何こチェックが付いたら危ないかというと・・・







基本一個でも付いたらアウトです!

どの項目も一個でもあれば、部下の心は離れていく、離れやすくなります。なぜ・・・一つでも付いたらアウトなのか?という事ですが色々と理由はある中でまずは大きな理由を上げますと。

承認欲求の飽和化・価値観の多様化・情報収集の多様化

そして、これらを統合するのが【個々の満足感が満たされている】事です。満足感が満たされているとはどういう事か?それは今の生活に満足している事。悪くいえば今の生活状況が【楽】であり、苦労を背負う、自分に負荷をかける必要が無い状態。人が行動する時、頑張る時、何かを成し遂げたいと考える時は現状に満足していない時です。現状の生活、自分に満足していないからこそ現状を変える為に人は努力、行動をします。人は本来変化を嫌う生き物です。そして、出来る限り楽をしたいと考える生き物です。

なので、頭の中で無意識に考える訳です。今の状況で何不自由ないのにこれ以上頑張る必要があるのか?これ以上給料が上がったとして、頑張るに値する対価なのか?

例えばこの対価が物に変わると考えた時に、良い車に乗りたい、美味しいものだけ食べたい、良い家具を揃えたいなどの物理的な欲求が出てきますが、現代社会において物がありふれた状況になっている今この欲求は低いです。安く買える物のパフォーマンスが上がり、高いお金を払わなくても良い商品が手に入る。

必要最低限な生活が出来ている状況=家などの衣食住が安定。時間を潰せる物がある、趣味にお金を使える。この様な生活が出来ている状態で今以上に苦労してお金を稼いでどれ程の満足感を得られるのか?今のままでも何も不自由なく暮らせているじゃないか。じゃあ無理に頑張らなくてもいいや・・・の思考になるわけです。

こんな状況・状態の方にもっと職位や給料上がるように頑張ろうよ!と声をかけても【何も響かない】なぜなら、そこに価値を求めていないのですから。

仕事においても、無難に、必要最低限な事を、与えられた事をやっていればいい。リストラ・クビにならなければいいと。そんなモチベーションが意図もせず簡単に出来上がります。

じゃあ・・・どうすればやる気出すのよ?前向きになるのよ?と思いますよね

次回の投稿では、今の世代に起きている事や何が満足に繋がっているのか?等【承認欲求】について記事を書かせていただきます。お楽しみにお待ちください。

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