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楽~な生き方に!「メタ認知」★6万回の思考からのチョイス

2022年を占うのコピー (4)

楽~な生き方に!「メタ認知」★6万回の思考からのチョイス

☆さて、人は一日に多くて6万回も思考していると言います。

これはアメリカ国立科学財団の発表によるもので
そのうちの8割はネガティブなことを考えているとも。

また、だいたい日々同じようなことを思考しているそうです。
思考のパターン・思考の癖ってやつですね。

よくポジティブ思考・ネガティブ思考と言いますが

人も動物ですので、様々な危機管理というのは本能的なもので
ネガティブ思考というのも、それに関連されているようにも思います。
ネガティブ思考は、決していけないものではありません。

ネガもポジも、その時々での、選択が大事です。

☆さて、6万回ていうと、1秒で何回になるか?計算してみたことがあります。
起きている時間を20時間程度としたならば
人は無意識に、1秒に1回は何かを思考しています。

それを表面的に、全部キャッチしているか?というと
キャッチしていない。無理です。
その中からどれかを「選択」しています。

私は、起床時の寝てるか、起きているかよくわからないときに
よく変性意識状態になっていますが

時々、無意識で思考しているもの全て、いっぺんにキャッチするということがあります。
それは、1秒に1回どころではないほどの、膨大な思考です。

ので、「6万回というデータでは、少ないのでは?」とも感じています。

いっぺんにキャッチしていることは
どうでもいいようなことも多々です。

1秒の間に
「うどん食べたい」
「あの人元気かな?」
「ギリシャに行きたいな」
「ゴミ捨ていかなきゃ」
「書類かくの面倒だな」・・・・・
と、怒涛のごとく、それぞれ思考が
たった1秒の間に食い気味でやってきます。

「えーー!私は1秒に
こんなに沢山考え事してるんだー!」と、驚くものです。

とても、不思議な体験ですが
これ、もし起きている間、1秒毎に全部拾っていたら

多分、精神崩壊・・脳の疲労がすさまじいでしょう。

試しにやってみてください。
1秒!カウントして、どれくらいのこと考えているか
キャッチしようとしてみてください。

通常の意識状態では
1つ拾うのも、たった1秒では難しいでしょう。

つまり、ほとんどの思考は意識的には拾えていません。
しかし、それら全てのことは無意識では考えている。

それは、無意識レベルで自分の人生に
影響を与えています。

★もし
「私は、この場に超絶にいたくない」と毎日のように深層心理では思っているのに
「でも、それを言ったら周りになんて思われるだろう?嫌われたくないからいよう」と
それをあまりに極端に選択しつづけ、そのストレスをうまく処理できなければ

心や身体の不調に繋がるかもしれません。

もし「私は幸せになるんだ」と表面では選択しても
深層心理では「私なんかが、本当に幸せになっていいのだろうか?」という疑いが強いといった

そのような不一致が起こりすぎると、人生がスムーズではないようなモヤモヤを体感するでしょう。

逆説的に言えば、自分が何を本当は思っているのか?
自分が自分に、ちゃんと聞いてあげることは重要です。

☆普段私たちが起きているときは
沢山の思考の中から(無意識層の意識の中から)

何かを選択し
それを脳に司令を送り
脳は、私たちの言動に指示を送ります。

その選択が、いわゆる「認知」です。
それを意識化できているのが「表面意識」。

つまり、意識的にフォーカスできている部分ですね。

膨大な思考の中から、何かを選択して認知しているわけですが
全ては認知しきれていない。

そして、もし1秒ごとに選択が移り変わっていたら
行動もぐちゃぐちゃになりますので

脳は、ある程度のことは、予測をして
連続的なつじつまを、合わせようとします。

この動画の中で、脳がいかに「推測」で働いているか?について
わかりやすい説明があるので
興味のある方は、あとで見てみてください。

https://www.ted.com/talks/anil_seth_your_brain_hallucinates_your_conscious_reality

寝ている時は、また意識状態が違うので
夢の中では、おかしなストーリーだったり、急にシーンが変わっても
その前後の関係のつじつまがあわないまま、話が展開されたりしますね。

しかも、夢のストーリーは、たった数秒で
かなりのストーリー展開がされているようです。

起きているときは、自分の連続する思考を、
意識的に行動できる時間軸と繋げて
フォーカス出来るようになってるんですね。

☆余談ですが、私は昏睡状態に陥ったことがあります。

一切の暗闇の中、ただ一つの思考だけが働いていました。
「ダメだ、生きるんだ・・起きろ!このまま意識を保て!」と、
「無意識の中の自己」が、私の全細胞に呼び掛けていました。

もしこのまま、自分という意識を完全に失ったならば
暗闇の中で死んでしまう・・。と感じ、必至に自分を保っていました。

実際に、死にかけていたのかはわかりません。
そういうイメージの中にいただけなのかもしれませんが
それは深く暗い淵にいるようでしたが

物凄い、意識のフォーカスの力を自分で感じていました。

また学生時代に遅刻しそうだったので、自転車で爆走し交差点を飛び出してしまい
車にはねられ、ぽーーんと飛んで行ったときには

きっと数秒のことなはずなんですが
いわゆる「走馬灯のように」膨大な量の思考が頭によぎっていました。

「人って、こんなに数秒の間に、色んなことって考えられるのか・・」
と、その沢山のことを考えている自分を更に俯瞰して感じているという
驚きの数秒の体験でした。

ちなみに、自転車はぶっ壊れましたが
私は、相当飛ばされたのに擦り傷ひとつない無傷でした。
神様、ご先祖様ありがとう。

はねた運転手さんが
相当心配しながら病院へ行こうといいましたが

どこもいたくないので、学校まで送ってほしいと頼んだ結果
おかげ様で、いつもより学校に早くつき、遅刻せずにすみました。

☆ここから本題

さて、ここまでのお話から、何が言いたいのかと申しますと!

人は
自分が無意識で思考していることのほとんどを
意識化出来ていないということです。

ヨーガや呼吸法・瞑想では、この意識化のトレーニングをしますので
心や身体の不調が在る場合にも
ヨーガ療法・ヨーガセラピーとして応用されます。

先ほども、書きましたとおり
人は、自分の言動のつじつまが合うように
膨大な思考の中からほんの一部を選択します。

じゃないと、もし全部ひろっていたら

たった一秒で
「うどんを食べながら、あの人を想い、ギリシャの写真をみて、ゴミ捨てにいきながら、書類をかこう!」
としなければなりません。

一度にいくつかのことを処理する能力は
人それぞれでしょうが
これも、意識化によります。

最近は、多動力。なんていう言葉もよく言われますね。

とはいえ、次の1秒後には
更に、思考は膨大にやってきます。

どんだけ多動力や、処理能力のある人でも
無意識で起こる思考の全部をこなすのは、難しい。
この物質と時間という制限のある世界においては。

だから、人は
自分の処理できる範囲で、選択します。

働く男性や、エリートと言われる人々、クリエイターやスポーツ選手にも
ヨガやマインドフルネスが流行ったのも

フォーカスするという集中力や
思考のクリアでベストな選択、多動力や処理能力をあげるという側面からでしょう。

情報過多で、スピードの速い現代で
意識のコントロールを失うことは、生きづらさに繋がってしまいます。

マインドを外部にコントロールされるのではなく
自分でマインドのコントロールをする。

ヨガや瞑想は、霊性や精神性という側面以外に
こういったマインドや、健康への恩恵があります。

★思考とは、英語に直すとthinkingですので
考え事ですよね。

時々、あれやってたかと思ったら、他のことに気が向いて
やってたことを放っておいて、他のことに取り掛かっちゃう人いますね。

気が散漫になるっていうやつです。

アーユルヴェーダ的にみると

ヴァータ体質という、風のエネルギーが強い人は
自由な発想は素晴らしいのですが、行き過ぎると
気や考えがすぐ、コロコロ変わっちゃうので、物事が定まりにくい。

逆に、カパ体質の人のは、フォーカスをあまり変えない感じですね。
ピッタ体質の人は、フォーカスの力は強い。

しかし、行き過ぎると、執着的になってしまい、否定や疑いが強くなり
他の発想・沢山の可能性の選択を放棄していることになります。

散乱とは、気持ちがあちゃこちゃ乱れてること。
昏沈は、自他に対して否定的で懐疑的な沈んだ状態。
不定は、何かあればどちらかに動揺しブレてしまう心
を言いますが

ヨーガでは、これらを「無明」の状態といい
意識・精神をコントロール出来ていないことを示します。
これを「一心」や「定心」に変えていこうとします。

☆ヨーガやマインドフルネスでは
この意識のコントロールもするわけです。

意識をどこに合わせるのか?

それは、認知のコントロールということにもなります。
そして、それが生き方のコントロールに繋がります。

ヨガやマインドフルネスという瞑想は「メタ認知」という
「自分が何を認知しているか?」を「認知する力」も養うのです。

★意識のコントロール・意識の目覚めは
生き方が、楽になります。
自分にとってベストな選択がとりやすくなります。

無意識層では、様々な思考が巡っています。
研究にあるとおり、ネガティブな思考も沢山あるわけです。

それは、言い換えれば情報です。

過去の失敗からの恐れ、未来への不安や心配
そんなのもあるでしょうし

喜びや感謝、楽しみ、希望もある。

自分を自分で俯瞰して、意識のコントロールが出来るようになれば
その中からベストな「選択」が出来ます。

その選択は、脳に司令を出し
現実の言動になります。

松果体は
この現実に、それを映し出します。

意識が選択した自分が、
その波動をこの世界へ向けて振動します。

思考は現実化するという仕組みです。


カウンセリングや、講座内でのワークでは
自分の誤認知の修正ということをやっていきますが

メタ認知能力は
感情や思考のコントロールであり
生き方のコントロールでもあります。

「自分も、自分の人生も、コントロールする」

わざわざ、自分が生きにくくなるような選択をしない。
自分の喜びや幸せへの選択をします。
それは「認知」によります。

思考は、膨大な量の情報からやってきています。
その中には、ネガもポジも、悪も善も、否定も肯定も、全てある。
無という宇宙の中にある「有」には、全て含まれています。

その中から、私たちは選択し放題です。

★また私たちは、
理性や知性があるので、ただ本能的に動くだけではないわけですが

この時に、知性という精神性を磨いておくことで
更に、選択は大きく変わってくる。

ということで
また別の記事では
精神・精神世界について、お伝えしていきます。

精神とは英語に訳すとスピリット。
「精神とは?」に掘り下げていきます。

☆今日のお話でもっともお伝えしたいことは

自分も、自分の人生もコントロールは可能ということです。
自分が、自分のリーダーです。リーダーの指示次第で流れが変わるわけです。

流されて生きているということは、他者や社会に流されていると見えて
実際は、「自分の思考選択パターンに流されている」とも言えます。

意識の目覚めは、自分の生き方を楽にします!
目覚めようスピリッツ!

TTT(*‘∀‘)
徹底的に楽しく!

引き続き
宜しくお願いいたします!!


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