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うれしかったこと

5歳息子を育てるママです。
この夏パパの親戚に会いに岡山へ行きました。
パパは帰省出産で産まれておばさんたちに大変お世話になったそう、いろいろあり高校も岡山でお世話になりながら卒業したそうです。

みんな温かく優しく迎えてくれました。
息子はごあいさつもしっかりでき愛想もよくお行儀よく
なんてことはまったくなく、ムスッとした顔であいさつするでもなく恥ずかしがりなわりにはずかずか家をウロチョロ
まぁ嫁としては・・・つらい状況な気もするが
知らない大人がズラーっと並んでるわけで息子が思い通りの行動をしてくれるなんてハナから思ってないので大丈夫。
そもそも私の中でパパのまわりの人がこんなことで文句を言う人ではないと信じていたし、むしろパパがどんな人に囲まれて育てばパパみたいな人になれるのか見たかったから。
ぐいぐい来ることもなく、そっと目の前に用意するだけあとは本人に任せるスタイル。
良し悪しを判断することもなく。
温かくひろーく包み込む感じ。
次の離れた親戚のおうちでは、息子も緊張や恥ずかしさがほぐれたのか今度は最初から二階に行きたい!やいろんなものに興味津々。
息子のやりたいようにやらせてくれていろんなものを持ってきて見せてくれたりしました。お義母さんもそういう人です。
お昼ごはんの時は、息子のこだわり?が炸裂です。
お箸はまだ使えない!お椀がいい!あーしたいこーしたい!
あれ?うちの子ここまでだったかな?ママを試してんの?ママに嫌がらせ?ってくらいママを気まずくさせるやん。
今思い返してもため息がでる(笑)
その後も自由に遊び、そろそろ帰ろうかなーというときに
パパの叔母が私に小声で「この子はかしこいよ。この歳でこれだけはっきり自己主張ができる子なかなかいないよ。これからの時代そうでなくちゃ生きてはいけないからね。大事にしなさい。」
「この子はちゃんと説明すればわかる子やろ?ちゃんと説明して納得すればわかる子しっかり自分を持っとる」

一般的にいい子と言われる子には程遠く恥ずかしいと親が思う感じだった息子。でも、私もいい子っていうのは「大人にとって都合のいい子」でしかないと思っていたし、親の立場、気まずさで子供を叱りつけることは絶対したくないと思っているので今回揺れ動く私の心を最後に癒してくれ、これでよかったんだ。これでいいんだ。
5歳ここまで私なりにしっかり子育ての軸みたいなものを微調整しながらも持ち周りから見たら「甘やかしすぎ、こんなんで大丈夫?」くらいのことを言われたりもしました。
が、80歳を過ぎた叔母さんに真剣な顔をして言われすごくうれしかったし、この先、不安になったりしてブレそうなときもきっとこの言われた言葉は忘れないと思う。

息子が本当にかしこいのか?しっかり自分を持ってるのか?なんて本当のところはどうでもよくて
息子がどんなであろうと「この子は大丈夫」と信じて子育てすることに意味があると思う。

叔母さんの言葉もうれしかったし、あんなに息子を温かく迎えて喜んでくれることが本当にうれしかった。
パパもたくさんの愛にあふれて育ったんだなぁとつくづく感じました。

あーあと、私自身はじめて会う親戚もいたのですが、パパはもちろん私や息子の名前をたくさん呼んでくれたのが印象的だったな~
何かを話すまえに必ず名前をつけてくれる。
また会いに行きたい!

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