Minori

会社員3年目。 自分の心に素直になってエッセイを書く人。

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今年大学に入学した皆さんへ

こんばんは、巷の大学院生です。#オープン学級通信というタグがあったので、誰かに届くといいなと思いながら書きたいと思います。 さて、現在の世の中の状況は、良いとは言えませんし、私たち学生はいつまでまともに大学に行けない状況が続くのかは分かりません。 私は今修士1年なので最悪の場合、卒業まで対面で授業を受けられないことも想像しながら生活しています。 ですが、現状を悲観的に捉えるだけではなく、今だからできることは何か、今だから気がつくことができることはないか、アンテナをはって

    • ジンジャエールが飲める友

      小学生の頃、あのシュワシュワの刺激がつよくて、炭酸飲料をあまり飲めなかった。 刺激に負けて、1口は飲めても続けて2口いけないのだ。 だからあまり炭酸を飲まなかった。 飲むとしたら、焼肉屋さんのドリンクバーでカルピスを飲むつもりが間違ってカルピスソーダを注いでしまったときくらい。 まだわたし子供だし、いつか美味しく飲めるようになるんだろうなーうんうん。いつか炭酸が飲める女子になること間違いなし!と余裕綽々の想いだった。 **** たしかあれは小学校2年生の夏。近くの家

      • enjoy恋愛!

        暇になると考え事をする わたしは結婚するのがはやかった。ただ、そうなるべくしてなったともおもう。 えー!イタい、イタすぎるどうしよう!誤解を招きそうな文章を書いてしまった。 前にもnoteに書いたが、私はべき論で生きてきた。偏差値の高い大学に行くべき。給料の高い会社に行くべき。20代で結婚するべき。 なんともつまらない人生。思っていても言わないでほしい、 嫌悪感さえ感じる価値観だ。 もちろん他者に対して、このような論を振りかざす気概はまっったくない。この文章を書いて

        • 知床の流氷の上を歩いたら

          2024年の3月に私ははじめて、北海道の東のほうに足をふみいれた。 阿寒湖、網走、そして知床。 どの地も素晴らしかったのだけれど、特に私の記憶に残っているのが知床だ。 知床の海には、流氷、といって大きな大きな氷が大海から流れ着く。 大きな氷が、海の上にたーくさん浮いているのである。この記事のヘッダー写真はそのときに撮ったもの。 イメージ画像みたいだけど、わたしがこの目でみた景色だ。 わたしはその流氷の上を歩いた。 流氷ウォーク、といって、ドライスーツを着て、海の

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          冷める

          私の身近にいるあるひとのことばに私は毎秒冷める。 いちにちを振り返るだけで、冷めエピ(造語)があれやこれやと出てくる。 私が思いっきり風邪を引いたから、念の為出かける用事をヤメたその人。 私のせいで(あなたの)用事、行けなくなってごめんね というと、「ほんとそれはそう」と真顔で(本人曰く冗談交じりに)云うその人。 え? 「そんなことないよー気にしないでー」とかのほうが適切じゃない…?その冗談を言えるのがコワい… 「洗濯物回すねー」とわたしが言うと、「それ言われて俺

          リミット

          最近ずっと頭のどこかで意識してしまっている人生のリミット 端的に言えば、妊娠と出産について。 ともだちのYちゃんは、子供はほしいが妊娠出産はしたくないという。 わかる。 ともだちのAちゃんは、もう結婚したんだしささっと赤ちゃん産んで育てちゃうのもありだねという。 わかる。 年上のKさんは最近子供を産んだ。 すごい。 自分の中でも産むなら20代のうちがいいのかなと思っている節はあって、29で産むとしても28で妊娠、ということは27くらいから妊活スタート?と思うと

          リミット

          ただの日記をnoteに書くな!

          ※タイトルは我に言ってます 今日は泣きながら仕事をしてしまった なんで泣いてるのかもよくわからなかったけれどつらかった ご飯を作るって言ったのに作れないメンタルになった自分も嫌だったし ピリついた人がひとりいるせいで生産性が落ちてるmtgも嫌だった 5月からの業務分担も「誰かがやらなきゃいけない」「正確性が求められる」「作業チックな」仕事が増える モヤモヤ仕事してたら、家のチャイムが鳴って「聖書は読んだことありますか」って言う人がきた あなた、私のもやもやを加速

          ただの日記をnoteに書くな!

          ずーっと生きるヒントを探している

          2023年の秋口〜年末には、能町みね子さんや雨宮まみさんのエッセイなどにハマった。 2024年に入ってから、なぜか小説を読み漁っている。特に金原ひとみさん、村田沙耶香さん、山内マリコさんなど、女性作家さんの作品が多い。 はてどうしたものか、欲しいと思った本はすぐに買い、自分に足りない栄養分を摂取するかのように本を読んでいる。家に「まだ読んでいない本」つまり積読がないと不安になる。 自分でも珍しいので、なんでエッセイや小説を読みたい気持ちになっているんだろうと考えていた。

          ずーっと生きるヒントを探している

          逃げるように思い出す幼少期の夢

          あ、私この人みたいになりたい。 幼稚園のとき、私の髪型を綺麗にしてくれた美容師さんを鏡越しに見て、そう思ったことを鮮明に覚えている。 美容室で髪の毛を綺麗にしてもらうと、そのたびに心が躍った。そんな気持ちにさせてくれるお兄さん・お姉さんがとても素敵だと思ったし、憧れた。 はさみひとつでこんなに嬉しい気持ちにさせてくれるの、天才?と思った。 でも私の人生のどこにも「美容師になる」と心に決めた瞬間はなかった。忘れ去っていたわけじゃないけれど、真面目に目の前のやるべき(と思い

          逃げるように思い出す幼少期の夢

          ありがとう家電、ありがとう夫

          家事分担 それはパートナー、共同生活者を持つものにとって永遠のテーマ… だけれど、他のおうちがどうしているのかが見えないのがこれまた厄介。自分がどんな家で育ったかが大きく影響してくるし、自分の家族構成によってもやるべきことの量が全然違う。 ちなみに私のおうちはこんな感じである↓ 普通っちゃ普通のプロフィールを書いた訳は、この基本情報によって家事分担がどれくらい参考になるか、ならないかにも影響すると思ったから。 基本の「き」である、洗濯・掃除・皿洗い・料理の4点に絞って

          ありがとう家電、ありがとう夫

          経済回してんなぁ

          違和感を感じたことはなにかのヒントになる。そう信じているので書いておこう。 推しにお金をたくさん使う人、毎月旅行に行く人、ゲームへの課金を厭わない人… 会社の飲み会に参加すると、同じ会社の人たちがいかに自分の好きなことにお金を使っていることがわかる。 リッチだなぁ、経済回してんなぁ、お金なくなったらどうしよって怖くないのかなと思う。 そんで特に母親世代の女性たちが思いっきりお金を使って、色んな景色を見て、体験して、それを若手に勧める姿を見ると、なんだか圧倒される。

          経済回してんなぁ

          湧き出てくる興味関心と向き合う

          2024年2月13日公開のschooの授業「私このままで大丈夫?悩む人のキャリアの見つけ方」を観て、まーた影響されたので、感想をつらつら。 まずは、「誰の」ために「なにをしてあげたいか」を考えることから始まった。 これについてはわりかし結構前から考えていることがあって、それは「女の子」の「我慢をなくしたい」ということ。 どっちも規模が大きくて自分でも面食らってしまうわね。 例えば、生理痛への我慢、女の子なんだからという漠然とした我慢、お金を使うことへの我慢、結婚したら

          湧き出てくる興味関心と向き合う

          羨望(『蛇にピアス』感想)

          蛇にピアスを読みました 急に自分を重ねるのはいかなるものかと思いますが、 クソ真面目に、いや思考停止させて人生を生きてきたから、 空っぽそうな主人公ですら、怒りの感情とか持ち合わせていることに羨望の気持ちすら湧いた。 自分の体を改造したいとか、この入れ墨のデザインがかっこいいと感じたりとか そういう気持ちが湧いてくることを、自分に許せるのが羨ましい。そんな感じ。 だって、人生なんざスタンプラリーで、やると決まっているものをこなしていく作業なんじゃないの? その押

          羨望(『蛇にピアス』感想)

          なにより麦くん(『花束みたいな恋をした』感想)

          花束みたいな恋をした を観ました いやぁこんな素敵な映画、早く教えてください…って誰宛かわからん感想を抱きました 結構心突き動かされたのでちょっと感想なり書き記してしまいます。 いやぁ2時間くらいで恋愛のはじめから終わりまでこんなにきれいにまとめ上げたのがすごい。もうギュッって感じ まずは付き合うまでのところを繊細にかつわりと短い時間で描いてるのがホォ…と感心。 初チュー後の絹ちゃんの言葉 的な発言。 可愛すぎて悶絶しました… みんなあれを観て平気でいられたの

          なにより麦くん(『花束みたいな恋をした』感想)

          Google Discoverさんが優秀な話

          昨日は横浜で行われている、「酒処 鍋小屋2024」に行ってきた。 普段こういうイベントは、「気づいた頃には終わってる」が定番の流れなのだけれど、 夫と前もって予定を合わせて行くことができた。 その理由は何を隠そうGoogleDiscoverさんのおかげである。 私が普段検索などしている情報から興味のありそうなイベント情報や、色んな話題を教えてくれるのである。 最近は、TwitterがXに変わって数回みただけで、あまり興味のない投稿ばかりがフィードに流れるようになってしま

          Google Discoverさんが優秀な話

          雨宮まみさんと出会った記念(『女子をこじらせて』感想)

          10日前、突然noteの記事を更新したのには訳がある。たまたま図書館で出会って、最後まで読みたいと思って借りて帰ってきた本を読んで、なんだか心が動かされているからだ。 ん?心を動かされたから書いた、というのとはちょっと違う。心が動かされて、自分で自分が何を感じているか、表現してみたくなったから。 出会ったのは、雨宮まみさんの『女子をこじらせて』という本。雨宮まみさんがどんな風に自分をとらえて、どう相手からみられていると感じて、どんな風に生きたのかがわかる、"超自意識密着本

          雨宮まみさんと出会った記念(『女子をこじらせて』感想)