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春の訪れが感じられる宮城県気仙沼市で大島産牡蠣を食べました

3月になり、寒さが和らいできました。今年は暖冬といった印象で、昨年、一昨年と比べて積雪も少なく済みました。お陰で車移動に困ることも少なく、暖かな気候に感謝するばかりです。

今日は、久し振りに気仙沼に行って来ました。ぼぉっと浮かび上がるカオナシに少し驚きつつ、軽く歩きます。

謎のカオナシ

といっても散策ではなく、軽く食事を取ったくらいにして帰って来たので、今回は食事で訪れたアンカーコーヒの紹介です。

  • 気仙沼大島産牡蠣のとろとろチーズドリア

  • いちご生ミルク

こちらを食べてきました。ということで、今回はこちらの感想を中心に行います。最後に、久し振りに気仙沼を来訪した感想めいたものを添えます。


気仙沼市:アンカーコーヒー内湾店

本日食べたメニューはこちら。

気仙沼大島産牡蠣のとろとろチーズドリアといちご生ミルク

気仙沼大島産牡蠣のとろとろチーズドリアが1,680円、いちご生ミルクが680円でした。若干ながらインフレを感じさせる値段で驚きましたが、それだけ払っても満足できる内容でした。

大粒の牡蠣

地元の大粒の牡蠣が入っているのが特徴的で、牡蠣を好む人にとっては垂涎もののメニューだと思います。生牡蠣を食べたい人には合わないかもしれませんが、牡蠣は加熱した物の方が良い人にとってはうってつけでしょう。

チーズとクリームによる甘みと牡蠣のほのかな苦みが絶妙で、食べる手が止まらなくなる美味しさでした。ボリューミーではあるものの口溶けの良さのようなものが感じられ、重さを感じずに完食できたのが印象的です。

また、いちご生ミルクは、どことなくシェイクのような飲み口で、ジュースというよりはスイーツのような満足感が得られます。680円に抵抗を持つ人もいるかもしれませんが、舌触りの良いスイーツを頼むと思えば、抵抗も和らぐのではないでしょうか。

冬を越えた気仙沼市の変化と大船渡市との比較

気仙沼市街を一人でドライブしたのは実に3ヶ月振りくらいになります。気仙沼市の興味深いところは、少し時間を置いて行くと変化を感じられるところだと思います。

私の住む大船渡市は、東日本大震災の被災による復旧作業が何処よりも早く目処がついたわけですが、この4-5年ほど、まるで東日本大震災以前に戻ったように、余り変化を感じられない所謂普通の田舎に戻ってしまいました。

その一方で閉店や撤退のようなものは相次いでおり、衰退だけは着実に感じられるときを過ごしています。地元不動産屋からは開発も余りなく、東日本大震災の復旧事業で訪れていた人々が去って行く関係上、不動産があまり動かないと嘆いていましたが、まさにそうした状況を肌に感じます。

それに対して気仙沼市は、NHK連続ドラマ小説の影響による活況こそ落ち着いたものの、今でも土日ともなれば来訪者はそれなりに見られますし、何より新しい店舗の姿をちょこちょこと見られます。

気付けば古着屋ができていたり、カラオケ店が開店したり、シャトレーゼが開店したり、今度ははま寿司が開店するようです。確かに商店街の衰退が進み、閉店などがあるのは大船渡市同様ですが、新しい出店があるため、新陳代謝が感じられるのです。

東日本大震災からの復興まちづくりについて、成功例と呼べるほどのものは、余り多くありません。もちろん成功例として語られているものはあります。

しかしながら、それらはあくまで語られている程度のもので内実が伴わないものがほとんどです。そうした中、気仙沼市については、もしかすると本当の成功例として復興を成し遂げられるのかもしれません。

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