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🎬アメリカン・ガール/アメリカから来た少女 98本目 22.12.02【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#アメリカン・ガール/アメリカから来た少女】でした。
#Netflix 鑑賞
※見出し画像引用 https://www.netflix.com/

2022.10.08 公開  101分
第58回金馬奨 新人監督賞 新人俳優賞 撮影賞
観客賞 国際批評家連盟賞

出演 #ケイトリン・ファン さん
#カリーナ・ラム さん #カイザー・チュアン さん 他
監督 #ロアン・フォンイー さん
脚本 #ロアン・フォンイー さん


#Filmarks では 、22.12.02時点では 3.7
私的にこれは……3.3 割と普通…な感じかなぁ…。
(※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆)


家族のお話、映画、でした。

舞台は台湾。
父だけを残して、
母と娘2人はアメリカに居た…そんな家族が、
(…なんで居たんだろう?)
母の病気をきっかけに台湾に戻る…
そんな家族それぞれの、
生活の中で生まれる戸惑いや葛藤を描いた映画。

これは監督のロアン・ファンイーさんの
自伝的な映画、ということなので
実話からの映画…でもありますね。


大きな展開、緩急激しく、抑揚振り幅大きく……
な感じは特にありません。
ただそこにある、家族の姿を描く。。。

帰国子女の方…は、
特にハマるかもしれませんね。
帰国子女となった少女の気持ち、辛さ…を
重ねて観ることが出来るように思いました。
この長女…が、過去の監督の姿だと思いましたので
視点はこの長女…で進みます。

そして母の病気
病気、ガンを罹患して…
その立場、自分が消えた、死んだ時の想像…から
家族を思う気持ち。
そして同時に反抗期の娘を抱える気持ち。

そして、
そんな中で、男1人の父親
その全てを包んで理解しようとするけれど…
なかなかそう思い通りにはいかない父の姿…

そんな家族の姿を映していました。


全体的には…静かな感じで進んだ印象が残りました。
あと、、、画的にも暗い感じ…かなぁ…。
これも全体的に…暗い照明、暗い照度…を感じましたね。
そういう演出で撮ったのかしら。


私は個人的に誰かに感情移入する…は無かったので、
そこが分かれ道、かと思います。

そんな家族の姿、
そんな家族の中の立ち位置、
女性としての視点、価値観。
男性としての視点、価値観。

そこに自身の経験などがリンクした人
ハマる映画だと思います。


紆余曲折ある、
アップダウンの激しいお話が好き!…な人には
たぶん向かない、、、笑

そんな(伝わります?)映画、でした。
予告でご興味持たれたら、
ぜひ、ご鑑賞くださいませ☆


ちょっとネタバレ含み、、、、で。











娘2人のキャスティング…は
かなり大変だったんじゃないでしょうかねぇ。。。

あれだけ良い英語の発音が出来て、…
で、中国語と混ぜて自然に話せる子ども2人。。。

でも、そこまで長くアメリカに居た…わけでは
無さそうだったけど、
あんなに流暢に話す感じ…に、なれてたのかなぁ?
監督は帰国時、どうだったんだろうか。。。

そして、
父親もまた、英語を話すシーンは無かったですが、
さらっと聞き取ってる感じのシーンはいくつか…。
(え?父も普通に…会話に交じれるの?)って
思いましたね。


あの……馬…のシーンは、、、
アメリカに居た時に、
乗馬してた…って設定じゃないのかなぁ?
で、
そこで乗ってた馬がスプラッシュ……じゃなくって?

台湾で
ネットで見つけた乗馬クラブ…があって、
そこに夜行って、、、
でもそこの馬に「スプラッシュ」って言ってた。。。

それは……
その馬にスプラッシュを投影して…ってこと?
なんかその辺、すっきり頭に入らなかったなぁ…

ご鑑賞された方……そこ、引っかかりませんでした?


ただ、
馬に手綱…ハミ?
…を拒否られて…辛くなって泣いてしまうシーン。
あのシーンはこの映画の核となっていた…ように
思えましたね。

心の支え…的なところにあった、
アメリカの友達…や、馬…と
上手く繋がれなかった切なさ、悲しみ…というか、、、
アメリカの友達…ジェシーにも
「会いたい」…書いたけど、消す…。

あの辺の心境…反抗期の時の心境……
アメリカでの生活に対しての心境……

きっとたぶん、
本当に楽しかった…のでしょうね☆
乗馬もきっと楽しかった。

けれど、
親の事情…で帰国させられてしまう。。。
これはかなりの…振り回しだと思うので、
多感な時期に、
居場所を振り回される子ども…としては、
その怒り、苛立ちは当然あるでしょうし…
病気が理由と知っても…あれだけ反抗が出てしまう……
ものでしょう…ね。
監督自身がきっと、
そういう気持ちを持ったのでしょうね。

あ、
あの…「I hate you mom」って
タイトルで書いたブログ。。。
あれ、
なんで学校の先生…見つけられたんだろう、、、??
謎、、、


あ、あと……
お父さんが

「スピーチ読んだ(え?勝手に見たん?)
まだアメリカがいいなら
僕がなんとしてでも戻してやるよ。
でも、自分の問題を避けたいだけなら
どこに行っても同じだぞ」

……ん~…
ちょっといいこと言ってる風…だけど、
だいたいが、その自分の問題…ってのは
「アメリカに居たかった」が根本的で強いわけで、

だから、私が彼女だったなら、
「…なんとしてでも、って言うなら、
絶対にアメリカに戻してよ!」…ってなったなぁ…笑

なんか、
そういう振り回された子どもの心情を無視して、
さも(こっちの真実が正しいのだぞ)とばかりに
そんなものを秘めた風で
大人ぶったご意見を子どもに落とし込む……ってのは、
私はきらーい☆


…っていうか、
結局、スピーチは、、、何を書いたのかしら?
それのシーンとか…あるんだろうな…と思わせて、
いきなり終わってエンドロール……って感じがしました。


はい、以上そんな感じでした。おしまい☆

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