🎬余命10年 73本目 22.11.08【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#余命10年】でした。
#Amazon Prime 鑑賞
※見出し画像引用 https://wwws.warnerbros.co.jp/

2022.03.04 公開

出演 #小松菜奈 さん、#坂口健太郎 さん、#奈緒さん、
#山田裕貴 さん、#黒木華 さん、#松重豊 さん 他
原作　# 小坂流加 さん
監督 #藤井道人 さん
脚本 #岡田惠和 さん、#渡邉真子 さん

#Filmarks では 、22.11.08時点では 4.0
私的には…3.3 …ぐらいでしょうか。
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

はい。
感動屋で、泣き虫な私です、こんにちは。
涙もろくて困ります。。。


そんな私、、、
この「余命10年」。。。。


１ミリも泣けなかった、、、

ガーーーーーーンッ！！！


話題になってた時から、
（おー超観たい！楽しみっっっ！）って
待っていた作品でしたが、、、

ダメでした、、、
心が揺さぶられる…とか、
そういうのも、何も無かった、、、、


なんか……
ん～……ネタバレ含み…じゃないと、
細かくは書けない…ですが、

このカップルの、、、
２人の軌跡、
積み上げたもの、歴史、中身、空気感、、
そういったものが
回想シーン的に…
切り取った場面を繋げて流して……だけで
観せている。。。

これですね、ここに尽きます。

それじゃ……、感情移入できません。
…できませんでした。
あれで充分…な人も居るのかも…ですが、
私はダメ、でした。


あと……
和人…坂口健太郎さんの…
キャラの深掘りが無い…と言うか、、、

彼が何を考えて、何を思って、何を感じたか…
それが全然見えなくて。
個人の…じゃなくて、
茉莉…小松菜奈さんとの…
２人の間での、何を考え思い感じてるか……が。

２人の軌跡…を
ただ映像だけでしか観せられてないから、
和人…なんか良くわからない人。
ただ…弱い人…みたいな。

茉莉…の描写はすごく良い。
でも、それが多過ぎて…なのかも？
和人が足りない。
だから、２人の関係性とか絆とか、
そういうものが見えないし感じられない。

…なので、
その後のストーリーも
気持ちが入らないまま……で、終わった。。。
ただ…
過ぎていった、１人の女性の生き様が。。。

そんな感じ…でした。
でも、
他の方のレビューや評価点は高いので、、、

私側…の人のが少ない…のかも、なので
実際のところ…は
ぜひ、ご覧になって確認してみてください☆

---

では、ネタバレ含み……で。。。

…ちょっと長いです。。。
楽しみだった映画だったので……
ガックリ感を書き連ねてしまった、、、、

オープニング、
非常に美しかった…ですね。
車いすに座って、桜を撮影してるシーン。
良かった☆

そして、冒頭の病室で…亡くなられてる方の…
自分の子どもの映像を２人で観ているシーン…
ここの方のが、グッと来る感…あったなぁ、、、

…で、その後の…
退院祝いの女子会…では、
ビデオ撮らない…のね。。。

前半の流れ…で
楽しい時間、色々と残したい思い…
あるのかなぁ～？って
感じだったけど、、、
女子会…
（あれ、ビデオは…？）って
思いません…でした？？笑


あ、
お父さん役の…松重豊さんの…
病院での先生への挨拶のシーン…と、

和人…坂口健太郎さんの
部屋のゴミ片付けてるシーン…で、

２人とも、頭下げる姿勢で…
（めっちゃ猫背だなぁ～）って、
思いませんでした？？笑

２人の背中の曲がった角度…
めっちゃ気になってしまった…ｗ

で、そこから始まる……
思い出シーンが続くやつ、、、
ここですよね、ここから。

・海辺のシーン
・花見のシーン
・クリスマスパーティーのシーン

↑ この３つのシーンで良く観えてくるの…
奈緒さんと山田裕貴さん…の
こっちのカップル…なんだよなぁ…


で、肝心の茉莉と和人は
あれは…大晦日的な？屋台とか出てたけど
冬服だったから初詣的な…時なのかしら？
手を繋ごうとして…拒否られる…っていう、、、
なので、
肝心の２人の関係性は、
なんの進展も発展もしてない…で終わってる。。。


で、次は姉の結婚シーンに行っちゃう。。。
ここで2016…、同窓会は2014…

だから
２年ぐらいで進展が無く、
そして…この後の部屋での、
洗い物中に抱き寄せて…
で、また拒否られる…


この辺まで観てると、
（あ、茉莉は自分の病気のことがあるから
進めていけない…んだろうな）…って思いますよね？
うん、そう思う流れ…だ。
そうでしょう？？

で、並木道、道端で、和人は告るけど…
ここで揉める…で、過呼吸的になって倒れる…

ここのシーンの時点で、、、
２人の軌跡…が欲しいですよね？
いったいどこまで……なの？？って。

要は、すれ違いの２人のままだった…でも、
それでも良いのですが、
それが無い。

だから、和人が
「だっておかしいじゃん、ずっとこんな感じって」
「男として見れないならそう言ってよ…」…とか、
茉莉が
「今はでしょ？……私と居ると楽だから
一緒に居たいだけなんだよ」

この、
ずっとこんな感じ…私と居ると楽だから……
これの描写が足りない。
だから、この２人の関係性の中身を知らない。
で、入り込めない…


で、この後
「…勝手に決めつけないでよ」って怒って…からの、
過呼吸で倒れる、病室、
で、ちょっと病気のことを言う、全部は言わない……
で、「もう会いに来ないで、会いたくない」
で、その後
姉…黒木華さんが来た時に、
遠目のガラス越しで
ベッドで泣いている茉莉が見える。。。

ここで感じるのは、
（茉莉は…ホントは好きだけど…本当の
自分の寿命のことを言えなくて、進めなくて…
苦しいんだろうなぁ……？）って感じ。
でも、
和人…は、当たりキツくされた後…どうだったのか…
が分からないまま。。。
で、
もう別のシーンへ、、、

肺移植の話、新設した病院のことを…
姉の黒木華さんが持ってきて…
で、
「どっちがかわいそうなんだろうね」って
茉莉…小松菜奈さんが言うシーン。
あのセリフは
ちょっとシンドいセリフでしたね。

ただ…

肺の移植…の話…とか、
別の病院の話……なら、
聞いてみる価値があるんじゃないの？？って
感じませんでした？？

茉莉
「どれも私の身体には無理だよ
もう散々試したじゃん」
……え！？
だって、移植…なのに、、、？？？
移植は試してない…じゃん？？なぜその判断？？

まぁ、この病気のことは
本人が一番わかっているでしょうし、、、
調べたノート、冒頭に出たし、、、

でも………移植だよ？笑

この後の……
あのKing Gnuの井口理さんの居る、
女子会やった店のシーンになって……

で、誰か男を紹介…って話で…
その時に、沙苗…奈緒さんが
「あれ？でも茉莉も最近いい人…」
↑
これ（ん！？）ってなりませんでした？

だって、
４人で色々と思い出作ってるじゃん？？
いや、作った映像観たよ？
なのに…

なぜここで「最近いい人」…って、
知らない関係の無い他の人……的な言い方を
沙苗はするん？？？…良くわからんセリフだった…

でー、
この後の流れよーーー！

和人は仕事早く切り上げて…駅近辺捜索、
で、
茉莉はヤケ食い…からの、トイレで吐き泣く、

で？
偶然出会って……
そしたら、、、抱き合って出来ちゃうー！
……What's???

ここでの、茉莉の心変わりは……なぜ？？
さっきまで、
苦しんでヤケ食いしてました…よ？？
吐いて泣いたらスッキリしたの？？

なぜ、ここでは…
その病気を伝えられない苦しさ…を捨てて
受け入れる判断を…したの？？
ここ、
茉莉の心変わりが見えない、、、、

で、ここから……
また、２人の付き合っていく日々…を
回想シーン的に……
音楽をバックに…映像が流れていくだけ…
なんですよね。小説書きながらの画と交互で。
で、
たまに、鼻に酸素チューブ…のシーンもあって。

でも、
カウントダウンの
恐ろしい人混みの渋谷…に行ってたり…と
良く…この病気の深刻さ…が見えてこないんだよなぁ…

この音楽バックで流れたシーン…が終わると、
家の階段で気を失って…のシーンになるし、、、
どんな深刻度なの？？

あ、この後……街歩いてショーウィンドウを覗く和人…
これ、指輪選んでる…ってことでしょう？
わからなかったなぁ、全然、、、

沙苗…に原稿を見せて、沙苗泣く……
ここのシーンの奈緒さん、すごく良かったですね～☆
綺麗な泣き演技でしたね。

で、
「カズ君、私の病気治ると思ってるから」のセリフ

このセリフに来るまで、
（ん？病気のことはどこまで言ってるの？伝えてんの？
どういうレベルの付き合いをしたテイの
あの回想シーン的な映像だったの？？）って
ずっとモヤモヤしてましたよねぇ、、、

で、次よ！スノボ行くんよ！！
病室で酸素付けながら、先生の話を聞いてて…

スノボ行く準備の話…
連絡できる病院を～とか、酸素忘れるな～…とか。
（え、なかなかにヤバくない？
姉…黒木華さん、トイレで泣き崩れたよ？）

…わからん、、、病気の深刻さが全然わからん。。。
スノボ……冬の山……肺……どうなんだろうか、、、

スノボで泊まったところから……
先に帰ろうとする茉莉、つかまえる和人、
で、２人の会話……

（あーー、ここ泣くシーンだ。
感動して泣くシーンだ、これ。
多くの人はここで泣くし山場だぞ……

、、、泣けないじゃないかー泣）

ってなって、観てました。


で、ここでの茉莉のセリフでも…

「10年生きた人はほとんど居ないんだって。
……余命10年って笑えるよね。」

これを…初聞きしてる和人。

いったい、
いつから起算して10年って感じるんだ？？って
……思いませんでした？？

あの倒れて病室で話してた…
「ハタチの時に大きな病気をしたの…」のセリフを
覚えてたら、そこから起算…か。。。
どうなんだろ？

自分があの場で、あれを聞いたら……
（え？じゃあ、あと何年生きられる？）って
きっと思うと…思うなぁ。。。



そして、、、

茉莉からの…真実の告白をされて……
泣き崩れる和人…「分かった」って言って、
地面に崩れて泣く和人……行っちゃう茉莉……

えーー！？
プロボーズまで行ってる…関係まで来ておいて
そこ、あっさりバイバイ？？？？？
泣いてうずくまってるだけ？？？？


いやいや、
和人よ、、、、君、弱過ぎ君…じゃないか？？
どうなの？？
さすがのその流れで…動けないまま…で
彼女、帰らせる…かね？？？…情けない、、、

ここでも……２人のそこまでの
関係性の深さとか絆とか……
全然見えないままなの…だが、、、

…っていうか、
その前に、スノボ中に…
プロボーズされてて……

付き合う前は…きっと余命を気にして…
苦しんで付き合えなかった……
そんな人が、
プロボーズを受けて…笑って返してる…も
なんだか……ねぇ、、、
で、
朝、勝手に１人で帰ろうとして、、、
ちょっと……
良い子なのか悪い子なのか、
冷静なのか、動揺があるのか、
心模様…
茉莉の性格が……まだつかめない、、、笑

居酒屋の独立新店舗の名前……
リリー・フランキーさんの「名前どうする？」で

（あ、絶対「まつり」じゃん！）って感じでしたね。

…っていうか！
あの流れで別れておいて、、、
もう、余命が無いと知って別れた人の…名前…を
店名に付けるの！？！？
え、
別れて死んだ…と思ったままの人の名前を
背負って店をやってくつもりだった…ってこと？？
……わからん、、、、

私がこの映画で…
一番、心動いたのが、、、

この後の、病室での
茉莉と沙苗の会話で…
「タケルくん、元気にしてる？」
『あー、うん。別れちゃった。』

 ↑ これ！！
（えーーー別れちゃったの！？）って

ここで、ショック～ってなりました、ガチで。
…なりません…でした？？

あの２人のカップルの方が……
なんか強く関係性が見えてた感…が残ってて。

…なんだかなぁ、、、、泣


茉莉…小松菜奈さんの
ショートカットでの病室のシーン…
だいぶ痩せてやつれた感……あれすごかったですね。
めっちゃダイエットした…のかな？

そしてエンディングへと…続いていきましたが、

あの茉莉が…
まるで夢の中で２人の未来を想像して観てる風な…
またあのいろんなシーンが音楽バックで流れる…
回想シーン的な映像。。。

これで３回目、、、しかもこれは架空の夢映像……

ん～……全然ダメだ、
入り込めない、感情移入できないまま。。。

はい、
そんな感じ、でした。

最後の病室でも……
（あんな死の淵をさまよった後の…
ガンガン心臓マッサージ、電気ショック後の…
あの病室に……他人を入れて２人きりに…
身内はするもの…かなぁ……？？）って。

全く無反応で、死を待つだけ……とかなら…
最後のお別れ…で、まだ分かるけど、
目を開け、反応したし。。。

それまでに、
和人と茉莉の家族との…なにか絡みが深くあれば…
わかるのだけれど、、、、


あーそうだ！
エンディングの時の……
桜舞い散る中で…突風……のスローモーションと
２人が付き合う前…の突風スローモーション……

あれ、めっちゃカッコよかったけど……
要る？？？……って感じがした…なぁ、、、


まぁ、、、
全部を通して……

とにかく、小松菜奈さん…
どの角度から撮っても、画になる人だな～って
思いました☆

……はい、以上です。

「余命10年」……ってタイトルだからなぁ…
その、
１０年を描く、描いた……的なのを
観たかった…かなぁ、、、



最後「 小坂流加に捧ぐ」…の文字観て

（あ、原作者の人…亡くなってるんだ、
え？実話？違うよね？？）…ってなりました。

自分のことを重ねて…書かれたのですね…？

で、原作と映画…結構違うとか？？？
ん～…原作…は、、、泣けるのだろうか、、、


エンドロールの
RADWIMPSの「うるうびと」

この曲は、初めて聴いた時……泣いた 笑
なので、
泣いたのは……そこだけだった…なぁ、、、

ーー20cm先の、君の方が遠いーー