🎬ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜 114本目 22.12.18【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜】でした。
#Netflix 鑑賞
※見出し画像引用 https://www.amazon.co.jp/

2021.06.18 公開　　１１５分

出演 #田中圭 さん #土屋太鳳 さん #山田裕貴 さん
#古田新太 さん #濱津隆之 さん #眞栄田郷敦 さん 他
監督 #飯塚健 さん
脚本 #杉原憲明 さん #鈴木謙一 さん
主題歌 #MISIA さん「想いはらはらと」
挿入歌 #MAN WITH A MISSION「Perfect Clarity」

#Filmarks では 、22.12.18時点では 3.9
私的にはこれは…5.0。 冬季五輪、原田さんネタ…が絡むだけで
もう涙腺がダメですｗ 偏ってバイアス掛かってすみません。 
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

はい、実話を基にした映画、ですね。
めっちゃ観たかったやつ…でした。
今日22.12.18 からNetflix配信開始でした☆


冬季五輪、冬季オリンピック……の
1994リレハンメル、1998長野…の、、、

この、、、団体…原田雅彦さんの
失敗、失速ジャンプ銀メダル……からの、
復活、逆転ジャンプ金メダル……は、、、

もう、何度もテレビで流れて、、、
リアルタイムで観れてなくとも、、、
あの人の、、、
その人柄、話し方、笑顔、、、で
ハマった人は大勢居るかと思いますね。

私もそのひとり…なので、
…原田さんネタで前フリ長かったですが笑、
この映画は、そんな原田さんメインでは無く、

共に戦った西方仁也さんをメインに
裏方のテストジャンパーさん達を扱った映画、ですね。


………はい。
もうなんか私、その原田雅彦バイアス、
長野オリンピックバイアスが掛かっちゃってるので、
なんか、前半から泣けちゃって、
で、ところどころ泣けちゃって、
だからもう、
この歴史を題材にされた時点で
のめり込んでしまう感じ……だったようで 笑、

だからなんか、
冷静、客観的、俯瞰で観たレビュー…では無い、、、
感じですね。。。笑

キャスティングが
すごく良かったと思いました！
なによりまず、原田雅彦さん役の濱津隆之さん☆
彼のビジュアルがハマっていて笑、
そして演技でももちろんハマっていた！！
「カメラを止めるな！」から、一気に
メジャーのステージに上がられた俳優さん…だと
思いますが、すごく良かったです☆

そして…西方仁也さん役の田中圭さん。
安定の演技でしたね。
こちらも素晴らしかった☆

で……古田新太さんの…神崎コーチと
眞栄田郷敦さんの…南川ってのは…
実在ではない…のかな？
この２人も良い助演☆

あ、山田裕貴さんの…高橋竜二さん役！
この、聴覚障害の方の演技がすごく良かった。
で、高橋竜二さんって……
調べたら…すごいジャンパーだった！ビックリ☆
記録残されてる！
テストジャンパーって言っても、
本当にすごい人で組織されてたんだなぁ、、、

あ、
小坂菜緒さんの小林賀子ってのは、葛西賀子選手。
テストジャンパー時は女子高生、でその後に
ノルディックスキージャンプ選手になられたようで。

はい。キャスティングの良さ…が
この映画はすごく大きかったように個人的に思いました。


で、ストーリーは、、、
もう、予告動画で
大まかには分かると思うのでｗ割愛……ｗｗ

ザックリ書くと、

メインの出場選手が飛ぶ前に、
安全性を確認するテストジャンパーが居て、
長野オリンピックの時、
途中で悪天候で競技中断があり、
そのまま中止ならば、日本は４位でメダル無し、
競技続行の判断は、
25人のテストジャンパー全員がミス無く飛べて、
安全性を確認出来たなら……となり、、、
それが成功して、日本は金メダルを取った。
その裏側で支え活躍した、
テストジャンパーに焦点を当てた映画。

↑　はい、そういう実話、ですね☆


私個人的に……自己犠牲の精神…系に
すっごく弱くて気持ち入っちゃうので、、、
でも、
今の時代には、そういう自己犠牲精神って…
美徳、美談とはされず、思われず、
そういう感覚での就労…などは
パワハラ系、コンプライアンス意識が低い、と
判断されるものなので、

そこの感覚……で、
令和の映画…として、令和の感覚…として、
どう映るのかなぁ、、、？？ってのは
あるかと思います。（おぉ、冷静なレビューだｗ）


事実、劇中でも…
悪天候で競技中断…ってことは、
危険だから中断…なわけで。
そこで、テストジャンパーが…
そのリスクを背負って飛ぶ…わけですから、
自己犠牲の精神的……なものが、
１ｍも無かった…とは言えないと思うんですね。
実際にも、他国の判断は
「中止でも良いんじゃね？」だった…とか見ましたし。

だから、このテストジャンパーが飛んだ行動、行為…が
観る方によっては感動を生み、
観る方によっては不快感を生み、、、という
映画ではあるのかなぁ？？なんて思います。


私はとりあえず、泣いて泣いて、号泣もしてｗｗｗ
だったですが、
上記、その辺を踏まえて…ご鑑賞されると良いかと思います☆

---

では、ご鑑賞された方向けの
ネタバレレビューを、、、、
↓

まず、良かったと思ったのは
西方仁也さんをメインとして選び、
作品にされたこと。
この目の付け所？…が
すごく良かったんじゃないかと☆

ただでさえ、
大きな奇跡の感動ストーリーが
原田さんで広く認知されてる史実ですから、
（私、西方仁也さんを…全然わかってなかった）


そこの裏側、裏方…で…
テストジャンパーを題材として選び、
そしてその中に居た 西方仁也さんを主人公に…。

これがすごく…素敵だな～って特に前半は
観てました。

西片さんが……銀メダルで家に帰った時の…
あの、祝賀会的な。
近親者、地元の方、後援会の方々……の
応援のプレッシャー…って、
本当に大変なんでしょうねぇ、、、

民宿やられてるのも事実…のようですから…
あれって、
どこで撮影したんだろうか。
店内と同じ感じをセット組んだのかなぁ、、、？

船木さん１９歳、新聞見る西片夫妻、、、

「眉毛細過ぎ」

………ｗｗｗ 笑ったな～。本物 船木さんは分かる☆

この、実際の方々を…ディスってる感ｗ、
要は、負の面
（船木さんの眉毛は負じゃないけどｗ）を
ちゃんと出してるのが、
この映画、すごいな～って感じましたね。

西片さんの…「落ちろ…」とかなんて、
赤裸々過ぎるし、良くそれ出したな…って
思いませんでした？？
しかも冒頭からで。
その後、被せの２回出てくるわけで、、、

「拍手も無い、歓声も無い、
記憶にも記録にも残らない。
そんな日々が、期間中毎日続く。」

世にある裏方仕事……は、
って言うか、
圧倒的に仕事って、裏方仕事の方が多くて。
だから、そういうところに共感する…感覚は
多くの方が持つのではないでしょうか。

ただ、この……
銀メダリスト…まで行った人の…
日本代表を知った人、上を知った人…が、
テストジャンパーをするのは…
心のバランスを取るのは
すごく難しかったでしょうねぇ。。。

この映画内で
「ただのテストジャンパー」ってセリフ、
これと同様のセリフ、
何回出てきたかなぁ、、、

やっぱり、人の記憶に残らない時間、役割を
賢明にやる…のは大変ですよね。

小林賀子（小坂菜緒さん）の
「裏方でも私にとっては
大事なオリンピックなんです！」

この、女子ジャンプが正式種目じゃなかった…
ここにも光を当てていましたね。
そっか…そうだったんだなぁ…って
今でこそ普通だし、高梨沙羅さんとか…
活躍出来てるけれど、、、

これも観る目が変わってきそう☆

古田新太さんの……
あのウィスキーもどきウーロン茶の…
吐き方、最高でしたね☆
あれ、
面白くって３回観ましたｗｗｗ

あの前半に出てた…
雪印杯の…西片さん（田中圭さん）の顔アップで
キュイーーーン♪…って鳴ったの、
あれ、
前フリだったんですねぇ。
最初、「ん？なんだこのキュイーンは？」って
なりましたけど、、、ｗ　思いませんでした？

「初めて、誰かのために飛びたいって
思ったんだ。」
「飛びたいって気持ちが恐怖に勝てば
お前だって絶対に飛べるよ。」

ここに繋げてた☆
（誰かのために何かを…）
そうして力や勇気を得るのは、良いですよね☆

原田さんがアンダーシャツを借りに来た時、
ちょっと揉めた感じの…

原田
「俺ホント、お前の分まで飛ばなきゃって
思ったんだよ」

西片
『お前が失敗しなきゃ俺は金メダリストだった』

原田
「それでも俺は金を取らなきゃダメなんだ
金メダルを！」

……どうだったんでしょうかねぇ…
実際に…あのお二人の…こんな会話は
あったんでしょうかねぇ、、、
原田さんとか、あのキャラだから
純粋なことをストレートに言っちゃいそう、、笑

テストジャンパー、飛ぶか飛ばないか…の
話をしてる時の、、、

高橋さん（山田裕貴さん）の
「僕も飛びたい」
↑　これでグッと来てしまった。。。


あと、
スタート台に居た時の
小林賀子（小坂菜緒さん）の
「私、西片さんの弟子だから」
↑　これもやられた。。。笑

西片さんがスタート用意する前の…

神崎コーチ（古田新太さん）の
「俺のウィスキー飲んだの、お前だろ」
これ、結構笑ってしまったｗ

で、
「俺が原田に金を取らせます！」
↑
この映画、
ちゃんと本人達の協力の元で作られてるから、
西片さんが
「落ちろ」って思ってしまったのも事実で
「俺が金取らせる」って思ったのもまた、
事実、なんでしょうね。
そういう、心の揺れがあったことが。。。

実況の方、
あの方、すっごい良かったですよねぇ……
茂木淳一さん、ですね。
この方……
いろいろと実況系のお仕事、されてますね。
なんか…
当時の本当の実況って感じで、
すごく良かったなぁ、、、

葛西さん（落合モトキさん）が帰ってなくて
西片さんの隣に来て、
大型ビジョン見上げて…

「バカですよ、あの人。
あれ、俺たちと一緒に飛ぶんだってこと
みたいですよ。グローブは僕のですから」

↑
これで（うわぁぁぁぁ～～）って号泣しました 笑
これ……たぶん、有名な話なんでしょうけれど、
グワッって涙腺ぶち壊れてしまったｗｗｗ


あ、
今も現役…50歳！！レジェンド葛西さんですが、
葛西さんもまた、
実際に「原田、落ちろー！」って叫んでたって
話されてる記事、ありましたね。
「あの頃はギラギラしてた」って。。。

皆さん……仲間であり、ライバルであり、
そのぐらいの闘争心があってこそ…の
オリンピアンなんでしょうね。


……だからこそ、あの原田さんのキャラが
目立つのかもｗｗｗ

でも、リレハンメルから…４年間…
戦犯扱い、酷い嫌がらせ、脅迫電話……
そしてそれを跳ね返しての金メダル…
すごいよなぁ……
原田さん、ほんと尊敬する。。。


最後の…
インタビュー時の原田さん役 濱津隆之さん…
似てましたねぇ～
ほんと、あの方だからこそ、
濱津さんを通して
原田さんが見えたから……
作品にリアリティが出てましたねぇ。。。

はい、こんなところでしょうか。
テストジャンパー。。。
大変な裏方の方々がいらっしゃったんですね。
まぁ、将来有望な方々の…通る道…でも
あるのかしら。

葛西さんも中学生の時にやってるんですよね。
で、
実際の出場者の記録より飛んでしまっていたｗｗｗ
それで「スーパー中学生」で話題になったとか。


スポーツ系の……実話は
本当に気持ちが入り過ぎてしまう気がする私です。
でも、
こうして実情を映画で観せてもらえると、
次からの観戦の意識がガラッと変わりますよね。


はい、とても良い映画でした☆
……まぁ原田バイアスが掛かり過ぎの
偏り号泣映画だった……とも言えますけれど 笑

おしまい☆