🎬娘は戦場で生まれた 60本目 22.10.26【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#娘は戦場で生まれた】でした。
#Amazon Prime 鑑賞
※見出し画像引用 http://www.transformer.co.jp/

2020.02.29 公開
カンヌ国際映画祭 ルイユ・ドール受賞
英国インディペンデント映画賞
映画賞 監督賞 ドキュメンタリー賞 編集賞

出演　#ハムザ・アル＝カデブ さん
#サマ・アル＝カデブ さん
#ワアド・アル＝カデブ さん　他
監督　#ワアド・アル＝カデブ さん
#エドワード・ワッツ さん

#Filmarks では 、22.10.26時点では 4.2
私的には、5.0 付けます。この映像を…無事に生き残って
残せて放送できて良かった…の 5.0
（※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆）

ドキュメンタリー映画です。
シリアへのロシア軍の空爆攻撃の中で…
生き残り、撮影をし、子どもを育て、守り、、、
そんな映像でした。


とりあえず、
「カメラ酔い」する方は
ちょっと観るのが厳しいかも…です。
特に前半の方は。

逃げ惑いながら撮影している映像は
普通の撮影映像では無いので
ブレブレで見づらいです。
それが
リアルであることの裏付け…でもありますが。。。


あと、遺体の映像は
ガンガン出ます。子どものものも。
そのまま、です。
そういうのに耐性の無い方は
ちょっとキツイと思います。
あと、爆撃の音…凄まじいです。


今のウクライナとロシアの戦争で
ウクライナは「第二のシリア」と呼ばれますから、
その、
いわゆる第一のシリアの状況…を
肌で感じることが出来る…映像です。


これが今は、
これと同じものが今は、
ウクライナで起こり続けているのだな…と、
戦争の悲惨さを
世に伝えてくれる…ものだと思います。


ただ……
当時から、たぶんYouTubeだと思いますが、
そこにリアルタイムでアップして
かなりの視聴数も得て……
でも、
世界が動かない…という現実と
それを経て、
今のウクライナとロシアがあるのか…と思うと、
本当にいたたまれないですね。


ニュースで観る、
空爆でビルが破壊されて爆発爆風……の映像は
観ること、観たことがある…とは思いますが、

それを受けた時の
その建物内、地下……は
そう簡単に観れるものではないですから、

本当に、生き残って
そして、こうして作品にして残せた……ことで
その惨劇を伝えて
少しでもこの先の悲劇を生まない抑止力になれば…
と思いますね。

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では、
ネタバレ……って言い方で良いのかしら、
映像の中からいくつか、、、

前半の…たくさんの遺体が並べられてたシーン…
まるで、
フリーマーケット会場…かのように
青空マーケット的とも言えるかのような感じに
ズラッと並べられてましたね。。。

ほんと、まるでフリマ…みたいな画だ……と、
一瞬頭がバグった感じがしました。
実際の
不幸しか、悲劇しか、ない映像…なのに、
なんだか普通の映画かのように…
受け入れて観てしまった。

子どもが運ばれてきて……
で、
その後に続いて駆け寄ってきた…
ホコリまみれの子ども２人。

「あれは僕らの弟なんだ」
そして遺体に抱きついて……

これ、
キツかった。。。

撮影者のワアドさんの
「幸せは恐怖と絡み合った」
「生きたいし産みたい」
刺さる言葉だったなぁ。。。

それと
子どもの遺体を映しながらのナレーション
「認めたくなかったけど、
あの子の母に嫉妬した。
子どもを埋葬する前に死んだから」

これ…もう……ちょっと…
自分自身が死を覚悟しているから、
出てくる不謹慎ワード…と言うか、、、

つまりは、
子どもの遺体を見る前に死んで羨ましい…
それに嫉妬する……ですから、

めちゃくちゃ追い込まれてる心境…ですよね。

子ども達に……子どもらしいことを…と、
焼け焦げて、ほぼ骨組みだけのバスに
色を塗らせてあげる、、、
そしてそのバスで楽しむ子ども達、、、

あんなシンドい、子どもが遊ぶ映像…って
ありますかね。。。泣

あの、
お母さんがやられて…帝王切開で出して、
母子ともに助かったシーン。。。

あれ、、、すごい映像でしたね！！
で、
あんなに擦って動かしてこすって………

もう、
赤ちゃんの人形をぶらぶらさせてる感…の
映像だったから、悲劇的な映像の気持ちで
観ていたので、、、

「オギャー」って泣いた時に
『マジかっっっっっっっっっっ！！！！！！』
ってなりました！！叫んじゃった！！笑
あれ、
すごいシーンだったなぁ、、、
あんな状況下で帝王切開して、
そして全然諦めないで助けたの、本当にすごい。

虫がすごい湧いていた米……を
それを「言わないで使うわ」……のシーン
キツイですよね、食料を絶たれる…ってのは。

あの、
柿ひとつで、、、
あんなに喜ぶ奥さん、、、
なんて明るい笑顔で、なんて切ないんだ。。。

「目を閉じても、赤い色が見える」
その
血溜まりに映る点滴を映した映像………
ほんと、
まるで映画のよう、、、
でも、
本物の大量の血溜まりに映る…点滴……

あんな画、絶対に撮れないやつだ。

ドローンの映像が
そこそこ出ましたね。
あれ……どうしてるんだろうか？？

包囲◯ヶ月目の、、、とかの画の時も
あと、
ラストシーンもドローン映像だった。

ドローン、持ってたのかなぁ？
それかあれ、
あとで撮った映像なのかしら。。。

はい、そんなドキュメンタリー…でした。
世界の戦争の
その実態を知りたければ…
ぜひ観ることをオススメしますね☆

↑これの視聴回数…とか少ないなぁ…
２年前…とかのアップなのに。
こういうの、もっと広まらないと……なのに、
やっぱり広まらない……ですよね、
キャッチーでは無いから、、、かな、、、