これからは独裁政権(中国)の時代 ダイナミックなレジュームチェンジによる取り残され編 2/2
以前から世間では中国共産党システムは崩壊すると言われ続けていましたが、確かに中国の政治システムには脆弱性が含まれています。
脆弱性(ぜいじゃくせい)とは、コンピュータのOSやソフトウェアにおいて、プログラムの不具合や設計上のミスが原因となって発生した情報セキュリティ上の欠陥
共産主義の独裁的な政治体制は不確実性を大きく上げます。よってどっかのタイミングで天安門事件的な何かが偶発的に起こる可能性があります。
これが中国が潰れると予測している人々の大きな論拠ですね。
マーフィーの法則にも
いずれ失敗する事情は必ず失敗する。
ということわざがあります。
これは全部中国の政治体制が独裁的ゆえに、偶発的問題(中国の共産党システムが崩壊する)を抱え
政治体制が独裁的ゆえに、大国では中国一強の世界が生まれる可能性が有る。
という事なのです。
物事というのは常に表裏一体Deathからね。
では、中国が抱える脆弱性と何故これから中国の時代になると予測出来るのかを説明します。
まず中国の政治独裁政権が何故脆弱性を抱えているかというと、それは国家リスク(カントリーリスク)です。
中国は国家が旗振り役として大きく舵を切る事が出来ます。例えば過去に第一次ビットコインバブルが起こったりしたのですが、それは中国が抱える不確実性、
要するにいつ梯子を降ろされるかわからない為、国民が中国独裁政権が抱える不確実性に備えるために、
自分の稼ぎや所得をドルに変えたり、ビットコインに変えたりして所持しようとします。
あとは、共産党員も基本的に自国を信じていないので自分の家族を海外、主にアメリカに住まわせたりしてリスクヘッジをしています。
習近平だって娘さんはアメリカに留学していましたしね。
さて、そうやって、国民が人民元を外貨に流出すると国家経済の経済力が弱くなります。なので
共産党は、ビットコインに人民が群がり過ぎた時に人民元の流出を抑える為に中国国内でbitcoinの取引を禁止しました。
結果第一次ビットコインバブルが発生したという訳です。
と、共産党は独裁国家ゆえに、いつ今まで通じていた法律やルールの梯子が外されるかたまったものではありません。
ゆえに、今まで通じていた常識やビジネスが、国家の思惑によって一切明日からは通じなくなってしまう。
これは国民にとっては相当なストレスでこれこそが中国が抱えている
・ダイナミックなレジュームチェンジによる取り残され
です。
所がこれ、実は経済が停滞している状態や、不確実性が高い状態、それとAI時代に置いて最強のシナジー(相乗効果)を生むのです。
要するに、政府が政策主導をグイグイ行うと、変化に取り残される人々が増え、また国民にとっては明日自分がどうなるかが不確実な状態に晒されるので非常にリスキーです。
ゆえに、国民に不満が溜まりやすいのでカントリーリスクが高まります。
だけどこの、もしかしたらうま味に有り付けない国民が激おこぷんぷん丸して第二次黄巾の乱(革命)やって共産党が転覆しちゃうかもしれないリスクなんて
国家が政治経済を牛耳るうま味に比べたら塵芥の程度のリスクです。
正直国家が政治経済を独占する事が現在の国家情勢や今後の経済を円滑に運営する上でこれほど効果的なのかと思い知らされます。
それは、
AIは独裁国家とお友達
であり、
景気は作れるって事なのです。
と言う事で解説します。
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