学振DC体験談(人文学・社会科学の場合)
はじめに
博士課程への進学をめざす人や博士課程の院生の中には、「日本学術振興会特別研究員」(以下学振)への申請を考えている方もいると思います。申請して採択されると2年または3年の間月額20万円の研究奨励金に加えて研究費も支給されるため、大学院で研究を行ううえで大きな助けになる制度です。しかし、その分希望者も多いため、例年の採択率は2割前後にとどまっています。
申請の準備を進めるうちに、他の申請者がどう対処したのか知りたくなるちょっとした疑問や不安なども出てくるのではないでしょ