独学東大生たちが苦心の末たどり着いた暗記の方法論とは?

はじめまして!


東京大学文学部三年の布施川天馬(てんてん)と申します!
僕は共栄学園高校という学校の出身なのですが、高校の女子バレーをやってらっしゃる、もしくは観てらっしゃる方はご存知かもしれませんね。

さて!今日私が紹介するのはズバリ「暗記の方法」です!!
私自身は、暗記は割と得意(後述する方法を自分で編み出せたからだと思いますが)なのですが、暗記が苦手な方って、結構多いですよね。気持ちはわかります。
私は塾講師をアルバイトでやっているのですが、その時も結構暗記の方法を聞かれます。

そこで、もしかしてこれって需要あるんじゃないかな〜〜?と思ったので、今日は特別にUTFR会員の暗記メソッドを大公開しちゃいます!
しかもしかも!僕だけではなくて、僕以外にも6人の会員がオリジナルの暗記方法を寄せてくれました!!
やり方は色々とあるので、これがいいなと思ったものを試してみてくださいね。


まずは音読する系のものをまとめてみました。


音読は効果的であるとよく言われますが、こうして見ると、結構沢山の人が音読を活用して暗記に役立てているようですね。

⑴対象科目:全て
教科書やノートを音読する。その際に、教科書の丸読みではなくて、なるべく自分の言葉で噛み砕いてできれば自分なりの例などを考えつつ、適宜それらをいれながら音読するようにする。
とにかく知らない知識をまず自分の頭に入れたい時や、ある程度固まった知識を確認したい時などどのような時にもオススメ
特に歴史系の暗記を行う時には、「誰が」「いつ」「どこで」「なぜ」「何をした」(=5W1H)を気にしながら読む。(布施川)

⑵一定の範囲を、一定の時間を定めて暗記し、その内容を要約して説明するというトレーニングが暗記に効きました。(Y.O氏)

⑶その日あった授業のノートを音読する。より頭に残るように書いてある内容を誰かに読み聞かせるつもりで物語風に読んだ。(例 ○年にね、○さんが○ってことをしたんだよね、だけど農民たちが怒っちゃって○が起きて…)
これを続けていたら定期テストの対策をしなくても授業の内容が頭に入っているので点がとれる。

また、古文、漢文、英語については苦手克服を目的として、教科書や模試で扱われた文章を必ず音読した。これを続けると漢文や英文の文法構造がつかめるため、並び替え問題や英作文の苦手克服になる。
また、文をより早口で読むことによって文章を読むスピードがあがり、長文や国語で制限時間に間に合いやすくなる。

単語については、記憶力を高めるには両耳をふさいで音読するといいと聞いたので、その方法で、また、記憶の定着のために睡眠前に毎日10分ほど単語を読んで覚えました。忘れるのは当たり前だと考えて、1週間ごとに覚えているかをテストして忘れていたものにのみ印をつけ、後日更にそれをテストしていました。(T.Y氏)

⑷テレビやツイッターを見て、知っている単語や国名が出たら、その説明を家族の誰かに伝えてみるor動画を撮ってみる。
一通り説明して、詰まった所があったら資料集等で調べて解決する。
これらは記憶を日常世界と繋げる為のプロセスで、こうすることで、無意識的に反復して記憶ができる。
さらに、説明も簡潔なものへと変化していくので、記述解答への対応も可能となる。(K.M氏)


ここからは音読以外の暗記方法です。

A4のコピー用紙を持って来て、それに確認したい分野の暗記事項(単語)を一つ書く。
そこを中心として相関図や年表を手作りする。
綺麗に整理することが目的ではなく、ブレインストーミングのように、とにかく思いついた単語を書きまくって、その関係性を再確認することが目的となる。(布施川)

特に数学について、暗記するのは「解法」であるとよく言われていますが、僕は「自分が何をミスったか」をメモして、暗記するレベルでメモを毎日読み返していました。
暗記が苦手なので、暗記の方法自体より、「何を暗記すべきか」を意識していました。
また、日本史については事項の暗記は意味がないと思っていたので、論述用語を200語くらいまとめて、それを暗記しました。「均霑」とか「互酬的」、「形骸化」とか論述で使いやすいですよ。
世界史は、『1問1答』を初期は無理をしながら長時間やっていましたが、途中から勉強と勉強の合間にやる「CM作戦」に切り替えました。3分間×10回とかの方が集中できますし、勉強と勉強の間に休憩ではなく『一問一答』を挟むことでルーティンができました。
いずれにせよ、暗記においては「短時間で1日に何回も」をお勧めします。

ただ外国語についてはちょっと特殊で、これについてのみ「如何に集中できない環境下で暗記するか」をポイントにしていたので、音楽を聴きながら、もしくはゲームやりながらなどマルチタスク的にやっていました。
というのも、そもそも会話というものは、全く集中できない状況であれ、自然に喋れなければ意味がないので、あえてそういう状況を作り出していました。これは当時ドイツでドイツ語をやることが急務であったバックボーンが大きいかと思います。(N.K氏)

生物の暗記について。
まず夏前までに「〜という現象は何か?」という問いにすぐ単語(転写、スプライシングなど)を答えられるようにする。
それができたら、逆に「単語からその説明」を即答できるようにする。
他の人と「この現象説明して」などと問題を出し合って、答えられずに良い意味で「恥」をかくことで覚えることができる(と思います)。
特に東大生物は、教科書を説明できるくらいに丸暗記しているだけで20点程度取れ、複雑な考察問題も知識が前提となる部分もある。(S.K氏)


また、スマホアプリを活用したという会員も多くいました!
暗記用のアプリは数多く出ているので、単語の暗記などにアプリを活用するのも良いと思います。

如何でしたでしょうか。
私の個人的な感想としては、みんな色々と考え出すんだなぁと思いました笑
T.Yさんの仰る様に両耳を塞いで音読すると暗記の能力が上がるのかは分かりませんが、自分の習慣づけとして何か暗記の際に用いるルーティンなどあれば、スイッチが入りやすくなるのかもしれません。
ちなみに僕は左目だけで見ながら音読すると良いと噂で聞いたので、暗記をするときは、もっぱら右目を閉じて左目だけで見ながらやっていました(これに限っては随分と眉唾物ですが…)。

あと、音読系の暗記法も非常に種類がある様に見えますが、これらは大体同じことを言っています。気付いたでしょうか。
これらに共通することから考えると、音読系の暗記では「自分の言葉で要約出来るように、考えながら音読する」ということが大事なようです。
思考停止して読んでも意味がないということですね。
あとは、一人だけで行う音読ではなく、人に説明するのも効果的なようです!
そういえば、僕も世界史の用語について覚えているか、説明できるかを友人と一問一答を使ってバトルしていた記憶があります。
暗記科目といえども、やはり大事なことは、自分の言葉で言い換えることができるか(=理解しているか)ということなのでしょうね。

以上、暗記に悩むみなさんの力になれたのなら幸いです!

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「あの頃、東大を孤独に目指し始めた君へ。」東大合格者がほぼ輩出されない学校出身の東大生が、過去の自らと似た境遇の中高生・受験生を支援する団体。そんな東大生達の交流の場でもあります。書籍『非進学校出身東大生が高校時代にしてたこと』 (utfr.official@gmail.com)
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