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陽だまりで眠る犬に涙が止まらない(豆柴ヘルニア生活日記⑥)


■20240107

越年をはさんで柑太くん(白豆柴オス9歳6ヶ月)の調子がガクンと下がった。
年明けのどうぶつ病院で診てもらって椎間板ヘルニアとわかり、ひとまず痛みを抑える処置をしてもらった。

で、これからの環境改善についてあれこれ計画を立てることにした。
・家の中の段差を減らす(ジャンプして上り下りする箇所を減らそう)
・家の中のすべりを減らす(フローリングの箇所にカーペットとかコルクマット敷こう)
・ハウスをあたたかくする(ホットカーペットとかやわらかクッションとか)
ま…大掛かりなこともあるけど、できるところからやっていこうね 柑太くん。

犬の年齢をにんげんに換算してとらえるというのは諸説ある(俺の父はそれをとても嫌っていていつも「犬は犬だ、にんげんじゃない!」と言ってた。子どもの頃はそれがわかんなかったけど、いまなら少し、その気持ちがわかる。それだけ父は犬たちを擬人化することなくそのいのちや存在とガチで向き合ってたんだなと思う。それはそれでいいんだろう)けど。
ひとつのヒントとして換算すると、柑太くんはいまだいたい、50代の前半らしい(何度も言うけど、諸説ありますんで)。

俺と近いね。

でもきっと 俺のことなんかスカーっと追い抜いちゃうんだろうな。

なんかさ そう考えるのがせつなくなっちゃうから 換算したくないんだよねほんとは。

追い抜いてくれるかな とかさ。
余計なこと考えるのやめよ。やめなはれ。

柑太くんは 小さい頃から 日向ぼっこが大好き。日向を見つける名人。
ゆっくり散歩のあとは 南向きのベランダにいちばん近い陽だまりで スーピー小さな鼻息をさせて眠ってる。
俺も隣にゴロンとなる。
久しぶりだなぁ こんな感じ。
おひさまのおかげでぽかぽかになった柑太くんの頭を撫でながら 涙がポロポロ出た。

で ちょっとだけ 一緒に 居眠りした。


家族になったばかりの2014年10月。彼はまだ3ヶ月だった。

(つづく)

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