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集団の夢《Dream Diary 18》


xxxx年05月11日(x)


 その1 トラックの荷台に乗った夢


 何処かへ行くため、集団のメンバーが何人ずつかでトラックの荷台に乗せられた。その集団の一員だった私は、なんだ座席のあるバスか自動車で行くんじゃないのか、と不満に思った。トラックの荷台には他の集団のメンバーも一緒に乗っていた。彼らも私も自分達が何の集団で何処へ行くのか、さっぱり分からないのだった。
 

 その2 小便トイレの夢


 私の所属する集団が何処かの建物の中にいた。そこでは集団のメンバーが各々自由に行動していた。私はトイレでオシッコをするところだったが、立っているのは小便器の前ではないことに気が付いた。慌てて移動して、別の場所で用を足そうとしたが、気が付いたら洗面台にオシッコをしようとしていた。私は再び移動して、そこでやっとオシッコをすることが出来た。それは集団で横長の壁に向かって横長の踏み台に立ち、並んで用を足す方式の小便トイレだった。踏み台の前の溝を大量のオシッコが勢いよく流れて行く。こんなのは小学校のトイレ以来だ。流れはもっとチョロチョロだったけどな‥‥。
 

 その3 女性教師に質問された夢


 私と他の集団の人々が机に着いて授業を受けていた。中年の女性教師が私を当て、或る問題に答えるように言った。しかし私は、『若奥様は猫又エンタングルメントをそもそもいつの時点で認識したのか?』というルポルタージュ本を読んでいて教科書を見ておらず、女性教師の質問に答えられなかった。隣りの席に座っていた集団のリーダー格の男が、私に答えの書かれたノートを見せてくれた。しかし私はそもそもどういう質問なのかも聞いていなかったので、ノートに書かれた内容のどれが解答なのか分からず、やっぱり答えられないのだった。逆に私は女性教師に聞いた。「それはそうと、若奥様は猫又エンタングルメントをそもそもいつの時点で認識したのでしょうか知ら」。
 



Artwork by Giovanni_Battista_Bracelli



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