令和の諸葛孔明 東洋心理を用いた人生戦略

「本当の自分を知って」自分らしく生きよう。 算命学の根本原理を軸とした、世界最高峰の人…

令和の諸葛孔明 東洋心理を用いた人生戦略

「本当の自分を知って」自分らしく生きよう。 算命学の根本原理を軸とした、世界最高峰の人物解析法「干支推命学」を学びながら潜在意識に眠る本当の自分を知り、大切な人のことを理解する。その先で新しい自分に出会い、大切な誰かの可能性を一緒に開花させましょう。

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人間性とは? 実相と表相

人間性とは、誕生した瞬間に備わった先天的気質と、環境によって形成される後天的人格の2つから形成されております。 実相とは、生まれた時の生年月日で構成される本質(本音)であり誕生した瞬間に備わった気質であるため、先天的気質と呼びます。 表相とは、その後の環境にて形成される後天的人格(対面・他人と接する時の顔、他人に見せたい顔)と呼びます。 表相は実相から生成されていきその理論には「相生相克理論」が活用されております。「相生相克理論」は説明が難しいため改めて投稿させていただ

    • 数理暦学と干支暦学

      こんにちは、暦学士こと令和の諸葛孔明です。笑 今回は、数理暦と干支暦についてお伝えします。 干支暦学とは、生年月日と干支暦を軸に人物の素質や性格の分類分けを行うことができます。現代でいう人物解析の統計学理論です。 数理暦学とは、東洋史観的立場から物事を捉え、現代の生活に落とし込み未来を検証すること目的にしており、人物解析のみならず、東洋哲学に基づいた考え方全体を包括的に学ぶことができる学問になります。 干支暦学は、道教を源流としており、東アジア経済圏を担っている華僑の秘

      • 幕末の志士のバイブル「言志四録」著書:佐藤一斎

        今日は、幕末の志士のバイブル「言志四録」についてお伝えします。 2020年はコロナの影響がありテレワーク一般に認知されて時代の変革が起きた年ですね。 さて、普段より大変お世話になっている、とある運命学の先生より朝活のお誘いを頂きました。 内容を伺ってみると、全国の暦学士メンバーで幕末の志士のバイブル「言志四録」を毎朝読もう!という事で、ZOOMを活用して毎朝3条ほど本文を声に出して読み、各々が感じた感想・解釈をスライド使いながら5分程度で発表するという朝会に参加しております

        • 言志四録 第153条 心の誠否

          〔訳文〕 自分の心が誠であるかどうかは、寝ている夢の中で試みるがよい 〔感想・解釈〕 夢中とはなにか?やりたいことはないのか?を説いた一説

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        • しいたけ:てんびん座
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          言志四録 第152条 誠の蓄と不蓄

          〔訳文〕 沢山蓄えられていれば、遠くまで顕われる。誠が物を動かすのは、独りを慎しむというところから出て来る。 いつでも独りを慎しむ者は、人物に接した時ことさら用心しなくても人は自然にその容を正して尊敬の意を表すものである。 もし、独りを慎じむ習慣がなければ、人に接する場合、用心して謹んでも、人は決して容を正し、尊敬を払わない。誠が蓄えられておるのと、蓄えられておらないのと、その感応の速かなことは、こういうものである。 〔感想・解釈〕 誠実さが物事を成就させるとは、誠実さを産

          言志四録(1)第151条 責善の道

          〔訳文〕 善行をなすように責め合う事は朋友として当然なすべきことである。 その場合、忠告は懇ろに親切をつくさなければならない。 そうせずに、ただ口まかせに忠告し、善を責めたという美名をとるだけのものであれば、その友人は有難いと思わずにかえって仇と思うことであろう。 そうなれば、忠告は全く無益のことになってしまう。 〔感想・解釈〕 友達に対する優しさと付き合い方の一説 友達に対していいと思うこと、道徳的によくないと思うことは言う。ただしタイミングと伝え方が大切。 相手を想う気

          言志四録(1)第129条 待てば晴れる

          〔本文〕 儒(じゅ)は雨天(うてん)なり。待(ま)てば則(すなわ)ち霽(は)る。待たざれば則ち沾濡(てんじゅ)す。 〔需は古文に雲に作る。丙子正月録す〕 〔訳文〕 需という字は雨天を意味する。雨の降る時は、心を静めて待てば晴れるのに、待たないと、びしよ濡れになってしまうものだ。 (柄子は文化十三年正月記す。先生四十五歳) 〔感想・解釈〕 焦るな。時を決め、その時を待つ。腹を括る大切さ! 〔付記〕 これと同じように、何事でも、事が起きたとき気短かに処理すると失敗することが

          言志四録(1)第129条 待てば晴れる

          言志四録(1)第128条  常に病むもの

          第128条  常に病むもの 〔本文〕 身常(みつね)に病(や)む者(もの)は、其(そ)の痛(いた)みを覚(おぼ)えず。心恒(こころつねに)に病(や)む者(もの)も、亦(また)其(そ)の痛(い)みを覚(おぼ)えず。 〔訳文〕 絶えず病気をしている者は、習慣となっているから、痛みを感じない。 心の病も同様で、日頃、不正な心を持ち続けている者は悪い事をしても、 良心が麻痺しているから、心に痛みを感じない。 〔感想・解釈〕 習慣の大切さを説いている。悪い習慣が続いていると「悪い」

          言志四録(1)第128条  常に病むもの

          言志四録(1)127条 聖人無病

          第127条 聖人無病 〔本文〕 聖人(せいじん)は強健(きょうけん)にして病(びょう)無(な)き人の如く、賢人(けんじん)は摂生(せっせい)して病(びょう)を慎(つつし)む人の如(ごと)く、常人(じょうにん)は虚羸(きょるい)にして病多(びょうおお)き人の如(ごと)し。 〔訳文〕 聖人は力強く健康で、病のない人のようであり、 賢人は、自ら摂生して病にかからないように気をつけている人のようであり、常人は、精神が薄弱で絶えず、いろいろな事に悩みつかれているという意味にとれるであ

          99条  性と質 〜言志四録〜

          本文 性は同じゅうして質は異なり。質の異なるは教の由(よ)って設(もう)くる所なり。性の同じきは、教の由って立つ所なり 〔訳文〕 儒学からいえば、人の本性は同一であり、気質が異なる。気質の異なるところが教育の必要な理由である。そして、本性が同じであるところが、教育の効果を奏し得る理由である。 〔付記〕 一人一人気質が,異なるから、 一人一人の教育はそれに応じて別々にするのが理想である。 感想

          98条  気に自然の形あり 〜言志四録〜

          気に自然の形有り。結(むす)んで体質(たいしつ)を成(な)す。体質は乃(すなわ)ち気の聚れるなり。気は人人異(ひとびとことなり)なり。故に体質も亦(また)人人同じからず。諸(もろもろ)其の思惟(しい)・運動・言談(げんだん)・作為(さくい)する所、各其の気の稟(う)くる所に従って之を発す。余静にして之を察するに、小は則ち字画・工芸より、大は則ち事業・功名まで、其の迹(あと)皆其の気の結ぶ所の如くして、之が形を為す。 人の小長童稚(しょうちょうどうち)の面貌(めんぼう)よりして

          98条  気に自然の形あり 〜言志四録〜

          97条 百物皆来処あり 〜言志四録〜

          本文 目を挙(あ)ぐれば百物皆来処(ひゃくぶつみならいしょ)有り。軀殻(くかく)の父母に出ずるも、亦来処(またらいしょ)なり。 心に至りては、則ち来処何(らいしょいず)くにか在る。 余曰く、軀殻は是れ地気の精英(せいえい)にして、父母に由って之を聚(あつ)む。 心は則ち天なり。軀殻成(くかくな)って天焉(てんこれ)に寓(ぐう)し、天寓(てんぐう)して知覚生(しょう)じ、天離れて知覚泯(ほろ) びぬ。心の来処は乃(すなわ)ち太虚(たいきょ)是れのみ。 〔訳文〕 目をあげて見る

          97条 百物皆来処あり 〜言志四録〜

          第72条 楽と礼 〜言志四録〜

          本文 人をして懽欣静舞して外に暢発せしむる者は楽なり。 人をして整粛収斂して内に個守せしむる者は礼なり。 人をして懽欣静舞の意を整粛収斂の内に寓せしむる物は、礼楽合一の玅なり 【訳文】 人を喜ばせ、おどらせ元気を外にのびのびさせるものは音楽である。 人をして、身を整え、心を粛ましめ、内に引きしめるものは礼である。これら相反する二面を調和させ、よろこびの中に心の引きしまるものあらしめるのは、礼楽合一の妙である。 【感想】 親しき仲にも礼儀あり。距離感 ON(礼)、OFF

          第71条 諌言二則 その二 〜言志四録〜

          諫を聞く者は、固と須らく虚懐なるべし。 諫を進むる者も亦須らく虚懐なるべし。 【訳文】 忠告を聞く者は、わだかまりのない心で聞かなければいけない。 また、忠告をする人も、誠心誠意をつくし、少しもわだかまりの心があってはいけない 【感想】 仰るとおりです。 ただ、信頼関係が構築されていないと、話を聞く準備、話をする準備が必要で焦らず、わだかまりのない心を整えることが大切。

          第71条 諌言二則 その二 〜言志四録〜

          第70条 諌言二則 その一 〜言志四録〜

          本文 凡そ人を諫めんと欲するには、 唯だ一団の誠意、言に溢るる有るのみ。 苟くも一忿疾の心を扶まば、諫めは決して入らじ 【訳文】 人に忠告しようとするには、熱誠が言葉に溢れて来るようでなければだめだ。かりそめにも、腹を立てたり、憎むような心が少しでもあれば、忠告は相手の心に入るものではない。 【感想】 目上の人にモノを申すときの注意事項を説いている。想いが大切だけど、 なぜ?どうしたいか?いつまでに?を整理した上で的確に伝えなくては上司・先輩の心には届かないと感じました

          第70条 諌言二則 その一 〜言志四録〜

          第54条 酒三則その1 〜言志四録〜

          【第 54 条】 酒は穀こく気きの精なり。微すこしく飲めば以て生を養う可べし。 過飲して狂くに至るは、是れ薬に因よって病を発するなり。 人にんじん、附子ふす、巴豆はず、大黄だいおうの類の如きも、 多く之を服すれば必ず瞑眩めんけんを致す。 酒を飲んで発狂するも 亦猶 此くのごとし。 【訳文】 酒 は 穀 物 の 気 の 精 で あ る 。 こ れ を 少 し 飲 め ば 養 生 に よ い 。 飲 み 過 ぎ る と 、 気 違 い 沙 汰 を 呈 す る よ う に な

          第54条 酒三則その1 〜言志四録〜