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幕末の志士のバイブル「言志四録」著書:佐藤一斎


今日は、幕末の志士のバイブル「言志四録」についてお伝えします。

2020年はコロナの影響がありテレワーク一般に認知されて時代の変革が起きた年ですね。
さて、普段より大変お世話になっている、とある運命学の先生より朝活のお誘いを頂きました。
内容を伺ってみると、全国の暦学士メンバーで幕末の志士のバイブル「言志四録」を毎朝読もう!という事で、ZOOMを活用して毎朝3条ほど本文を声に出して読み、各々が感じた感想・解釈をスライド使いながら5分程度で発表するという朝会に参加しております。

まてまて!「言志四録」は聞いたことあるけど、誰が書いた本なんだ?
と思った方もいると思うので簡単に紹介します。

佐藤一斎とは
昌平黌の儒官(総長)であった人物。
今でいうと東大の総長くらいの立場の人。
当時の儒学は朱子学だが、陽明学の影響も強く、『陽朱陰王』と呼ばれたそう。
どういう意味かというと、表の顔(陽)は「朱子学」裏の顔は、陽明学(王陽明)立場的には朱子学を教え、本心は王陽明の信奉者の先生で、
門下生は山田方谷、佐久間象山、渡辺崋山、横井小楠をはじめとした早々たるメンバーでなんと3000名。
その系譜で勝海舟・坂本龍馬・吉田松陰・小林虎三郎、そして吉田松陰系譜で高杉晋作・久坂玄瑞・木戸孝允とあり、西郷隆盛も愛読し、座右の銘にしたということからも、幕末の志士たちが時代を変える原動力となった書籍そのもの。

だからこそ、これからの激動の時代、「この書から学ぼう」ということでお縁あって参加させてもらってます。仕事の都合や参加できない日もありますが各々がいろいろな人生経験を基に100年以上の書でまとめられた実体験を現代風に捉え解釈する。聞くだけでも勉強になるし発表すると自分も忘れない為とても学びになってます。
興味がある方は一度読んでみることをお勧めします。



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