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言志四録(1)127条 聖人無病

第127条 聖人無病

〔本文〕
聖人(せいじん)は強健(きょうけん)にして病(びょう)無(な)き人の如く、賢人(けんじん)は摂生(せっせい)して病(びょう)を慎(つつし)む人の如(ごと)く、常人(じょうにん)は虚羸(きょるい)にして病多(びょうおお)き人の如(ごと)し。

〔訳文〕
聖人は力強く健康で、病のない人のようであり、
賢人は、自ら摂生して病にかからないように気をつけている人のようであり、常人は、精神が薄弱で絶えず、いろいろな事に悩みつかれているという意味にとれるであろう

〔感想・解釈〕
健全=「心」が元気なことを指す。
聖人=無意識、賢人=有意識、常人=無意識と有意識の繰り返しで不安定
まずは、修練(人格を高め)、言志四録で人間のあり方、心持ちようを学ぶべき気持ちが落ち着く(リラックス)瞬間を書き出してみよう

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