【新人研修レビュー】育成担当の腕の見せ所は”動機付け”だと気付いた話【タイピング王決定戦】
こんにちは、人財開発課の野﨑です。
6月現在、絶賛新人研修中ということで、日々業務に追われています。
今回は、今年から実施しているカリキュラム、『タイピング王決定戦』について紹介していきます。
1.研修の概要
まずは研修の概要から。
人財開発課では、
新人研修中でのタイピング検定3級の合格をノルマとしています。
ただ、やらされるだけではやる気が湧いてこない…
「なんとか楽しみながらタイピングスキルを向上させられないか?」
なんて、考えているところで目に入ってきたのがこちら。
\\ キックオフのUSEオリンピック //
USEの精鋭エンジニア達が、自分のタイピングスキルを競い合い、大いに盛り上がりました。
このイベントを、新人研修でも実施できないかと考え、今回の企画に至りました。
2.タイピング王決定戦のルール
当日は、予選と決勝に分かれて実施しました。
アプリはキックオフ同様、WeatherTypingを使用。
細かなルールは以下の感じ。
① A~Cブロックに分かれて予選を実施し、それぞれの上位チームが決勝進出
② 1チーム5人の団体戦。
③ 先鋒 → 次鋒 → 中堅 → 副将 → 大将 の順で対戦。
④ 得点は、先鋒戦は1点、次鋒戦は2点、…、大将戦は5点とする。
⑤ 予選は5ワード先取、決勝は7ワード先取で実施。
⑥ 優勝チームには豪華お弁当!!!
といった感じで企画しました。
3.当日の様子
ここからは、写真と共に当日の様子を紹介します。
当日の実況・解説は、人財開発課の若手のホープ、石井と野﨑で行いました。
キックオフの司会にも負けない白熱した解説で、会場を大いに沸かせていました(ちょい盛り)
また、普段打ち慣れていないワードということもあり、なかなか苦戦する様子も見られました。
こちらは、決勝・大将戦の様子です。
決勝戦、かつ大将戦ということで、キックオフでやった全社レベルと遜色ない実力を発揮していました!
最終的に、
優勝は『大将戦取るゾ!!(大将は原)』チームとなりました。
優勝したチームには、豪華お弁当が贈られました。
おめでとうございます!
以上、当日の模様でした。
4.研修を振り返ってみて…
最後に少しだけ、今回の研修を振り返ってみようと思います。
まずもって、今回の研修は我ながら
「大成功だったのではないかな?」
と思ってます。
実際に、このカリキュラムを発表してから、
・休み時間にタイピングの練習をしている
・スコアが急激に伸びている
といった新人の様子が見て取れました。
実際に新人からも、
「少しでもチームに貢献したかったので、休み時間を使って練習した」
「対戦形式だったので燃えた」
「お弁当欲しさに頑張った」
といった声ももらっています。
この経験から、以下の3つの教訓を得たと思っています。
① ”誰か”とやるのっていいよね。
1つ目は、「”誰か”とやるのっていいよね」という学びです。
タイピング然り、勉強然り、一人でやるのって根気がいりませんか?
ちなみに僕は、完全にこのタイプです。
「一人で何かをしようと思っても、なかなか動き出せない…」
そんな経験ある人、結構いると思うんです。
今回の研修は、その動機付けが上手くできたのではないかなと、振り返っています。
・1チーム5人にしたことで、自然と役割が付与された
・対戦形式にしたことで、他人を巻き込む仕組みがあった
・シンプルに「次は勝ちたい」という動機付けができていた
こんな形で、他の”誰か”の存在によって、動機づけがなされていたと思います。
そういえば、USEにもそんな動機付けが上手くなされている勉強会がありましたよね?
そうです、Salesforce勉強会です!
詳しくはこちらの記事をチェック👇
実際に、研修を企画してみて改めて、誰かと一緒にやることの重要性を実感しました。
② 時にはご褒美は欲しいよね。
2つ目は、「時にはご褒美が欲しいよね」という学びです。
なんやかんや、人って何かしらのご褒美があるとやる気って湧いてきますよね。
今回の場合、優勝賞品はお弁当でしたが、何もない場合よりかはモチベーションを高められたのではないかなと思っています。
実際に働いていても、
・疲れたときのちょっとした差し入れ
・プロジェクト終わりの打ち上げ
・年2回のボーナス
とかって、結構うれしいものですよね。(特にボーナス)
そんな感じで、ちょっとしたご褒美の存在も有効なんだなと実感しました。
③ やっぱり”楽しい”って大事だよね。
最後は、「やっぱり”楽しい”って大事だよね」という学びです。
言葉通り、やっぱり楽しいに勝るものはないというか、なんというか…
「好きこそ物の上手なれ」ということわざもありますが、
やっぱり好きでやっていること・楽しんでやっていることって、自然と身につきますよね。
実際に、「趣味でニコニコ動画にコメント打っていたら、タイピングスピードが上がった」みたいな話も耳にしたことがあります。
そんな感じで、やっぱり”楽しい”ことは大事だし、研修を企画する上では、
”楽しんだうえで身につく”研修を作っていきたいなと感じています。
それが難しいんですけどね…
育成担当の腕の見せ所は、”動機付け”にあり!
少し大きく出すぎたかもしれませんが…
今回の研修を経て、育成担当としての腕の見せ所は”動機付け”にあるのだろうなと、改めて感じました。
正直、動機付けがなされれば、あとは勝手に伸びていくんだろうなと思ってます。
今回の『タイピング王決定戦』は、その動機付けが上手くいったため、新人のやる気を引き出せたのではないかと思ってます。
5.次回予告
というわけで、最後に次回予告です。
『第2回 タイピング王決定戦』を以下の概要で実施します。
観客席もご用意しておりますので、
「今年の新人のタイピングの実力を見定めておきたい」
「シンプルにどんな新人がいるのか気になる」
という方は、是非、研修の様子を覗きに来てください!
6.おわりに
というわけで、今回は新人研修、タイピング王決定戦のレビュー記事を書いてみました。
人財開発課では、より現場で活躍できる人財を現場に送り届けるべく、試行錯誤しながら研修を実施しています。
今後も、現場の意見を取り入れながら、より良い研修を作っていきたいと考えていますので、ご意見・ご要望のある方は人財開発課までフィードバックをいただけると大変助かります!
よろしくお願いします!
また、他にも新人研修関連の記事がありますので、気になる方は以下のリンクから読んでみてください!
以上、人財開発課の野﨑がお届けしました~