杉本うさぎ

社会人になってから発達障害が発覚し、これまでの生きづらさの正体を知りました。 同時にう…

杉本うさぎ

社会人になってから発達障害が発覚し、これまでの生きづらさの正体を知りました。 同時にうつ病になり生きづらさは勢いを増し、私に襲いかかってきます。 そんな中から希望を見つけ出し、生きづらさを解消する術を考え発信していきます。 不定期更新。

マガジン

  • 本編【生きるマニュアル】

    大人の発達障害でうつ病になった私の生きるマニュアルをまとめてます。

  • 番外編【落伍者の独り言】

    特にテーマは無く筆者が思った徒然を書きます。 随筆的な感じ。

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自己紹介

概要・杉本うさぎ ・1987年産まれ(卯年) ・自家焙煎珈琲豆屋『うさぎ珈琲』店主 ・発達障害(ADHD)とうつ病により精神障害3級 ・最愛の妻と息子との3人暮らし ・愛称『うさぎさん』 現時点での目標障害や疾病で生きづらさを感じている人、ストレス社会と闘っている人にうさぎ珈琲の珈琲でホッとできる時間と憩える空間を提供できる喫茶店を開業して1人でも多くの笑顔を見ること。 バックグラウンド障害者になるまで 最初の就職先は公務員でした。 ある程度重要な仕事を任されるように

    • ときどきハックは見直せ

      世の中には色んなハックに溢れている世の中には色んなハックに溢れています。 別に発達障害に限ったことではなく、健常者も使えるハックがたくさんあります。 これらのハックによって生活に余裕が出たりもするでしょう。 しかし、それらのハックが自分に合っているかどうかは、試しにやってみないと分かりません。 ひとまず試してみることが大事です。 一回やってみて効果ありそうだなと思えば継続すればいいし、効果が薄いなと感じたことはひとまずやめてみて新しいハックを探すのも手だと思います。

      • 赤信号のおじさんに言われたこと

        どうも、うさぎです。 珈琲豆屋としてネット販売してますが、まぁ生活が潤うほど売れているわけではなく、かといって闇雲に販売拡大したいわけでもなく、ゆるーく続けてきました。 昨年、第一子を授かり、安定した収入が必要になり、就活を始めて約2年弱。 やっと納得のいく企業様での内定をいただきました。 今の私のうつ病の状態として今後必要になってくるのは自信を取り戻すこと。 社会復帰して勤労して、徐々に自信を取り戻しながら寛解に向かいたい。 ようやくそのスタートラインが見えてきた。

        • 五感を鈍らせろ

          認知資源について人間には一度に、覚えたり、考えられたり、処理できることに制限があります。このような思考に使うリソースのことを認知に必要な資源ということで、認知資源と呼びます。 発達障害民はこの認知資源が少ないとも言われています。 それに加えて、感覚過敏や注意散漫により、無視すればいい情報まで脳が察知して、ただでさえ少ない認知資源が無駄に消費されてしまい、本当に考えないといけないことが考えられなかったり、注意をむけないといけないことがおろそかになったりします。 さらに、認

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        • 本編【生きるマニュアル】
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        • 番外編【落伍者の独り言】
          16本

        記事

          仕事・学校を休む基準

          朝から不調朝起きてから今日の仕事が憂鬱になったり、マイナス思考が働いて涙が出てしまうようなこともあります。 私も家から出ようとすると吐き気をもよおして、家から出るのが困難になったことが何度かあります。 考えられる原因としては、発達障害民は過去の失敗体験などから自己肯定感が低くなり、その自己肯定感の低さから仕事に行くことにマイナス思考が働くことが考えられます。 またドーパミン不足も「よし!今日も頑張るぞ!」とやる気スイッチが入りにくくなんとなく気だるい気持ちになったりもしま

          仕事・学校を休む基準

          疲れとの付き合い方

          発達障害は疲れやすい?発達障害民は疲れやすいと言われています。 その原因は様々ですが、ここでは5つ紹介したいと思います。 情報を集めすぎてしまう 発達障害民は感覚過敏の方が多いです。 健常者なら気にならない音や光や匂いなどを察知してしまいます。その度脳が反応してしまうため、必要以上に脳が活動してしまうことに疲れの要因があります。 私も街なかに出かけると情報量が多すぎてすぐに疲れてしまいます。色付きのメガネをして目に入る光の量を減らしたり、ノイキャン機能のあるイヤフォンを

          疲れとの付き合い方

          待ち合わせが苦手

          分類以前、Twitter(X)でアンケートを取ってみたことがあります。 ずばり待ち合わせ時間に対してどのような行動を取ってしまうか。 選択肢は以下の4つ ・集合時間よりかなり早く着いてしまい現地で時間を潰す ・集合時間の5分前ぐらいにぴったし着く ・集合時間ギリギリ遅れる程度に着く ・集合時間よりかなり遅れてしまう 結果は結構均等に割れましたね。特に多かったのが1番と4番です。 発達障害の人もそうでない人も参加したアンケートなので、発達障害の傾向としての結果ではないですが、

          待ち合わせが苦手

          電話が苦手

          失敗談電話が苦手な発達障害民は多いように感じます。 私も漏れず苦手です。電話がかかってくるとドキドキしてしまいます。 公務員の時から現在までにやらかした事例をいくつかピックアップします。 公務員の新人の時、電話は新人が出るのが当たり前と言われて3コール以内に出ろと言われました。 新人が出るのが当然な理由としては先輩たちは何かしら作業中だから手を止めさせるわけには行かないや、新人は電話に出てどういった利害関係者がいるかまたその相手の名前を覚えるのも仕事といった理由を言われた

          今日は大切な人の誕生日なので投稿お休みします。

          今日は大切な人の誕生日なので投稿お休みします。

          集中力が続かない

          興味の有無で集中力が左右されるADHD民にとって興味があることや関心が高いことを作業するときは過集中になるぐらい没頭してしまいますが、興味がないもの関心が低いものに対してはすぐに集中力が途切れてしまいます。 作業してても別の事に意識を取られてしまうこともしばしば。 また興味の無いことはなるべくやりたくないので、優先順位を後回しにしてしまって締め切りまでやらないこともあります。 仕事はやりたいことだけをやることはできません。今個人事業主としてやりたいことを中心に仕事にして

          集中力が続かない

          合理化よりも組織内のルール

          人間関係を良くしたいならルールをよく観察しろ発達障害民って人間関係が少し破綻しがちです。 仲の良い人とはとことん仲良くなれますが、少し距離感がある人とは永遠に埋まらない溝があったりします。 公務員の時、かくいう私も人間関係で結構ストレスを感じながら仕事していました。 組織にもよると思いますが柔軟な考え方の人も居れば、古き風習を重んじている人も居ます。 古き風習を重んじている人にとって、組織内のルールは絶対であり、そのルールからはみ出るものはとことん距離を取ってきます。 一

          合理化よりも組織内のルール

          本日大事な用事がありますので、投稿をお休みいたします。 申し訳ございません。

          本日大事な用事がありますので、投稿をお休みいたします。 申し訳ございません。

          落ち込むときは落ち込めばいい。

          どうも、うさぎです。 アリストテレスが「人間は幸福になることが人生の目標」と言った。 ここから誤解が生じてしまったのだと思う。 幸福=人生の成功となってしまい、幸福以外の感情を排除しようとしている人があまりにも多いように感じる。 確かに幸せは必要だ。しかし100%幸福なんて在り得るだろうか。 幸福以外の感情を持たないなんてことはできない。 この誤解が、落ち込んでいる自分をさらに追い詰めることになっていると思う。 落ち込む時は落ち込んで良いのだ。 変に落ち込んでいる自分を「

          落ち込むときは落ち込めばいい。

          生きづらさの可視化

          なんとなく感じていた生きづらさ公務員で働いていたとき、なんとなく生きづらさをずっと感じていた。 朝起きるのもつらいし、仕事に向かうのも前向きになれない、メールが来るたびにビクビクしてなかなかメールを開くことができない。 結付の楽しみは食事と睡眠。たまに誘ってもらえる休日の予定ぐらい。 なんとなくつらいとは感じていたが、いったい何がつらいのか原因を突き止めるようなことはしてこなかった。 朝起きるのだって、誰だってつらいだろうし、仕事が楽しいと思えるのも一部の人だけだろうと思

          生きづらさの可視化

          目の前にある「今できること」

          どうも、うさぎです。 自信とは経験から得られる、自分にはできるという気持ち。 この根底には自己肯定感が深く関わっている。 自信は簡単に築くこともできるし崩れてしまうこともある。 できないことに直面した時、人は簡単に自信を喪失してしまう生き物だ。 私はうつ病になり立ち上がることも億劫になってなにもできない自分を嘆き、大きく自信を喪失した。 そこから現在まで這い上がってこれたのは、できることをひとつひとつ増やしていき、それを確かめるように頭の中でできたことを喜んできたからだ。

          目の前にある「今できること」

          誰かの期待に応えなくていい。

          どうも、うさぎです。 私は今、会社務めをしていない。 珈琲屋をやりたくて、公務員を辞めたわけだが、珈琲屋一本で食っていけると算段が会ったわけでもないのに、どうして辞めるという思い切った決断ができたのだろうかとふと思う。 私は両親が大好きだ。 両親の喜ぶ顔が見たくて、学生時代勉強を頑張ってきたような気がする。 特に強要された訳では無いが、両親はなにか頑張ると必ず褒めて認めてくれた。 特に父親は私に期待を寄せていたように思う。母親は特に何も言わずただただ応援してくれていた。

          誰かの期待に応えなくていい。