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生きづらさの可視化


なんとなく感じていた生きづらさ

公務員で働いていたとき、なんとなく生きづらさをずっと感じていた。
朝起きるのもつらいし、仕事に向かうのも前向きになれない、メールが来るたびにビクビクしてなかなかメールを開くことができない。
結付の楽しみは食事と睡眠。たまに誘ってもらえる休日の予定ぐらい。

なんとなくつらいとは感じていたが、いったい何がつらいのか原因を突き止めるようなことはしてこなかった。
朝起きるのだって、誰だってつらいだろうし、仕事が楽しいと思えるのも一部の人だけだろうと思って、おざなりにしてきた。

今、生きづらさを感じている方も、なんとなく感じているつらさの原因はおそらく一つではなく、複数の原因が複雑に絡み合って、解読困難なつらさへと変貌してしまって居るのだと思う。

実はこれ、放置すると危険です。
ある日突然、糸が切れたかのように何も感じなく成って、気力がわかなく成って、病院を受信すればなんらかの気分障害と診断されることが多いです。
一度病気になってしまうと回復するのに、時間がかかってしまいます。

なんとなく感じている生きづらさは自然と解消されることはありません。
きちんと向き合ってひとつひとつ紐解いていく必要があります。

とりあえず書き出してみる

ひとつひとつ紐解いていく簡単な方法としては、感じている生きづらさを全部書き出してみることです。
朝つらい。
ではなぜ朝がつらいのか。
どうすれば朝がつらくなくなるか。
といった具合に、感じているつらさとその原因、解決方法を書き出してみます。
全てが明瞭に書けなくてもいいです。
複雑に絡みあった生きづらさはそんなに単純なものではないからです。
他のつらさに覆われて、表面化していないつらさもあると思います。

思いついたつらさを全て書き出せたら、その解決方法を試してみます。
そして少し楽になれたなと思ったら、それを継続する。
それでもまだなんとなくつらさは感じていると思います。
後日また今感じているつらさをすべて書き出して、解決方法を試してみる。
これを繰り返します。

玉ねぎの皮をむくように、表面化しているつらさから順に解決していき、次に表面に現れたつらさを解決していく。
それを繰り返していく内に、だんだんと生きづらさは小さくなっていきます。

様々なハックを試してみる

つらさの解決方法が思いつかない場合は、世の中に溢れているハックを調べてみるのもいいと思います。
私が描いている記事もそうだし、ありがたいことに発達障害やグレーゾーンの方、定型発達の人、それぞれに合ったハックが世の中には溢れていますのでちょっと検索したら見つかると思います。

中には眉唾物もありますので、複数の情報を集めてみるとか、信頼できるサイトの情報にするとか、慎重にしたほうが良いと思います。
また、人によって合う合わないがあるので、鵜呑みにせず、盲信的にならず、試せるものから試してみるのがお勧めです。

発達障害に特化したものでなくても、ライフハック系は便利じゃん!って発見があるので、幅広く探してみると良いと思います。

それでもつらいなら

生きづらさを紐解いてみて、ひとつひとつ改善を重ねて、それでもやっぱりしんどい、原因が分からないって場合は、すでに気分障害に罹っている可能性が高いです。
心療内科などに相談に行ってみるのがいいと思います。
そこで病気じゃないと分かれば安心できますし、仮に病気だったとしても早期発見は早期回復に繋がります。
最近は初診が何ヶ月も先になってしまう病院も多いです。
ちょっと疑わしい場合は早めの行動が吉です。

病院に行ったほうが良いかどうかの判断を相談できる窓口なども、各自治体によってはあるし、そこから病院を紹介してもらうこともできますので、各自治体のホームページや役場の窓口に相談に行ってみるのもいいと思います。
以前住んでいた市ではNPOが病院を紹介してくれ、自分にあった病院に通うことができました。
そういった機関にも頼ってみましょう。

まとめ

なんとなく生きづらいと感じているのには原因が複雑に絡み合っていることが多いです。
なんとなく感じているつらさを放っておいても良くなることは少なく、悪化することが多いので放置せずひとつひとつ原因を探って改善していくことが大切だと思います。
ライフハック系はたくさん私も見てきて、使えるものからそうでもないものまで幅広く情報が出回っています。
自分にあった生活が楽になる方法がみつかりますように。

といったところで今回はここまで。
ありがとうございました。

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