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疲れとの付き合い方


発達障害は疲れやすい?

発達障害民は疲れやすいと言われています。
その原因は様々ですが、ここでは5つ紹介したいと思います。

情報を集めすぎてしまう

発達障害民は感覚過敏の方が多いです。
健常者なら気にならない音や光や匂いなどを察知してしまいます。その度脳が反応してしまうため、必要以上に脳が活動してしまうことに疲れの要因があります。
私も街なかに出かけると情報量が多すぎてすぐに疲れてしまいます。色付きのメガネをして目に入る光の量を減らしたり、ノイキャン機能のあるイヤフォンをして雑音を聞こえないようにしたりして対策しています。

周囲に適用しようと無理してしまう

発達障害民の中には普通に過ごさなきゃと思っている人も多いと思います。
自分の思うままに生活してしまうと周囲から浮き、環境に馴染めないなんてこともあり、その経験から周囲に馴染むよう自分を擬態している人も多いのではないでしょうか。
そうすることによって、やはり脳が必要以上に働いてしまい疲れてしまうことになります。
自分が自然体で居ても不自然ではない環境に身を置くことで一気に楽になったりするので、環境を見直して見るのも対策のひとつです。

集中しすぎる

発達障害民は過集中に入ってしまうことが多々あります。周りが見えなくなるほど集中してしまい、その分脳も体もエネルギーを消費してしまい気がつけばエネルギーが枯渇しているなんてこともしばしば。
アラーム機能などを使って、強制的に集中から開放されるように工夫することで多少はマシになります。

ドーパミン不足により、体が思うように動かない

発達障害民は脳の機能上、ドーパミンの量が圧倒的に少ないことが報告されています。
ドーパミンが少ないことで、なにかをやろうと考えても体が思うように動かず無理に動かそうとするので、余計にエネルギーを使ってしまうこともあります。
ゆっくりでいいと自分に言い聞かせて気軽にできることから始めて徐々に本当にしたい作業に移行していくタスクシフトがおすすめです。

疲れると脳がバグったように思考能力が落ちる

疲れが出てくると思考能力が著しく落ちたり判断能力が落ちて、余計な仕事を増やしてしまうこともあります。
ただでさえ疲れやすいのに余計な仕事をやっている余裕なんてありません。
単純に脳の疲労なので脳を休ませることが大事です。
一度トイレなどの個室にこもって目をつぶって耳栓などをし、あらゆる情報をシャットアウトしてみることで脳を休ませることができます。
また、チョコレートや飴など糖分を摂ることも有効です。
血糖値が下がると脳が働かなくなるので、甘いもので脳に栄養をあげましょう。

疲れのリズムを把握しよう

疲れやすい状況を把握することで、回避したり、疲れ始めに休憩を取ってバテてしまわないようにできます。
疲れやすいタイミングは人それぞれですが、1日の中で疲れやすい時間帯
、1週間の中で疲れやすい曜日、1ヶ月の中で疲れやすい日、1年の中で疲れやすい季節をそれぞれ把握することで、そろそろ疲れてくる頃だな休もうと判断することができます。
本当に疲れてしまうと、休む選択肢が何故か消えてしまうので、余裕のある時に休むタイミングを決めておくのがコツです。

私は、毎月、スケジュール帳に自分とデートする日を決めています。
このデートは何よりも優先順位が高く、他の予定を入れないようにしています。
自分とデートとは、自分に何がしたい?と問いかけて、本当にやりたいことを思う存分するようにしています。
思いっきり自分を労ることで、ストレス解消にもなりますし、疲れも取れるので、大事にしたい日です。

といったところで、今回はここまで。
ありがとうございました。

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