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仕事を続けるために1 体調管理

今の職場は、私にとって就職最長記録を更新し続けている場所だ。

学校を卒業したあと、2社で仕事をした。

でもどちらも半年未満で辞めている。

片方は職場のハードさに、私の未熟さが追いつかなかったから。もうひとつは、私の性格と仕事内容の波長が合わず、体力的・体調的にお手上げになったから。

今の職場は、私の学歴とか、経験とかまったく関係ない未知の世界だ。

まさか自分が食堂に勤務することになるとは、就活中ですら思ってなかった。ただ、家で料理をするのが好きだとか、食べるのが好きだとかいう話を支援員さんにしていたら、たまたまハローワークに求人があって、紹介された。

そんなご縁だから、就職する時とても緊張した。就職してからも、役に立てるだろうか、立っているのだろうか、嫌われてないだろうか、邪魔じゃないだろうか、「この新人使えない。次の更新ないなあ、、、」とか思われているのでは。

嫌な妄想じみた不安は、どんどん膨らむばかり。

私がこの職場に就職してから、心がけていることをいくつか書く。そのひとつは、仕事ノートと呼ぶ1日に1ページを使って毎日を記録すること。

1、体調管理
出勤前と帰宅してからの体調をマーク(〇△✕)でつける。△は、△と▲の間までに3段階があり、△は5種類ある。黒く塗りつぶされていくほどに、良くないマークとなっている。

人間は忘れやすい。特にその時の気分や、感じた体調はその日のうちに書いておかないと、後から思い出して書くことは難しい。

この体調マークは、まったく客観的ではない。完壁、主観的。客観的に書こうとも思ってない。だからこそ役に立つ。いつその悪いマークまで落ち込んだかを記録していくことで、どういう時に落ち込みやすいか、何がきっかけになって、その後の体調が変化しているのかを振り返ることができる。

暑い寒いの季節的なものか、人間関係的なものか、足が痛いなどのメンタルとは関係のない体調によるものか。簡単な理由コメントも添えておく。

2、睡眠時間を記録する
私は疲れてくると眠れなくなる。睡眠のリズムも崩れやすく、朝の早すぎる時間に起きたり、何度も途中で目が覚めたり。

何時に就寝し、起床は何時か、毎日書く。これはメモ程度。

3、目標を立てる
毎日の仕事で目指すことや目標を立てて書く。私は性格的に慌てやすい、焦りやすい、失敗ををいつまでも引きずりやすいので、具体的に何をどうするかを書く。

「アクリル板を昨日のメニューでハネがひどいだろうけど、きれいに拭きあげる。」とか、「あせらず、あわてず、ゆっくり、どうぞの心意気で頑張る」とか。「I can work it out.(なんとかなる)」とか、「I can make it.(やりとげられる)」とか、自分を鼓舞する言葉を使ったりもする。「所長に(または先輩に)勇気を出して、○○を質問する」とかの目標を立てることもある。

4、毎日の仕事内容を、できるだけこと細かに書く
就業時間内に行ったことを、一つ一つ書く。これはできるだけ客観的に。毎日のアクリル板拭きに、何分かかったかとかも書いている。

その日の提供メニューや、何食ほど提供したかも書く。食数が正確に分からなくても、大雑把にでも掴むことで、どのくらいの食数だと、どのくらいの疲労感があるかや、それによる体調の変化を、後から知ったり確認することができる。

私は疲れてくると記憶が飛ぶので、思い出せない=疲れすぎている、という指標にもなる。

5、メモ、コメント
4の隣に、できごとに対するメモや思ったことなどのコメントを書く。誰が何をして、何を思ったか。不安や、困ったこと、悩んでいること、できて嬉しかったこと。改善のために自分でできること、成長できたこと。所長や職場の先輩に聞くべきこと、考えたことを書き込む。仕事を良くするためのアイデア(鼻歌レパートリーや名言の類)や、目標に対する振り返りコメントも書く。

6、定着支援のページ
月に2回ある面談のためのページ。
2週間位の毎日の記録で、大事だと思ったことに、色鉛筆で線を引き、別のページを新たに作ってまとめる。

7、面談
ノートを使って、支援員さんと相談をし、困り事や上手くできて嬉しいことの報告をする。自分では忘れていることでも、指摘されて同じことを悩んでいたり、成長したことの確認ができたりする。

毎日これだけのノートを書くと、20-30分かかる。
でも、自分が何に躓き、何をきっかけに体調を悪くしているかを気付けるのは、私の場合とても重要なことだ。

仕事を続けられるかどうかだけではなくて、自分の生き死ににも関わる。

仕事を続けることは、簡単じゃない。日々、自分のことだけども、自分のことだからこそ、目を配ることができ、同時に目を配ることがとても大切。

就職して1年半が経ち、ノートはもうすぐ7冊目になる。

このノートの振り返りや、存在があって、自分の現在地が見えてきたりする。就労時間を増やそうかなとか。今は疲れていて、休む必要があるとか。

また体調を崩して、前と同じ失敗をして、仕事を辞めることになりたくない。

まずは自己管理。自分でできる最善のことをする。それが仕事ノート。

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