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若手人材採用について

どうも、斉藤 史朗です!

先日、リンクトンに知人よりメッセージが届きました。

内容は、自社グループの中途採用に関する悩みで特に"若手人材や若手エンジニア人材"の内定辞退は増えていて、困っているという相談でした。

コンサルとしてその会社を担当している訳でもなく、解決までは難しく、アドバイス程度にお伝えさせていただきました。その一部を備忘録としてここに残しておきます。

若手人材(エンジニア含む)の内定辞退が増えている!?

私は2009年前後から労働市場を現場を中心に見ていますが、若手人材の内定辞退は昔から一定数あります。

第二新卒社員などは、複数内定をもらう人が多く、カジュアルに転職活動をしている傾向があるので、内定複数獲得しても、転職の意思決定をしないというケースがあります。

なので、表現が適切ではないかもしれませんが、若手人材のグリップはなかなか難しいと言われます。

203年9月時点の求人倍率は、2018年前後の求人倍率が上がっており、徐々に採用難易度が高まってます。

DODAレポートでは、IT求人倍率10倍であり、求人数も求人倍率も右肩上がり。

一方、実は、転職希望者はあんまり増えていなくて・・・転職活動したが、結果自社に留まったというケースは増えているようですね。

となると、若手だけではなく、全世代で転職活動は浸透しているが、結果的に転職する人は増えていないということですね。

上記の点から、特定の会社だけではなく、全体的に内定辞退が増えていると思われます。

相談いただいた会社では下記も、要因ではあるかもしれません。

①内定ハードルを下げている
人材を確保するために、内定ハードルを下げ、候補者のグリップが出来ていなくても内定を出してしまっているのではないか。

一定内定まで出してプロセス評価を高めたい所ですが、カジュアルな転職活動者も増えているので、本当にこの人はウチに来てくれるのか?

その辺りを整理する選考とは別で人事面談や社員面談も挟んだ方が良いかもしれません。

②採用競合が多い(複数内定保持者が多い)
様々な会社が採用するようになっているので、欲しい人材の獲得競争が過激になっているかもしれません。

商社や金融機関など今まで中途採用に積極的ではなかった会社も採用始めています。

あらゆる手段や魅力をアピールする会社が増えている中で、接点の取り方や入社メリットを強化せず、前例を踏襲している会社はなかなか選ばれることはなく、厳しいと思います。

若手社員の就業意識についてか書かれたアンケートです!私の現場感覚と近い回答がありました。

<エンジニア若手人材の情報>
若手エンジニアに限った話ではないですが、志向性は変わってきていて、例えば、社格&名前で安心!雇用が守られる!という考えは変わってきております。

一般的なサラリーマン思考ではなく、アスリートのようなプロ社員に近い思考が増えてきています。

例えば、自身の開発環境において活用するツールを自身である程度選択できることや、自分で次のプロジェクトやキャリアを選択できる可能性が高いこと、そして、自分がやりたい事がかなえられる。

副業が出来、色んな興味に向き合える環境である、などを叶えてくれる会社に入社したいと考えているようです。

これが、プロ野球やプロサッカーでしたら、当たり前の考えて、終身雇用よりも限られたプロ生活の中で目標とする結果やキャリアを描けるか、実現できる環境なのか真剣にみていることが多いと思いますが、そういう発想を仕事でも考えている方が増えてそうだと思います。

余談ですが、今の新社会人は、転職サイト登録は増えていて、当たり前のツールになっているようですね。

今回記事作成にあたり参考になった「若手人材採用」関連の記事ですー!

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