つながり活動 〜 頑張る人とつながる 〜
職場のスタッフの1人が、
私に声をかけてくれた。
「 相談したいことがあります 」。
と言う。
スケジュールを合わせて、
2人で話す時間をとった。
相談内容とは、
「 自分は頑張っている。でも他のスタッフで頑張らない人がいる。
それが気になって仕方がないんです。人のことを気にして、
きつく言ってしまう自分も嫌なんです。 」
という内容。
その気持ちに寄り添う。
話を聴かせてもらうと、
相談してくれたスタッフは本当に毎日頑張ってくれている。
まず、そのことに拍手や感謝の気持ちを伝えたくなる。
それでもまずは話が途切れるまで、
時々、ツッコミを入れながら、
相談してくれたスタッフの話を聴かせてもらった。
私はカウンセラーなどの心理職ではない。
私にできることは、ただ寄り添うことだけだ。
それでも相談しにきてくれたのだから、
自分にできる全てのことをしたい。
まずは、相談してくれたスタッフの頑張りを讃える。
少し笑顔を見せてくれた。
次に、聴かせてもらったことで、
私が思ったことについて、
相談してくれた本人に了解を得て、
話をさせてもらった。
私も「 頑張るのが当たり前 」と思ってきた(思わされた?)世代。
「 そんなに頑張らなくてもいいよ! 」
「 そんなに自分を責めなくてもいいよ! 」
と言ってもらえたとしても、
「 そんな考えになれたら、もう少し楽に生きられるのにな〜 」
と素直に思うが、
そう簡単に自分をすぐに切り替えられるわけではない。
だから、
「 気になる相手のことは、教育の立場でもある私に任せてほしい
し、一緒に解決していきたい。 」
「 自分を少し大切にしてあげてほしい。気分転換できる何かを
1つでも自分にして、頑張る人は良い状態で現場にいてもらいたい。」
「 気分転換の1つに、私と話すことを選んでくれるのなら、
いつでも話を聴かせてほしい。 」
と、伝えさせてもらった。
「 聴いてもらって、よかったです、少しスッキリしました。 」
と、笑顔で言ってくれた。
話が終わった後、
スイーツの話などで少し盛り上がり、
持ってきてくれたカントリーマアムのクッキーを
一緒に食べて、
笑って別れた。
結局、
相談してきてくれたスタッフの困りごとを、
すぐに解決してあげられてはいない。
そんな働く現場になってしまっていることは、
教育を担当する私の責任でもある。
でも、諦めずに、
少しずつ解決に向かう努力をしていくのだが、
私は関わる全てのスタッフに、
「 寄り添い人 〜 ヨリソイビト 〜 」
でありたいと思っている。
自分にできることをしたい。
頑張る人とは一緒に仕事をしたい。
その中で互いに刺激し合いたい。
つながりを深めていきたい。
「 頑張る人とつながる 」。
また一緒に、カントリーマアムを食べようと思う。
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