何か適当なスコッチかバーボンを
2024/2/21〜2024/2/23
今回、滞在中の宿はマンションの一室だ。
キッチンとダイニングがあり、その他に4人部屋と8人部屋としてベッドが設置されている。
しかし昨夜こそ他にゲストがいたものの、今日は私以外に居らず、貸切状態だ。
その居心地の良さもあって、この日は外に出ることなく1日中ダラダラと過ごした。
いや、正直に言おう
私は今
ちょっと飽きてきている
もうそろそろ旅も12ヶ月目に入ろうという中、最近は何を見ても感動が薄い。
初期の頃の様な、目に映る全ての情景。
それだけではない。
バイクや車の異常なクラクション、焼けつく様な陽射し。
毎日飲んでいた激安で新鮮なマンゴージュースの味、パクチーの匂いなど…。
良くも悪くも、常に刺激的だったのだが…。
北マケドニア、スコピエが魅力の無い所だとは思わない。
これが仮に1ヵ国目ならば、それは相当な衝撃だったのかもしれない。
しかし、旅を続けて一年近く。
最早それ自体が日常であり、今後も同じ事を繰り返していては、沸き立つような感情の昂りを得る事は難しいのかもしれない。
そろそろ
何か工夫が必要な時期にきているようだ
たぶん
それも含めて旅なんですよ!笑
旅仲間からのメッセージ
次に私が行く国について相談していたところ、不意に送られてきたその言葉にハッとさせられ、そして安心した。
『そうだよな、これも含めてだよな』
彼は今ボリビアにいて、旅は終盤に差し掛かっている。
一年間の世界一周を終えて帰国した暁には、卵かけご飯を食べたいのだそうだ。
私は帰国が見えた時に
何処で何を思うだろうか
とりあえず
何か適当なスコッチかバーボンを
ロックで飲みたい
そんな事を考える気がする
意外と感慨深くはならないとも思うが
まだわからない
北マケドニア5日目の夜
見えない帰国の日を想像しながら
激安のワインボトルを空けた
そして今
もう一本買いに行こうかと悩んでいる
2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。